アドマイヤガストが差し切りV 良血ビクトリーは3着…札幌新馬

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14年8月3日(日)、1回札幌4日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、福永 祐一騎手騎乗の3番人気・アドマイヤガスト(牡2、栗東・松田博厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.2(良)。

2着にはハナ差で2番人気・マイネルプロンプト(牡2、美浦・田島俊厩舎)、3着には1番人気・トーセンビクトリー(牝2、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

ジャストフォーユーがハナを切り、トーセンビクトリー、マイネルプロンプトも差がなく続き、その後ろにジェイケイライアン、アドマイヤガストら。ゆったりとしたペースで流れ、馬群も固まったままで推移。向こう正面でバトルイイジャンがマクっていき、先頭集団に取り付くと、アドマイヤガストも前進。4角からはコスモムルジム、ゼットスマイルも外から押し上げ、一団で直線を向く。

しかし、先頭集団の手応えが優勢で、マイネルプロンプトが抜け出したところに、トーセンビクトリー、アドマイヤガスト、バトルイイジャンも応酬。マイネルプロンプトが内を締めた際に、トーセンビクトリーのスペースが狭くなるシーンもあったが、脚色が際立ったアドマイヤガストがゴール前で差し切りを決めた。トーセンビクトリーも挽回を図ったが、そこからがジリっぽく、3着に終わった。

勝ったアドマイヤガストは2012年のセレクトセールで3150万円で落札された期待馬。半兄には現役オープン馬のノーステアがいる。
馬主は近藤 利一氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+突風」。

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アドマイヤガスト
(牡2、栗東・松田博厩舎)
父:チチカステナンゴ
母:ムガール
母父:Silver Hawk






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