【ヴィクトリアM】オールザットジャズ「マイルがポイント」

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9日(水)、栗東トレセンで行われたオールザットジャズ(牝4、栗東・角居厩舎)に騎乗する藤岡佑介騎手ヴィクトリアマイル(G1)共同会見は以下の通り。

-:まずは、前走のレース、福島牝馬S、鮮やかな勝利でしたけども、レース振り返ってどんな印象をお持ちでしょうか?

佑:理想どおりの競馬で非常に良い内容のレースだったと思います。

-:そして、その前、前々走ですが、スタート直後の不利というのもありましたが、やや後ろのほうから行って最後良い脚を使いましたけれども、非常に対照的なレースでしたが、この時のレース、振り返ってどうですか?

佑:少し課題も残しましたけど、改めて能力の高さを確認できたレースで、それが前走に生きたっていうのもあったので。収穫はたくさんあったレースでしたね。

-:いろいろ手の内に入れるに十分なこのふたつのレースだったんですが、その中間も追い切り1回乗られたそうですけど、その時はどういった動きだったか教えて下さい。

佑:変わらず順調に来ていますし、前走でも非常に良い仕上がりだったので、好状態をキープしてくれてるなという感触でした。

-:そして今日の最終的な追い切りなんですが、先生からはどういった指示がございましたか?

佑:マイル戦ということもあって、馬を少し怒らせながら、究極まで弓を引き絞るような感じで乗ってくれっていうふうに指示されてました。

-:そして、その動きの評価、手綱から伝わってくる手応え、教えて下さい。

佑:非常に活気があって、「走りたい」っていうふうに思っているって印象を受けたので、すごく状態としてはいいと思います。

-:そしてこれまで藤岡ジョッキーは1800を2回、いずれもコーナー4回の競馬に騎乗されました。この馬でコーナー2回のレースに臨む、何かイメージありましたら教えて下さい。

佑:すごく操縦性が高くて、コーナー4つの競馬で、競馬の巧さを武器にするタイプの馬だと思うので、正直マイル戦がどうかというところはあるのですが、その辺は良いステップを踏めたっていうことと、マイル戦に向けて厩舎サイドが馬を作ってくれているというところもあるので、対応してくれるんじゃないかなと思っています。

-:やはりこの馬は、マイルと言うのがひとつの大きなポイントになりそうですか?

佑:そうですね、ハイ。

-:そして、この馬、重と良馬場で非常に対照的な馬場でレースをされましたけども、それぞれの馬場への対応、特に重への対応というのは、特に前々走で何か感じたものありましたら教えて下さい。

佑:重馬場の中でもあれだけ切れる脚を使ってくれましたし、他馬との比較という意味では非常に優秀な部類じゃないかと思うので。走りのバランスがいいので、あまりノメるようなことも無いですし、特に馬場状態は気にはしてません。

-:じゃあ後は本当にタフな東京マイルにどう対応するか、それだけのようですね?

佑:そうですね、もういかに良い手応えで4コーナー回ってこれるかだと思うので、脚が溜まっていれば、もう十分突き抜けてくれるだけの馬だと思っています。

-:藤岡ジョッキーが乗った2戦から何か勢いがついた感じがしますけれども、それではレースに向けてファンの方への豊富、一言頂けますでしょうか?

佑:ハイ。非常に勢いありますし、十分チャンスがあると思うので皆さんも応援してください。