2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
中山大障害(J・G1)!!
2018/12/21(金)
BIGレースを前に心臓バクバクの高田潤です。
ついに来ましたね~、中山大障害(J・G1)!!
基本的に重賞レースでも緊張することはありませんが、この中山大障害だけは緊張します。。
今年の中山大障害は、前王者アップトゥデイトこそ出走しますが、絶対王者のオジュウチョウサンが不在ですので、どの馬にもチャンス大だと思います!!
僕が騎乗するルペールノエル も非常に状態も良くチカラを出し切れる状態に仕上がっていますので、良いパフォーマンスが引き出せるように上手くエスコートできればと思います!!
この時期になると、ただのひとつのレースというだけではなく、
馬,騎手,調教師、各陣営はタイトル争いも意識してきます。
今年の僕自身は今の時点で今年の個人タイトルの権利はすでにありませんが、
ルペールノエルを管理する藤原厩舎は今年のリーディングもかかっていますので、良いレースをして、藤原厩舎のレースを控えた他の馬たちにいいリズムでバトンをつなげられればと思います。
どんなレースになるかわかりませんが、全馬が無事に完走して、しっかりチカラを出し切ったいいレースになることを願っています!!
中山大障害はテレビ観戦もいいですが、
迫力が全然違いますので出来れば現地(中山競馬場)で観戦していただきたいですね!!
当然、オジュウチョウサンが出走する有馬記念も注目の一戦ではありますが、
中山大障害にも注目して下さいね!!
オジュウチョウサンには有馬記念で、ジャンプホースの強さを証明して欲しいと思います!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。