2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
2戦2勝!!好調です!!
2024/6/14(金)
高田潤です!!
先週はジャンプ戦で2勝を挙げることができました!!
長期の怪我から復帰してからはなかなか結果が出せず、年明けからはずっと苦しい時期が続いていましたが、ようやく心身共にいいリズムが戻ってきたのかなと思います!!
これだけ結果が出せていないときでも本当にたくさんの方々に支えられ、応援していただき、馬たちも頑張ってくれまして、本当に感謝しかありません。
自分は本当に恵まれているなといつも感じています。。本当にありがたいです。。
この感謝の気持ちをいつまでも忘れず、しっかりと結果で恩返しができるようにこれからも一生懸命がむしゃらに自分なりにもがき続けていきたいと思います。
皆さんも『何をやっても上手くいかない…』『今までできていたことが上手くできない…』『何をどうしていいのかわからない…』など、いろいろと悩み辛い経験をされたことが一度や二度はあると思います。
僕も、こういう経験を幾度となくしてきました。
スランプなどという言葉もありますが、僕の中でスランプというのは超一流のトッププレイヤーが使う言葉だと思っていますので、僕の場合はスランプは当てはまりません…(^^;;
できなくて当然だと思っています。ただ、やはりなかなか結果が出せないときは悩みます。
今までとやり方を変えたり、色々な方法を試してみたりと、人それぞれ悩みに対する向き合い方は違うと思いますが、僕もこれまでに悩みがあるたびに色々とやってみましたけど、結局一番大事なことは、『自分を信じる』ということだと思います。
過去に、なかなかレースで結果が出せず、馬の調教方法で悩んでいたときに、上手くいかない旨をある先輩に相談したところ、こう言われました。
「潤、お前の考えは間違ってないよ、そのままでいいんだよ、もっと自分を信じろ!!もっと馬を信じろ!!絶対に応えてくれるから!!」
こういう言葉をかけていただき、気持ちが楽になったことがありました。
それ以来、もっと自分を、もっと馬を信じようと思うようになり、悩んだり結果が出せないときでも自分を信じてひたすら一生懸命馬に乗ってきました。
これは馬乗りだけの話ではなく、どんな世界でも、どんな人にでも全てのことに共通するんじゃないかなと思っています。
ですので、何か壁にぶち当たったり悩んでいる方は、自分を信じてみて下さい!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。