【小倉記念】1週前 マーティンボロ頓挫明けも「ここまでは順調」

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30日、小倉記念(G3)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。マーティンボロ(牡5、栗東・友道厩舎)は藤岡佑介騎手を背にCWコースで併せ馬を敢行。半マイルを過ぎてグングン加速すると、終いは一杯に追われて6F82.0-66.0-52.4-38.8-12.4秒を記録。1秒以上先行した僚馬レッドフォーチュンにクビ差まで詰め寄った。

今年2月にオープン入りを果たすと、その次走となった中日新聞杯では初の重賞挑戦ながらも見事に優勝。更なる連勝を狙ってエプソムCにエントリーしたが、出馬表にマーティンボロの名前は無かった。

「前走後は短期放牧を挟んでエプソムCを目標にしていたんだけど、その週に左飛節が腫れてね。無理をせず放牧に出して、小倉記念を目標に切り替えて調整をしてきました」と友道康夫調教師がその経緯を語る。

一頓挫を挟んだが、陣営のムードは明るい。「ここまでは順調にきていますよ。去年の秋からメキメキと力をつけている。8月の遅生まれだったし、このタイミングで成長、充実してきたんだろうね」と好調の理由を分析。

夏の小倉開催には3年連続の参戦だ。「小倉は3勝してるように相性がいい。ハンデもそれほど重くならないと思うしね」と馴染みの舞台で改めて重賞連勝を目論む。