
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
ファンの皆さんに励まされました
2026/10/8(木)
先週は4鞍に騎乗して5着が3回。ポルターガイスト(7人気)は前半戸惑いながら走っていましたが、最後にスイッチが入ってからいい脚を使ってくれました。競馬を覚えて流れに乗っていけるようになれば楽しみ。コスモグリュー(9人気)は2戦目で返し馬の感触が一変。レースでもその通りでしたし、タイプ的に東京コースもかみ合いました。レンミッキ(9人気)は調教の感触が良く期待していました。狭い所にもしっかり入れて、次走に繋がるデビュー戦だったと思います。

この土曜は東京で3鞍に騎乗します。1Rのソラティオの前走はコントロールが利かなくなって下がってくる馬がいたり、外からぶつけられる不利も重なって8着。スムーズならもっといい着順でした。広いコースも合いそうなので巻き返しに力が入ります。5R(2歳新馬)のチリチョウズはここ2週の追い切りに乗せていただきました。まだ体を使い切れていませんが、気持ちは素直で一生懸命なタイプ。使いつつ上向いてくれればと思っています。
日曜も東京で3Rのマイネルへルリッヒに騎乗します。前2戦とも当時における力は出してくれました。肉体的な上積みがまだ見込めるので、コース替わりと相まってひとつギアが上がってほしい。
祝日開催の月曜も東京で5鞍に騎乗します。3Rのツェルプストの初戦は文句なしの内容でした。使ってからも元気一杯なので、返し馬のテンションに気をつけつつスムーズな競馬を心掛けます。5R(2歳新馬)のコスモオルトは追い切りに続けて乗せていただいています。母ラストリージョに似て真面目で気持ちが入っており、初戦から力を出せるタイプではないでしょうか。
7Rのカイトヴィントの前走は輸送と暑さで馬体が減っていました。東京2100mの感触はいい馬なので、上手く流れに乗せれば違った結果になるはず。11Rのコスモブッドレアはレースで初めて乗せていただきます。ここのところの着順は案外も、同じレースに乗って二度勝たれたことがあります。そんなパフォーマンスを引き出せるようにしっかり研究して臨みます。
先週は日曜の競馬終了後に京王プラザホテルで開催されたウインレーシングクラブのパーティーに出席させていただきました。なんと600名もの会員さんがご来場いただいたそうで大盛況でした。ウインさんの馬に乗る機会が多くない中でもファンの皆さんにお声掛けいただき、本当に励まされました。恐縮しながら参加していたくらいなので本当に有難かった。結果で恩返しできるようにまだまだ全力で頑張ります。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。





