【オークス】ハープスター 川田将雅騎手一問一答

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21日、オークス(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。ハープスター(牝3、栗東・松田博厩舎)は助手を背にCWコースで、ユニバーサルバンクとの併せ馬。6F83.3-67.2-52.1-38.2-12.1秒を記録し、一杯に追われた僚馬を相手に余裕十分の先着を果たしている。

桜花賞後は追い切りに跨っていない川田将雅騎手。「普段どおり大人しく見せていたり、急にワガママをしたり、という姿を見てはいますけど、いつも通りかな」と中間の様子を語った。

最大のライバル・レッドリヴェールの不出走により、一強ムード濃厚のオークス。果たしてハープスターに死角は存在するのか。競馬ラボでは川田将雅騎手への独占インタビューを5月22日(木)に公開!コチラも併せてお楽しみいただきたい。

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【オークス】ハープスター・松田博師「この馬は特に抜けている」
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●「いつも通りに“リズム良く”」

5月25日(日)に行われるオークス(G1)に出走予定のハープスターに騎乗する川田将雅騎手の一問一答は以下の通り。

-:桜花賞は圧巻のレースぶりでした。改めて、どう振り返られますか?

川田将雅騎手:あの子のリズムで競馬をして、それがあの位置でしたし、あの脚を使ってくれたというところだと思います。

-:大きなプレッシャーを乗り越えての勝利でした。あの1勝というのは、川田騎手にとっても価値のあるものだと思いますが。

川:僕個人のことを思えば、非常に良い経験をさせてもらったと思います。ただ何よりも、あの子がG1馬になれたということが、あのレースで一番大きな収穫だと思います。

-:この中間は追い切りには乗られていないということですが、馬を見ての印象というのは何かございますか?

川:特にないですね。普段どおり大人しく見せていたり、急にワガママをしたり、という姿を見てはいますけど、いつも通りかなと思っています。

-:いつも通りの状態で迎える桜花賞からオークスへ。今回は2400mという距離になりますが、この距離に関してはどのように考えてますか?

川:この時期の女の子で2400mが得意な子というのは、そうそう居ないと思います。この子もまだ1600mまでしか走ったことは無いですから、そこはどうか分からないですけど、ただ、絶対的な能力は高いですから、それで補ってくれると思ってます。


-:乗るにあたって、こういうところを気をつけようと、特に考えているところなどありますか?

川:いつも通りに「リズム良く」。それだけですね。

-:ここ2週、マイルの芝で逃げ切り勝ちが続いてますが、後ろから行くタイプとしてどう考えてますか?

川:馬場のことを思っても、どうこうできる子ではないので、何よりも、この子が気持ちよく走れさえすれば、それでいいと思ってます。

-:桜花賞の前にはこの共同会見の場で、「ハープスターがどんな能力を発揮してくれるか、自分でも楽しみにしている」というお話があったと思うのですが、G1馬になって挑む今、どんな気持ちですか?

川:桜花賞においても目一杯走ったという訳ではでないので、乗っている感覚からすれば、もっと動けそうな雰囲気はあります。距離は延びますけど、今回どれだけの競馬ができるのか、改めて非常に楽しみです。

-:その「楽しみにしている」という気持ちはファンの方々も一緒だと思います。是非、ファンの皆様へオークスへの意気込みを伝えて頂けますか?

川:非常にファンの多い子だと思いますし、あれだけ印象的な競馬をしてますから、今回もこの子なりに頑張ってくれると思うので、また応援してもらえたらいいなと思います。