【京王杯SC】サンカルロ「今までの年とは違う結果を」

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9日、土曜東京11レース・京王杯スプリングカップ(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、高松宮記念2着のサンカルロ(牡6、美浦・大久保洋厩舎)は、坂路コースで追われ、4F52.8-36.5-23.7-11.6をマークした。

追い切りに関して、大久保洋吉調教師
「元々調教駆けするので、時計は特に問題ありません。調教で動くので、やり過ぎず足りな過ぎずで微妙な調整になりますが、今日も、終いは馬なりの形で時計を出していますし、この馬らしい動きをしています。ジョッキーも良い感触を掴んでいるでしょうし、かなり期待できると思います」とコメント。

「前走は、あの馬らしい競馬をしましたが、非常に残念なことにあともう少し届きませんでした。非常に順調にレースが出来たので、レース後は思ったほどダメージもなく、ほとんど休まずに調教をしています。高松宮記念はG1で、当然、目一杯にちかい状態まで仕上がっていたので、それを維持しようというかたちで調整を進めてきました。
以前はいろいろと体のどこかが痛いという状況でしたが、最近は体調が安定してきました。そういう成長した部分があるので、今年は今までの年とは違う結果を得られるのでは、と思っています。東京の1400という舞台は、その時々の馬の体調などもあるかもしれませんが、これまで思ったよりも結果が出ていないのはどうしてか、という思いです。これまでレース前日に移動して、一晩泊まってから競馬に行って良い結果が出ているので、今回は東京競馬場への前日輸送を試してみます。
新馬でも勝っていて、東京コースが合わないことはないと思いますし、1400は一番勝っている条件なので、楽しみです。折り合いに難しさがあって、東京マイルと1400は流れが速くならずに、苦労をしてきました。今回も競馬ではそこが一番のポイントになると思います。結果によっては安田記念も視野に入れているので、ここで良い結果を出してくれるように期待しています」と意気込みを語る。