【中山GJ】「辞めないで良かった」柴田大知騎手が悲願のG1制覇!

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11年7月2日(土)、3回中山5日目11Rで第13回 中山グランドジャンプ(GⅠ)(障4260m)が行なわれ、柴田 大知騎手騎乗の2番人気・マイネルネオスが優勝。勝ちタイムは4:51.6(良)。

2着には1.1/4馬身差で5番人気・メルシーエイタイム(牡9、栗東・武宏厩舎)、3着には8番人気・タカラボス(牡7、美浦・高橋博厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたオープンガーデンは4着に敗れた。
なお、ハナをきっていたメジロラフィキは最終障害で落馬競走中止。スズカスペンサーも競走を中止している。

勝ったマイネルネオスは、平地時代に準オープンまで登り詰めたが、09年に障害入り。昨年末も中山大障害で3着に食い込んでいたが、重賞は初勝利がJG1制覇となった。
同馬はきょうだいにマイネヌーヴェル、マイネルチャールズ、マイネルアワグラスと重賞ウィナーがいる血統。 馬主は株式会社 サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者はビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「冠名+新しい(ギリシャ語)」。

この勝利で騎乗していた柴田大知騎手は、平地を含めG1初勝利。つい先月には東京JSで、デビュー2年目以来となる重賞勝利を挙げたばかりだったが、昨年から、再び乗鞍と勝ち星を挙げている。
マイネルネオスを管理する稲葉隆一調教師は、マイネルネオスの弟でもあるマイネルチャールズも管理していたが、G1レースは98年のスプリンターズS以来の勝ち星。重賞勝利は3年振りのこと。

【柴田大知騎手のコメント】
「障害を乗り出して、なかなか勝てず、この前(6月の東京ジャンプS)、初めて重賞を勝たせてもらいましたが、まさかG1を勝てるとは思いませんでしたし、1勝も出来ない年がありましたけど、騎手を辞めないで良かったです。
今日は、馬が必ずしっかり飛んでくれるので、マイネルネオスを信頼するだけで、僕がすることはありませんでした。大障害は少し躊躇していたので、気合いをつけながら行きました。前と離されても、脚を使ってくれる馬なので、必死で追いました。
直線で内から外に出していなければ、落馬の影響を受けていたかもしれませんし、最後まで勝負は分かりませんでした。こんなに良い馬に巡り会えて幸せです。馬は8歳ですがまだ若いので、これからも応援してください」

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マイネルネオス
(牡8、美浦・稲葉厩舎)
父:ステイゴールド
母:マイネプリテンダー
母父:Zabeel
通算成績:43戦8勝

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