【オークス】レーヌミノル、ソウルスターリング、アドマイヤミヤビら12頭を分析!
2017/5/14(日)
レーヌミノル
(牝3、栗東・本田厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | ダイワエンジェル |
母父 | タイキシャトル |
通算成績 | 7戦3勝 |
重賞勝利 |
17年桜花賞(G1) 16年小倉2歳S(G3) |
連対時平均馬体重 | 464kg (最高:468kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | 全体に筋肉量が多く、曲飛で瞬間的な小脚を使えるタイプ。脚もやや短めで、やはりベストは1200~1600m。純粋な心肺機能が高く、重馬場のマイルでも走り切ってしまったが、本質は短距離と見ている。ただ、折り合いにそこまで不安のあるタイプではなく、この時期の3歳牝馬で2400mがベスト、という馬はほとんどいないので、能力だけでこなせてしまう可能性はある。馬体の張りは引き続き良い状態であり、好調キープといったところだ。 |
ソウルスターリング
(牝3、美浦・藤沢和厩舎)
父 | Frankel |
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母 | スタセリタ |
母父 | Monsun |
通算成績 | 5戦4勝 |
重賞勝利 |
17年チューリップ賞(G3) 16年阪神JF(G1) |
連対時平均馬体重 | 477kg (最高:480kg) (最低:472kg) |
前走時馬体重 | 474kg |
POINT | 黒光りする馬体は非常に見栄えがする。牝馬らしからぬ筋肉量を備えている馬であり、3歳にして風格すら漂う。トモの張りはこの中でもトップクラス。毛艶も良好で、桜花賞の敗戦も気にしなくていいだろう。引き続き素晴らしい状態。1つ懸念材料としては、2400mの距離。筋肉量が多く、スピードに特化した造りであるため、本質的には合わない可能性が高い。絶対能力でどこまでカバーできるか。 |
アドマイヤミヤビ
(牝3、栗東・友道厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | レディスキッパー |
母父 | クロフネ |
通算成績 | 5戦3勝 |
重賞勝利 |
17年クイーンC(G3) |
連対時平均馬体重 | 480kg (最高:486kg) (最低:478kg) |
前走時馬体重 | 474kg |
POINT | 折りの深い飛節はハーツクライ産駒そのもの。使われる度に馬体の張りが良化してきており、筋肉も引き締まっている。桜花賞で大敗した影響を全く感じさせない。胴周りの造りがゆったりとしており、脚もスラッと長く見せている。跳びも大きい馬だけに距離延長は間違いなくプラス。毛艶も引き続き良好で、体調はまさに絶好調といったところ。前走のような道悪にならない限り、巻き返しは必至か。 |
リスグラシュー
(牝3、栗東・矢作厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | リリサイド |
母父 | American Post |
通算成績 | 6戦2勝 |
重賞勝利 |
16年アルテミスS(G3) |
連対時平均馬体重 | 432kg (最高:436kg) (最低:428kg) |
前走時馬体重 | 436kg |
POINT | 華奢で頼りなかった印象のフォルムとは一変、胸前、トモ、そして腹回り全体においてボリュームアップ。小柄な馬だけに、ここに来て馬体を大きく見せているところは好感。この馬はハーツクライ産駒であるが、極端な曲飛ではなく、どちらかと言えば直飛寄り。馬格に見合わず、長く脚を使えるタイプ。とはいえ、胴はやや詰まり気味で体型的にはマイラー。この距離で伸び続けられるかは疑問。ただ、体調は抜群に良さそう。好調生かして好走もあり得る。 |
モズカッチャン
(牝3、栗東・鮫島厩舎)
父 | ハービンジャー |
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母 | サイトディーラー |
母父 | キングカメハメハ |
通算成績 | 5戦3勝 |
重賞勝利 |
17年フローラS(G2) |
連対時平均馬体重 | 470kg (最高:476kg) (最低:468kg) |
前走時馬体重 | 468kg |
POINT | まだ腰高な面が強く前面に出ており、この完成度で重賞を勝ちきったのだから額面以上の評価は必要。背中~腰の辺りにかけて銭型も浮いてきており、間隔は詰まるが体調面は良さそうだ。母父がキングカメハメハということもあり、トモの筋肉量が豊富。まだ緩さを残してはいるが、最速の上がりで差し切ったように、現状でも十分通用するスピード能力がある。引き続き毛艶も良好で、不安材料は特になし。人気が無いなら狙ってみる手も。 |
ブラックスビーチ
