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【きさらぎ賞】カツジ力強くラスト11.8秒 ダノンマジェスティも軽快に登坂
2018/1/31(水)
12秒を切る上がりを叩き出したカツジ
31日、きさらぎ賞(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
●前走、デイリー杯2歳S2着のカツジ(牡3、栗東・池添兼厩舎)は、松山弘平騎手を背にCWコースで終い強めに追われ、6F85.3-67.9-52.6-38.5-11.8秒をマークした。
「先週に併せ馬でしっかり追ってるからね。今週は単走で反応を確かめる程度で。いい動きだったよ。フレグモーネで朝日杯FSをパスして在厩して調整してきた。レース間隔はあいたけど、態勢は整ってきてるよ。今から思うと、フレグモーネの症状が出たのも、目に見えない疲れがあったからじゃないかな。いい休養になったと思う。折り合いもつくし、距離もこなしてくれると思う。今回の内容で色々と見えてくるんじゃないか」
●前走、12月24日の新馬戦を快勝したダノンマジェスティ(牡3、栗東・音無厩舎)は、松若風馬騎手を背に坂路に追われ、4F51.1-37.8-24.8-12.5秒をマークした。
「まだ左右のバランスがとれていなくて、自分のスピードに体がついていけてないんですよ。ただ、そんな状態でも新馬戦を勝ってくれましたし、やっぱり楽しみにさせてくれる馬です。まだ成長途上の段階ですが、今回はリングハミへ換えていくし、一度使ったことでいくらか中身もしっかりしてきてる。2戦目、重賞挑戦でどんな走りができるか楽しみですよ」
●前走、1月14日の新馬戦を勝ったニホンピロタイド(牡3、栗東・大橋厩舎)は、松若風馬騎手を背に坂路に追われ、4F51.8-38.1-24.7-12.5秒をマークした。
「使ったばかりだからね。今週はサッとやる程度で十分。順調だよ。調教はやれば動く馬だし、デビュー戦も内心、楽しみにしてたんだ。ハナにもいけそうなスピードだったけど、無理せず好位で収まりもついた。いいセンスをしてる。重賞のメンバーでどのぐらいやれるか。ま、1勝馬も多いし、力試しにはもってこいだろ。そんなにヒケはとらないと思う」
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