
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
土日12鞍!力が入る週末です
2026/7/2(木)
先週はコパノエイダン(8人気4着)が最高着順。レースで初めて乗せていただきましたが、いい背中をしています。ペースが遅くて苦しい展開になってしまったので、それを踏まえて次走でまた頑張りたい。昇級緒戦からクラスの目途は立ちました。

この土曜は福島で7鞍に騎乗します。1Rのウスズミザクラは競馬で乗るのは初めても、デビュー前の調教から跨っています。初戦はもう少しやれるかと見ていましたが、競馬で戸惑っていた印象。福島コースは合いそうなので、2戦目と相まって前進に期待しています。2Rのミサダメキメルは先週の追い切りに乗せていただきました。調子は良さそうで背中がいい馬です。これまでのレースを見る限りでは展開もカギになりそうなので、ソツなく流れに乗せられるように工夫したい。
3Rのキタノドンカルロの前2走は力を出し切って精一杯走っています。状態はキープできているので、馬の気分を損ねないように初勝利を目指したい。4Rのリーデレクオーレは久々の前走で頑張ってくれました。小柄ながらも馬体をキープできており、今週の感触も良かったです。14番人気の好走がフロックではなかったということを結果で証明したい。
6R(2歳新馬)のダブルブロッサムは今週の追い切りに乗せていただきましたが、素直で真面目で何もいうことがありません。競馬で戸惑わなければ結果がついてきそう。相手関係につきるのではないでしょうか。9Rのマイネルボスは未勝利を勝たすことができなかったことが悔やまれますが、1勝クラスに入っても頑張っています。集中力をとぎらせないよう、相手なりに走れる強みを活かしたい。

日曜も福島で5鞍に騎乗します。
4Rのイゲマジャの前走は距離延長でいいところなく終わってしまいました。コース替わりでキッカケを掴んであげたい。6R(2歳新馬)のエレガントステップはゲート試験から追い切りまで乗せていただいています。気持ちが入りやすい血統なので、いかに落ち着かせて臨めるかがカギ。一生懸命に走る初戦向きのタイプではあります。
10Rのビッグデイメイクは2走前に乗せていただきましたが、東京よりは福島、距離も1800mのほうが合うと思います。道中の運び方ひとつで着順を上げられそう。11Rのサンマルパトロールはメインレースで栗東の厩舎から有難い依頼。レースを研究しつつ、とても素直な馬と聞いています。軽ハンデを活かして少しでも展開が向いてほしい。

ワールドカップ期間中で次クールのドラマは再放送もやっているVIVANTシーズン2待ちですが、先日観た織田裕二さん主演のダブルエッジというスペシャルドラマが面白かった。あの終わり方であれば連ドラ化を熱望します。TVerやTELASAで見逃し配信できるはずなので、サッカー決勝トーナメントの合間にご覧になってみてください。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。



