大外強襲!モンドアルジェンテが差し切りV…中山新馬

12月28日(日)、4回中山8日目2Rで2歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、W.ビュイック騎手騎乗の3番人気・モンドアルジェンテ(牡2、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:57.9(良)。

2着には半馬身差で5番人気・タマノブリュネット(牝2、美浦・高柳厩舎)、3着にはクビ差で12番人気・ユアザイオン(牝2、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレサンシエル(牡2、美浦・国枝厩舎)は8着に敗れた。

キングランナー、プリサイスギフトの2頭が好スタートから先頭に立ち、デストリーライズ、レイズユアハンズ、レサンシエルなどが追走。道中では1枠の2頭が並んでレースを先導し、緩やかな流れに。出遅れたアポロパトリックが暴走気味に3番手まで押し上げる。馬群が固まったまま4コーナーの入り口を迎えると、タマノブリュネットがマクって先頭集団に外から並びかけ、直線を向くと先頭に立つ。そのまま押し切りを図るが、中団前目から直線で大外に出したモンドアルジェンテが強襲。ゴール手前で交わし去りデビュー勝ちを収めた。

勝ったモンドアルジェンテは半兄に先月の福島記念を制したミトラがいる血統。クラブでの募集総額は3400万円。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「銀世界(仏)」。

1着 モンドアルジェンテ(ビュイック騎手)
「すごく素質を感じる馬です。新馬戦にしてはペースが一定ではありませんでしたが、よくガマンして走ってくれました。終いもピ リッとした脚を使ってくれました し、さすがという感じです。距離は延びても問題ないと思います。走り方からダートが合っているのではないかと思います」

2着 タマノブリュネット(西村騎手)
「ゲートが良くないので、気を付けていました。スタートは出ないと思っていましたし、ジッとしていました。頭が上がる馬なので、勢いがついたところで一気に上がっていきました。良いタイミングで出し抜けたと思いましたが…。力は証明できましたし、先が楽しみです」

3着 ユアザイオン(C.デムーロ騎手)
「スタートはそれほど良くありませんでしたが、道中スローペースで前々で仕掛けながら良い位置を取れました。他馬と並んでからも抜かそうとしていましたし、良い競馬だったと思いま す」

4着 デストリーライズ(三浦騎手)
「センスの良いところを見せてくれました。1800も合っていたと思います。良い馬ですし、まだまだ成長してきますよ」

5着 ラブアストン(戸崎圭騎手)
「上手に競馬をしています。まだ頼りない面もあるので、経験を積みながら成長してくれば良いですね」

8着 レサンシエル(柴田善騎手)
「道中も良い格好で走れていましたし手応えも悪くなかったですけど、追ってから沈む感じではありませんでした。まだ走るフォームを分かっていない感じです」

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モンドアルジェンテ
(牡2、美浦・萩原厩舎)
父:クロフネ
母:エイグレット
母父:サンデーサイレンス

モンドアルジェンテ

モンドアルジェンテ

モンドアルジェンテ

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