【京王杯スプリングC】判定ハナ差の大激戦!昨年2着ウインマーベルがわずかに凌ぎ優勝


5月11日(土)、2回東京7日目11Rで第69回京王杯スプリングC(G2)(芝1400m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の1番人気・ウインマーベル(牡5、美浦・深山厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:19.7(良)。

2着にはハナ差で2番人気・レッドモンレーヴ(牡5、美浦・蛯名厩舎)、3着には2馬身差で8番人気・スズハローム(牡4、栗東・牧田厩舎)が続いて入線した。

勝ったウインマーベルは馬主は株式会社ウイン、生産者は新冠町のコスモヴューファーム

1着 ウインマーベル(松山弘平騎手)
「2着馬に一回交わされましたが、差し返しました。スタートも出て、馬を見ながら良いポジションでレースが出来ましたし、手応えがあって、追ってからも反応が良かったです。2着馬の方がキレがありましたが、強い競馬をして、馬がしっかり最後まで頑張ってくれました。

去年は悔しい思いをしましたが、とても成長を感じたし、今後も楽しみな馬。オーナーと相談してから決めると思いますが、次もやってくれると期待しています」

2着 レッドモンレーヴ(横山和生騎手)
「前回の負けを引きずらず、良い内容で競馬をしてくれました」

3着 スズハローム(鮫島克駿騎手)
「少し神経質なところがある馬で、栗東にいるときは厩舎スタッフがうまく調整してくれています。二走前の中山で崩れた時の失敗を踏まえて、美浦に滞在を決めました。僕も火曜から一緒に付きっきりで調整して、今回は良い状態で出走できました。チャレンジの意味合いもありましたが、次につながる競馬になったと思います」

4着 ダノンスコーピオン(戸崎圭太騎手)
「最近結果が出ていませんでしたが、今日は4着。頑張ってくれました。復調の気配を見せてくれたし、ここを使って一段上がるような雰囲気があります。乗り味も筋肉の質も本当に良いので、これから復活してくれたらと思います」

5着 リュミエールノワル(川田将雅騎手)
「初めての重賞挑戦で枠も良く、とてもスムーズな競馬をしてくれました。最後までしっかり頑張って、5着に来てくれています」

6着 トウシンマカオ(菅原明良騎手)
「早めに動きたいタイプの馬なので、最内枠だときつかったです。右回りだとクセがないですが、左回りだと外に張ったり、バランスを取りきれていませんでした。その分ハミに頼ってかかり気味に。得意ではない東京の1400mでは持ち味を活かせませんでした」

  • ウインマーベル
  • (牡5、美浦・深山厩舎)
  • 父:アイルハヴアナザー
  • 母:コスモマーベラス
  • 母父:フジキセキ
  • 通算成績:23戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 24年阪急杯(G3)
  • 23年阪神カップ(G2)
  • 22年葵ステークス(G3)

ウインマーベル
ウインマーベル

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