
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
ラフィアンの馬で勝ちました
2026/2/26(木)
東京最終週はマイネルトルファン(7人気)で勝つことができました。最終追い切りが効いたのか休み明けでもそこまで増えておらず、返し馬から感触が良かった。強敵相手にしぶとく最後グッと出てくれて、タイミングがタイミングだっただけに、不思議な力が後押ししてくれたのかもしれません。陣営と馬に感謝しています。


開幕週の土曜は中山で3鞍に騎乗します。4Rのソルトバーンは今回が初ダート。東京よりは中山が向きそうなタイプですし、かみ合ってほしいコース替わりです。
5Rのコスモアンタレスは中間しっかり乗り込んで、この馬も中山コースが良さそう。前2走はマイル戦でキレ負けしており、距離延長がマッチしてくれませんか。6Rのユメシルベは使われながら調子を上げてきました。相手も強い時期ではありますが、少頭数の牝馬限定戦で力が入ります。
日曜も中山で3鞍に騎乗します。
2Rのコパノミラノの前走はスタートが決まってヨシッという序盤だったことを思えば、道中で気持ちが乗らなかったのか最後止まってしまいました。中間は仕切り直してしっかりやっています。まともならあんなに負けるまずの馬ではありません。
5Rのリーデレクオーレの前走は連戦で疲れていたのかもしれません。立て直して復調を感じるので、引退週の土田先生に花を添えられるように頑張ります。6Rのビスケットマリーはデビュー当初に乗せていただいていた馬。ダートでこの距離なら脚を使える印象なので、中央場所の1勝クラスでやれる目途を立ててあげたい。

先に触れた土田先生、よく乗せていただいてきた南田先生、栗東では西園先生など、定年を迎えられる調教師さんのラストウィーク。自分も48歳なので、デビューした頃からお世話になってきた調教師さんが少なくなってきました。寂しさを感じつつ、自分が乗らないレースでは応援にも力が入りそうな週末です。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。





