【ダービー】ショウナンラグーン 師弟で挑む最後の祭典へ!

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28日、日曜東京10レース・日本ダービー(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、青葉賞1着のショウナンラグーン(牡3、美浦・大久洋厩舎)は、吉田豊騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.1-66.6-52.2-38.3-12.6秒をマークした。

【吉田豊騎手のコメント】
「前走は距離が2400に延びて良い面が出てくれると思っていましたが、その通り上手に走ってくれましたし、最後まで伸びて結果もついてきてくれて良かったです。相手なりに走るところがあって、最後に少し足りない競馬が続いていましたが、青葉賞ではキッチリ差してくれました。まだ緩さのある馬で、これからしっかりしてくるところだと思いますが、2歳時に比べて気性面は成長したなと思います。競馬がしやすいですし、上手く折り合って終いに伸びてきてくれるところがこの馬の長所です。

今回はメンバーが強くなりますが、前走と同じ舞台なので自分の競馬をしてどこまで迫れるかという感じです。前走同様スタンド前からのスタートになりますが、今回は声援が全く違うと思うので、イレ込まないように上手く誘導してあげたいと思います。この馬の祖母のドーベルにも母のシャレードにも乗っていて、そういう馬の子で大きな舞台に出ることを夢見ていたので本当に嬉しいです。大久保先生や大久保厩舎スタッフと臨む最後のダービーなので、本当に悔いの残らないように頑張りたいと思います」

【大久保洋吉調教師のコメント】
「青葉賞前に500万で勝ち切れない競馬が続いて歯がゆい思いをしていましたし、ダービーに向けて青葉賞で良い競馬をしなければ仕方ないなと思っていました。ペースが少し遅くて先行馬有利の競馬でしたが、抑えていく競馬も板についてきて折り合いも良く、直線もラスト1ハロンで左手前に替えたときにまた伸びて、上手く差し切ってくれました。やはり長い距離は合うと思いました。元々トモに緩さがあってあまり慌てずにやろうと思っていましたし、ここまで詰めて使ってきていないので、消耗はほとんどないと言っていいと思います。1週前追い切りは、九分ちょっとの強めの感じでやって反応も良かったので、今週はあまりやらなくていいなという予定でした。その通りの調教が出来たと思います。

前走でも一番切れる脚を使ったように、この馬の良さは終いの脚だと思うので、それが生きる競馬が出来ればと思います。この馬の母や祖母の縁もあるので、どうにかウチでやりたいという思いがありました。乗り役も、祖母のメジロドーベルに競馬を教わったというところもあるでしょうから、当然この馬に対する思いは強いと思います。この社会では、ダービーに一番勝ちたいと思っている人がほとんどだと思いますし、最後の年でそういうレースに出られることは幸せだと思っています」

≪関連リンク≫
【オリジナルインタビュー】
:吉田豊騎手への独占インタビューはコチラ!

【日本ダービーPHOTOパドック】
:ショウナンラグーンら有力馬の立ち写真を掲載。過去との比較も可能。

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