「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 5月11日 東京11R 京王杯スプリングC(G2)
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本命馬◎レッドモンレーヴ(2人気) 2着
2年続けて自信の本命推奨!
- 5月5日 東京11R NHKマイルC(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
【セントライト記念】全ては相手探し
2016/9/17(土)
日曜中山11R セントライト記念(G2)(芝2200m)
◎本命馬 |
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④ディーマジェスティ 牡3、美浦・二ノ宮厩舎、蛯名騎手 |
何をいまさら大仰にこの馬を本命という理由を並べたてる必要があろうか。トライアルは実績馬を疑うのが常とはいえ、他の馬との力量差が大きすぎるし、春の2冠のパフォーマンスが高い。
過去10年の内、新潟施行の2014年を除くと、ダービー3着以内馬の成績は、2頭出走してフェノーメノの1勝、去年のサトノラーゼンの着外と極端な結果。神戸新聞杯に回ることが多いのがサンプルの少ない理由だが、ダービー4着以内に広げても、関東馬なら大丈夫といえる結果になっている。中山で強い競馬をしている点もケチのつけようがなく、素直に従いたい。
$お宝馬 |
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⑫ステイパーシスト |
上がり馬が3着以内に入った場合は、圧倒的に新潟組だ。この10年でも10頭を数える。その中からこの馬を選ぶ理由は「父ステイゴールド」。産駒は2011、12年1着、15年3着となっている。
相手上位は①メートルダール、⑩ゼーヴィント。最後までお宝馬指名をどちらにするか迷ったもう1頭、⑦ネイチャーレット。押さえで⑥キークラッカー、⑪ノーブルマーズ。
※水上学氏によるローズSの予想は「メガ盛り競馬新聞」でご覧ください!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。