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ゴールドシップ10着も優等生の競馬に安堵「有馬を使えない可能性も…」
2015/11/29(日)
●11月29日(日) 5回東京9日目11R 第35回ジャパンカップ(G1)(芝2400m)GⅠ6勝馬・ゴールドシップ(牡6、栗東・須貝尚厩舎)は宝塚記念15着以来の実戦。久々にも関わらず2番人気の支持を集めたが、直線で伸びを欠き10着に敗れた。
前走の宝塚記念ではスタートで大出遅れを喫しており、中間にはゲート再審査も課せられた。その気性面の問題を考慮してか、パドックも返し馬も他馬から切り離されるように最初に行われ、再審査の影響もありゲート入りも1番乗り。スムーズにゲートに収まる姿がターフビジョンに映しだされると、場内からは大歓声があがった。
前走とは違い問題なくゲートを出たが、行き脚がつかないのはいつものこと。馬の気に任せて後方にポジションをとると、3コーナーで大外から進出を開始。一瞬、全盛期のような一捲りが決まるかという脚を見せたが、直線ではジワジワとしか伸びず、10着という結果に終わった。
レース後に須貝尚介調教師は「1コーナーで前がごちゃごちゃしていたから後方へ。ゲートを出たことは次に繋がる。もしここでゲートを出なかったら(引退レースの)有馬記念を使えない可能性もあったからね」と、まずは無事にゲートを出たことに胸を撫で下ろしていた。
ラストランとなる次走の有馬記念は、12年に勝利を挙げ、13、14年と連続で3着に好走している得意舞台。ファン投票の中間発表でも第1位の支持を集めているように、その破天荒なレースぶりに魅了されたファンも非常に多い。須貝師は「次に向けて、残り一戦をみんなで何としても頑張ります」と、改めて気合いを入れ直した。記録にも記憶にも残る『芦毛の怪物』が、最後にどんな走りを見せてくれるか注目して見守りたい。
【横山典弘騎手のコメント】
「落ち着いていましたし、普通にゲートを出てくれました。調教師からも『マクる競馬はしないでくれ』と言われていたが、前がごちゃごちゃしていたし、ペースも落ち着いたので早めに動いて行きました。直線は思ったほど伸びなかったが、馬具を外したことや左回りは関係ないと思いますよ」
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