
元騎手という視点から最新競馬ニュースを大胆解説。愛する競馬を良くするために、時には厳しく物申させていただきます。週末重賞の見所と注目馬もピックアップ!
とてもとてもうま
2026/11/4(水)
皆様、こんにちは!とうとう11月に突入し2026年も終盤に差しかかりました。何をしてたんだろう?と思うほど早く過ぎる日々でしたが、たくさんの嬉しいことや競走馬を応援できる幸せを感じながら過ごしています。残り2ヶ月も元気に乗り越えましょう。

先週の東京競馬場では天皇賞(秋)が行われました。勝利したのはベリベリホースことダノンデサイルと戸崎君のコンビでした。陣営からすれば、やっと持っている力をデサイルが見せてくれた!という走りでした。G1のブロンズコレクターと呼ばれていましたが、本来は圧倒的な力を持っている一頭で、抜群の仕上がりで出走してもどこか力を抜いて走ってしまうところがありました。
しかし、今回は当たった大外枠からリズム重視で腹をくくりました。ペースがかなり流れ、後ろが有利になるレース展開も味方になって圧勝。上手くせこく乗るよりも大味でも陣営が作ってきた仕上がりを信じ、この馬の1番の強さを信じている彼だからこそできたレースだと感じました。陣営も片側チークなど工夫に工夫を重ねてきての勝利に、喜びはベリーベリーだったと思います。本当におめでとうございました!


今週は秋のG1お休み、東京・京都・福島の3場開催となります。注目しているのは日曜京都で行われるみやこSになります。力をつけてきたムルソーに切れ味抜群のビービークローサー、ダートに替わってから夏バテのように見えた敗戦以外では安定感抜群ショウナンバンライ、安田厩舎の勢いそのままにロードクロンヌなど注目馬が出てきます
ここで圧倒的パフォーマンスを見せて12月のチャンピオンズカップに臨むのはどの馬か。ベリーベリー馬券を手にして一発勝負といきましょう!
プロフィール

松田 幸春 - Yukiharu Matsuda
北海道生まれ(出身地は京都)。1969年騎手デビュー。通算成績は3908戦377勝で、その中にはディアマンテ(エリザベス女王杯)、リニアクイン(オークス)、ミヤマポピー(エリザベス女王杯)など伝説の名馬の勝利も含まれる。1987年にアイルランドの研修生として日本人騎手では始めて海外の騎乗を経験しており、知る人ぞ知る国際派のパイオニア。1992年2月の引退後は調教助手に転じ、解散まで伊藤修司厩舎の屋台骨を支え、その後は鮫島一歩厩舎で幾多の名馬を育て上げた。時代を渡り歩いた関西競馬界の証人であり、アドバイスを求めに来る後輩は後を絶たない。





