【東京スプリント】船橋のキタサンミカヅキがJRA勢撃破!菜七子キッキングは2着

キタサンミカヅキ

4月10日(水)、大井競馬場で交流重賞・第30回 東京スプリント(Jpn3)(4歳上 別定(重賞競走)指定 1着賞金2700万円 ダート1200m)が行われ森泰斗騎手の4番人気・キタサンミカヅキ(牡9、船橋・佐藤賢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.11.6(不良)。

2着は1馬身差で2番人気・コパノキッキング(セ4、栗東・村山厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・ヒロシゲゴールド(牡4、栗東・北出厩舎)が続いて入線した。

勝ったキタサンミカヅキは、2018年度のNAR年度代表馬。一昨年夏に南関東へ移籍すると、同じ舞台で行われる東京盃を連覇するなど素質を開花。ここ3戦はJRAの舞台に矛先を向けていたが、久々に南関東に舞い戻り、貫禄を示した。馬主は(有)大野商事、生産者は日高町の広中稔氏。

【森泰斗騎手のコメント】
「地方競馬の年度代表馬でしたし、(中央の舞台ではなく)大井で走るので譲れない気持ちがありました。

今日はやけに行きっぷりがよく、馬が行く気になっていて、あえて下げることもないと思いました。手応え十分で、前も楽をさせ過ぎられないし、後ろから強い馬も来ると思っていたので、早仕掛けもダメですから、追い出しのタイミングは考えていました。でも、もうひと我慢してもよかったという思いもあります。

老いて盛んといいますか、まだまだこれから期待できる馬です。(今年は浦和競馬場でJBCが行われるが)浦和は特殊なコースですし、ミカヅキも走り慣れているので、ビッグチャンスだと思います。

今日は地方競馬の意地を少しはみせられたと思います。菜七子ちゃんを負かして、ファンの皆さんには申し訳ない思いもありますが、勝負なので…すみません。ミカヅキも頑張ってくれましたし、先日、亡くなったお父さんであるキングヘイローの後押しもあったんじゃないかと思います。まだまだ頑張ってくれると思うので、キタサンミカヅキと森泰斗を“たまには”応援してください(笑)」

キタサンミカヅキ
(牡9、美浦・古賀史厩舎)
父:キングヘイロー
母:キタサンジュエリー
母父:サクラバクシンオー
通算成績:56戦12勝
(うち地方通算:12戦6勝)
主な重賞勝利:
19年東京スプリント(Jpn3)
17~18年東京盃(Jpn2)
17~18年アフター5スター賞(S3)

キタサンミカヅキ

キタサンミカヅキ

キタサンミカヅキ

キタサンミカヅキ

キタサンミカヅキの馬主である北島三郎さんと
TCKイメージキャラクターを務める俳優の賀来賢人さんも加わり記念撮影

藤田菜七子&コパノキッキング

女性騎手初のダートグレード競走勝利がかかった藤田菜七子騎手

藤田菜七子&コパノキッキング

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