【桜花賞】出走馬格付けバトル!混戦ムードも頭ひとつ抜けたアスコリピチェーノ

昨年は後の三冠牝馬リバティアイランドが差し切り勝ち

昨年は後の三冠牝馬リバティアイランドが差し切り勝ち


毎週日曜のレース終了後にお届けしている次週重賞の攻略ポイントが、装いを新たにリニューアル!

今回は4月7日(日)に行われる桜花賞(G1、阪神芝1600m)を「格」、「距離適性」、「阪神芝1600m(重賞)種牡馬実績」の3項目にスポットを当てて、注目馬をピックアップしていきます。

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼格トップ3

1位 アスコリピチェーノ(5P)
→阪神JF(G1)1着、新潟2歳S(G3)1着

2位 コラソンビート(3P)
→京王杯2歳S(G2)1着、フィリーズR(G2)2着、阪神JF(G1)3着

3位 ステレンボッシュ(1P)
→阪神JF(G1)2着

格部門1位はメンバー唯一のG1馬で、阪神ジュベナイルF勝ちを含む重賞2勝を挙げている最優秀2歳牝馬アスコリピチェーノ。2位はG2京王杯2歳S1着など阪神ジュベナイルFでも接戦を演じたコラソンビートがランクイン。

また3位ステレンボッシュは重賞実績が阪神ジュベナイルF2着のみながら、G2チューリップ賞1着スウィープフィートとはG1での直接対決で先着。G2フィリーズレビュー勝ち馬エトヴプレは実績面で強調できないため、ステレンボッシュを上位に取りました。

▼距離適性トップ3

1位 イフェイオン(5P)
→[2-0-1-0]複勝率100%

2位 ステレンボッシュ(3P)
→[1-2-0-0]連対率100%

3位 コラソンビート(1P)
→[1-2-0-0]連対率100%

【参考】
アスコリピチェーノ
[2-0-0-0]勝率100%
※レース数が集計対象未満のためランク外

距離適性1位にはデビュー3戦全て1600mに出走、G3フェアリーS1着を含む複勝率100%のイフェイオン。1着数で僅差2位に阪神ジュベナイルF2着ステレンボッシュ。3位は1600mに転向後は3戦オール馬券内のテウメッサという結果に。

なお阪神ジュベナイルF1着、新潟2歳S1着アスコリピチェーノは、新馬戦が東京芝1400m1着。レース数が集計対象の3戦に満たないためランク外としました。

▼阪神芝1600m(重賞)種牡馬実績トップ3

1位 アスコリピチェーノ(5P)
→ダイワメジャー産駒

1位 ボンドガール(5P)
→ダイワメジャー産駒

3位 ハワイアンティアレ(1P)
→ロードカナロア産駒

キャリアの浅い3歳牝馬の限定戦とあって、通常の格付けバトルにおける「阪神コース実績」では集計対象の3戦に満たない馬が続出。そこで今回は「阪神芝1600m(重賞)種牡馬実績」と題して、血統面から大舞台の適性を探っていきます。

今年の桜花賞に産駒が出走する種牡馬のうち、過去3年の阪神芝1600m重賞における実績トップは[3-1-0-7]連対率36.4%のダイワメジャー。また同産駒は特に桜花賞と相性抜群で、集計期間より以前ではありますが2017年1着レーヌミノル(8人気)、19年2着シゲルピンクダイヤ(7人気)なども活躍しています。

穴候補は[2-4-5-19]複勝率36.7%のロードカナロア産駒。23年阪神牝馬S2着サブライムアンセム(10人気)など人気薄の活躍も目立ち、桜花賞に出走を予定している唯一の産駒ハワイアンティアレも、前走同舞台のチューリップ賞では15番人気で3着に激走しました。

▼総合トップ5

1位 アスコリピチェーノ(10P)
2位 イフェイオン(5P)
2位 ボンドガール(5P)
4位 コラソンビート(4P)
4位 ステレンボッシュ(4P)

総合1位は2部門を制したアスコリピチェーノ。また距離適性部門も集計対象の3戦に満たなかったに過ぎず重賞2戦2戦と勝率100%です。今年の桜花賞は混戦模様も格付けチェックでは頭ひとつ抜けた存在で、人気が割れるようであれば絶好の狙い目となります!