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【日経新春杯】年明け早々世代交代⁉脚質も血統も徹底ジャッジ!
2025/1/13(月)
提供:重賞トレンドジャッジ
今年一発目のGⅡ、日経新春杯をジャッジしていきましょう。
今年は中京での開催。同じく中京開催だった21年~23年はかなり荒れたレースだったからな。ここも大荒れを視野に、穴馬ヒットのためのポイントを探っていきたいところ。
それでは早速ブライアンから、このレースのポイントをよろしく!
ポイント①実績馬より上がり馬を狙え!
今年のこのレースは上がり馬が狙い目のレースだな。これは、単にハンデ戦だから軽斤量の馬を狙いたいってだけのハナシじゃない。このレースの位置づけを考えると、実績馬の能力的にも上がり馬にチャンス大と見ているんだ。
何と言ってもこの時期のGⅡってのがポイントだな。ここに出してくる余裕があるっていうのは、秋のGⅠシーズンをフルで戦い抜いていないことの証明でもある。時期的にも一線級の馬が出て来るレースにはなり得ないんだよな。
確かに、国内トップレベルの馬は秋を戦い抜いて休んでいる時期だからね。登録馬の中には昨秋のGⅠに出走した馬もいるものの、何戦も戦い抜いていたわけではなく、条件を選んでの参戦だった。
そんな馬でも実績がある分だけハンデ戦を背負わされることになるからな。実績では見劣る上がり馬にも十分付け入るスキがあるってワケよ。
今回はヴェルトライゼンデを筆頭に、実績的には十分でも流石にピークを過ぎた印象の馬がいるからね。ここで世代交代となってもおかしくなさそうだ。
そうそう。知名度が低く人気の盲点になりそうな上がり馬をバシっと見つけ出すのが、高配当ゲットのカギだな。
ただ、実績があるけど最近はグズグズ、おまけに斤量も重くて...なんて馬にも「良かった頃の調子が戻って来ましたよ!」ってハナシが入って来る可能性は否めない。
週末にお届け予定の金脈馬が実績馬になることもあり得るが、その時はしっかり選出のワケをお伝えするからな。そこまで楽しみにしておいてくれよ。
これはブライアンの情報力にも期待だね。
今回も徹底リサーチの上でとっておきのネタを持ってくるからお楽しみに!
境編集長からもこのレースのポイントについて教えてもらえるか?
ポイント②中京開催ならではの狙い目は?
今回は中京での開催ということで、このコースならではの狙い目について。まず、脚質的には差しが有利になりやすい。
というのも、このコースはスタートから最初のコーナーまでが長く、しかも坂まであるんだ。そこで先行勢が激しいポジション争いをすると消耗は避けられず、最終直線を迎えるころにはバテている馬も多い。そこを後方勢が差し切るレース展開になりがちなコースと言えるね。
確かに、中京開催では23年のプラダリア(3着)や22年のヨーホーレイク(1着)、ステラヴェローチェ(2着)なんかが差し競馬で好走しているな。
21年には13人気のミスマンマミーアが抜群の切れ味で2着まで上がって来たからね。人気薄でも一発があると思って意識してほしいところ。
それから、このコースは中々にタフなコースだってことも覚えておいて欲しい。スタートとゴールで2度も急な上り坂があるから、2200mという額面上の距離よりも遥かに消耗することになるんだ。
そうすると、血統的にもタフさが光る馬が狙い目になりそうだ。
その通り。このコースで狙いたいのはステゴ系とキズナの産駒だね。どちらもタフさが魅力の血統で、このコースにうってつけ。
実績面では23年と21年にそれぞれ勝ち馬を輩出しているステゴ系が軍配が上がるけど、芝ダート兼用のキズナも、今の中京の馬場にマッチする血統で見逃せない。
なるほど。次の週末も天気が崩れる可能性があるからな。そうなると血統的にタフな馬の存在感も増してきそうだ。
さて、そんな天気や馬場の話、枠順やオッズも加味した金脈馬は週末にお届けするぞ!正月競馬も折り返しだが、まだまだお年玉ラッシュと行きたいところ。
妙味バッチリの馬をピックアップするつもりだから、楽しみに待っていいてくれよな!
【日経新春杯】金杯ヒットで好スタートの競馬JAPANが贈る金脈馬でマダマダお年玉!
プロフィール
ブライアン梶田
業界関係者と幅広い交友を持ち、陣営の“思惑”を予想に落とし込む一方、枠や脚質から展開を読むことにも長けている。勝った夜に呑む酒こそ、この世の至高らしい。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。
プロフィール
境和樹
立教大学部法学部卒。『東京スポーツ』や『競馬の天才!』などで人気コラムを執筆し、『ラジオ日本』ではメイン解説を務めるなど各メディアから注目されている実力派血統予想家。血統理論により導き出された必然の穴馬から驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。