2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
中山グランドジャンプ(J・G1)
2018/4/13(金)
J・G1中山グランドジャンプを前日に控え、緊張感が高まっております高田潤です。
今年の中山グランドジャンプは本当に豪華でいいメンバーが揃ったのではないでしょうか?
観戦する側の皆さんにとっても、とてもわくわくするレースではないかと思います。
ずっと騎乗させて頂いているニホンピロバロンも出走します。
今回僕は、ニホンピロバロンではなくルペールノエルに騎乗します。
これは今年に入ってすぐにルペール陣営からローテーションの確認と、騎乗依頼を頂きまして、その時点でバロンはまだ調整段階だった為、先に依頼を頂いたルペールを優先させて頂きました。
結果的には、バロンも1年4ヶ月ぶりの復帰レースを無事に終え、脚元の状態も安定していたことで今回出走することになりました。
自分がずっと騎乗してきた馬と対決するのは正直あまり好きではありませんが、
自分が乗っている馬がG1レース出走まで駒を進め、そのG1レースで騎乗依頼をいただける事は本当にありがたい事ですので、
お互いに力を出し切っていいレースが出来ればと思います!!
これだけの好メンバーのジャンプレースもなかなか無いと思いますので、是非たくさんの方に観ていただきたいと思います!!
そして、出来れば現地で生の迫力を感じながら観戦していただきたいので、関東圏の方は競馬場まで足を運んでいただければと思います!!
各馬の応援よろしくお願い致します!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。