オルフェーヴルが世界6位に…ワールドサラブレッドランキング

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IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ワールドサラブレッドランキング」が発表された。

今回の発表は、2012年1月1日~7月1日までに施行された世界の主要レースを対象で、新たに英ダービー、ロイヤルアスコット開催などが含まれる。レーティング上位50頭ということで、119ポンド以上の馬が対象となっている。

ランキングトップは、クイーンアンステークスを11馬身という大差をつけて圧勝したフランケル(140ポンド)で、引き続き首位の座を守った。レーティングは前回より更に2ポンドアップした。これは2004年のワールドサラブレッドランキング創設以降、最高のレーティングとなる。

また、1977年に国際レーティングが公式に発表されて以降、140ポンド以上の評価を受けた馬は、1978年のアレッジド(140ポンド)、1981年のシャーガー(140ポンド)、1986年のダンシングブレーヴ(141ポンド)の3頭しかおらず、フランケルは4頭目になる。同馬はデビューからの連勝を11に伸ばした。

第2位は、ライトニングステークスを勝ったブラックキャビア(130ポンド)で、デビューからの連勝は22となっている。第3位は、ガネー賞を勝ったシリュスデゼーグル(128ポンド)。ケンタッキーダービーとプリークネスステークスを勝ったアイルハヴアナザーとドバイワールドカップを圧勝したモンテロッソが126ポンドで第4位に並んでおり、1位から4位までは前回と変わらない。

日本調教馬は3頭が掲載され、宝塚記念を勝ったオルフェーヴルが125ポンドで第6位タイ、香港のクイーンエリザベスII世カップを勝ったルーラーシップは123ポンドで第16位タイ、日経新春杯1着のトゥザグローリーが120ポンドで第31位タイとなっている。