サトノラーゼンはしぶとく2着 岩田「内枠を活かせた」

●5月31日(日) 2回東京12日目10R 第82回日本ダービー(G1)(芝2400m)

京都新聞杯の勝ち馬サトノラーゼン(牡3、栗東・池江寿厩舎)が2着に食い込んだ。過去10年の日本ダービーで、4頭の勝ち馬を輩出している良績の最内枠から、道中はロスのないレース運び。最後は勝ち馬の力に屈したが、一旦は併せる形に持ち込むと、最後もサトノクラウンの追撃を凌ぎ切り、2着を死守した。

「内枠を活かしたスムーズな競馬ができました。流れも向きましたね。まだまだ成長しそうですよ」とテン乗りの岩田康誠騎手。岩田ジョッキーらしい内枠を利したレースぶりで好勝負に導いてみせた。

サトノラーゼン