【セントウルS】サマースプリントシリーズは誰の手に?大混戦の様相!

提供:重賞トレンドジャッジ

セントウルS

ポイント①大混戦のサマースプリントシリーズ

ブライアン

サマースプリントシリーズもいよいよ大詰め。今回取り上げるのは、セントウルSだ。

境和樹

シリーズのチャンピオンになるのはどの馬か。注目の一戦だよね。

ブライアン

ああ、CBC賞の回でも触れたが、このシリーズを獲れば褒賞金が入るからな。

当然、サマースプリントシリーズ優勝を目標に据えている関係者も多いだろう。あとはGⅠの前哨戦として使ってくる馬にも注目だな。

境和樹

現地点で、サマースプリントシリーズ制覇に最も近いのは?

ブライアン

現在のトップはインビンシブルパパだが、今回はGⅡ戦ということで、勝ち馬には12ptが付与される。

つまり、現状1ptしか保有していない馬でも、追い付くことが可能でな。今回の出走馬のうちの8頭に、まだ優勝の可能性が残っているという状況だ。

【サマースプリントシリーズ・ポイント順】
------------------------------------------------
1位 インビンシブルパパ 13pt
2位 ヤマニンアルリフラ 11pt
3位 カピリナ 10pt
3位 パンジャタワー 10pt
3位 ジューンブレア 10pt
3位 パンジャタワー 10pt
7位 ペアポルックス 7pt
8位 ウイングレイテスト 5pt
8位 テイエムスパーダ 5pt
8位 ヨシノイースター 5pt
-位 アブキールベイ 4pt
-位 カルチャーデイ 3pt
-位 モズメイメイ 2pt
-位 グランテスト 1pt
-位 ジャスティンスカイ 1pt

※赤字はセントウルS出走馬
境和樹

インビンシブルパパがこのまま逃げ切るのか、それとも大逆転があるのか。最後まで目が離せないね。

ブライアン

ああ。ちなみに、同点になった場合は両馬優勝で、褒賞金も山分けという形になるぞ。

境和樹

シリーズ制覇の可能性がある8頭の中で、ブライアンが気になっている馬はいる?

ブライアン

この中だと、昨年とはローテーションを変えてきたウイングレイテストに注目しているぞ。

わざわざ夏に3戦してまでココを使って来るあたり、シリーズ優勝へ向けての陣営の本気度が見て取れる。

【ウイングレイテスト・昨年とのローテ比較】
------------------------------------------------
25年:函館SS→アイビスSD→セントウルS
24年:函館SS→アイビスSD→スプリンターズS
境和樹

このローテーションだと、GⅠを使わない可能性もあるよね。それだけ、この一戦に重きを置いているんだろうね。

ブライアン

ああ。一方で、トウシンマカオママコチャはシリーズ優勝の可能性がなく、賞金も十分に足りている。今回はGⅠ前の調整としての出走だろうな。

境和樹

この2頭が、どのくらいの仕上げでここに出てくるかも非常に注目だね。

それでは、私からは血統傾向の話を。

ポイント②ストームキャット系の隆盛

境和樹

近年のスプリント重賞は、ロードカナロア産駒を筆頭に、とにかく

ストームキャット

を内包する馬が強いというのがポイントでね。

ブライアン

となると、このレースでもストームキャット系を狙うのがセオリーか?

境和樹

うん。セントウルSも例外に有らずで、以下のように毎年好走馬を輩出しているんだ。

【セントウルS・ストームキャット内包の好走馬】
------------------------------------------------
24年:中京開催
23年:1着テイエムスパーダ(父母父ストームキャット、14人気)
23年:2着アグリ(父カラヴァッジオ、2人気)
20~22年:中京開催
19年:2着ファンタジスト(父ロードカナロア、7人気)
19年:3着イベリス(父ロードカナロア、3人気)
18年:3着グレイトチャーター(母父Giant's Causeway、7人気)
17年:2着ラインミーティア(父メイショウボーラ-、6人気)
16年:2着ネロ(父ヨハネスブルグ、2人気)
15年:1着アクティブミノル(父スタチューオブリバティ、10人気)
ブライアン

ロードカナロアのみならず、幅広い種牡馬から好走馬が出ているんだな。

境和樹

最初に言ったように、この傾向はこのレースに限らず、スプリント路線全体に言える話でね。

以下が、今年の短距離重賞で圏内に好走したストームキャット内包馬になるよ。

【25年短距離重賞・ストームキャット内包の好走馬】
------------------------------------------------
キーンランドC:3着カルプスペルシュ(母父ロードカナロア
アイビスSD:1着ピューロマジック(父アジアエクスプレス
アイビスSD:2着テイエムスパーダ(父レッドスパーダ
函館2歳S:3着カイショー(母父ロードカナロア
北九州記念:3着アブキールベイ(母母父ストームキャット
函館スプリントS::3着ドンアミティエ(父アジアエクスプレス
高松宮記念:1着サトノレーヴ(父ロードカナロア
高松宮記念:2着ナムラクレア(母父ストームキャット
シルクロードS:2着グランテスト(父ロードカナロア
ブライアン

現代の短距離戦線は、ストームキャットを中心に回っていると言っても過言ではないな。

境和樹

このところは、ずっとストームキャット系の隆盛が続いているね。

ただ、今年のスプリント重賞では、タワーオブロンドンやファインニードルと言った新興勢力も台頭して来ていてね。

【25年短距離重賞・ファインニードル産駒好走馬】
------------------------------------------------
函館2歳S:1着エイシンディード
北九州記念:3着アブキールベイ
葵S:1着アブキールベイ
シルクロードS:1着エイシンフェンサー

【25年短距離重賞・タワーオブロンドン産駒好走馬】
------------------------------------------------
キーンランドC:1着パンジャタワー
葵S:3着レイピア
ブライアン

タワーオブロンドンは現3歳世代が初年度産駒だが、早くも重賞で勝負出来る馬を出していて、かなり期待できそうだよな。

境和樹

そうだね。この辺りの種牡馬が、ストームキャット一強の勢力図をどう変えていくのか。今後も含めて要注目だよ!

ブライアン

今回は、サマースプリントシリーズ優勝の行方や、スプリント界の血統勢力図について解説したぞ。

どちらも凄く重要なハナシだから、忘れないようにシッカリ復習しておいてくれよ!それではまた来週!

【セントウルS】今年のスプリント重賞で絶好調の競馬JAPANが贈る金脈馬!

プロフィール

ブライアン梶田

ブライアン梶田

業界関係者と幅広い交友を持ち、陣営の“思惑”を予想に落とし込む一方、枠や脚質から展開を読むことにも長けている。勝った夜に呑む酒こそ、この世の至高らしい。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。

プロフィール

境和樹

境和樹

立教大学部法学部卒。『東京スポーツ』や『競馬の天才!』などで人気コラムを執筆し、『ラジオ日本』ではメイン解説を務めるなど各メディアから注目されている実力派血統予想家。血統理論により導き出された必然の穴馬から驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

この記事をシェアする