(牝3、栗東・角居厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ビジュアルショック |
母父 | Kingmambo |
通算成績 | 5戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 441kg (最高:444kg) (最低:438kg) |
前走時馬体重 | 440kg |
POINT | 430キロ台の馬体重が表しているように、全体にスッキリとしたコンパクトな馬体。バランスの良いシルエットで、小柄ながら美しい立ち姿を披露している。母父がキングマンボということもあり、フォルムの割に筋肉量もある。華奢な印象は無く、なかなかの速力がありそうだ。体型的にも距離は対応できそうで、ややメンバーの薄かったスイートピーS組とはいえ押さえ程度の評価は必要だ。 |
フローレスマジック
(牝3、美浦・木村厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | マジックストーム |
母父 | Storm Cat |
通算成績 | 5戦1勝 |
連対時平均馬体重 | 446kg (最高:450kg) (最低:438kg) |
前走時馬体重 | 452kg |
POINT | 脚も長く、胴回りもゆったりとした造りで、ストライドも馬格の割に大きい。今回のメンバー中でも2400m適性は上位だろう。とはいえ、まだ腰が高い面があり、全体的に筋肉が緩い印象。毛艶も悪くない状態ではあるが、前走時のほうが見栄えはしていた。体調面で不安がある、というわけではないが、この完成度でどこまで勝負できるかがカギ。ノビノビと走れる展開希望か。 |
ホウオウパフューム
(牝3、美浦・奥村武厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | マチカネタマカズラ |
母父 | Kingmambo |
通算成績 | 4戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 481kg (最高:482kg) (最低:480kg) |
前走時馬体重 | 480kg |
POINT | 数字以上にシャープに見せる体型をしており、胴も長く2400mの距離はマッチすると見ている。トモの筋肉に物足りなさは感じるものの、造り的に後躯が立派に発達するタイプではないので、そこまで気にしなくて良い。フローラS時も引き締まった馬体を見せていたが、毛艶が抜群という雰囲気ではなかった。今回は全体に張りが出てきており、状態がアップしてきていることが伝わってくる。前走の敗戦で人気落ち必至も、上位争いできると見ている。 |
ヤマカツグレース
(牝3、栗東・池添兼厩舎)
父 | ハービンジャー |
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母 | ヤマカツマリリン |
母父 | グラスワンダー |
通算成績 | 6戦1勝 |
連対時平均馬体重 | 449kg (最高:454kg) (最低:448kg) |
前走時馬体重 | 448kg |
POINT | 正方形に近いシルエットで、肩のラインもやや立っている。距離的にはマイル~2000mくらいまでのタイプか。トモの筋肉が立派で、腹袋も牝馬の割にたくましい。これは母父のグラスワンダーからつながるロベルト系が出ているのではないかと考えられる。背中~トモにかけて薄っすらと銭型も浮いてきており、トライアル後とはいえ体調は万全に近い状態。やや長く感じる2400mを克服できれば、馬券内もあっていい。 |
ハローユニコーン
(牝3、栗東・鮫島厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | サンタローズ |
母父 | パントレセレブル |
通算成績 | 8戦3勝 |
連対時平均馬体重 | 435kg (最高:440kg) (最低:428kg) |
前走時馬体重 | 428kg |
POINT | 馬体重通りシャープな体型で、顔つきも華奢な牝馬そのままといった雰囲気。トモ高に見えるが、元々後肢が長い造りになっており、小さな馬格に対して胴、脚が長い。造りだけ見れば2400mでもこなせそう。勿論、これから筋肉がついて成長していく段階になるとは思うが、現状でも筋肉の張りは水準以上であり、OPを勝ったのも納得できる。ただ、まだ一線級との対戦実績がない部分が気になる。体調は良さそうなので、ヒモに入れておきたい存在。 |
ミスパンテール
(牝3、栗東・昆厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | エールドクラージュ |
母父 | シンボリクリスエス |
通算成績 | 3戦1勝 |
連対時平均馬体重 | 500kg (最高:504kg) (最低:496kg) |
前走時馬体重 | 502kg |
POINT | <今週のイチオシ>まだキャリア3戦ではあるが、立ち姿だけならトップクラスの馬たちと遜色ないデキ。ダイワメジャー産駒でありながら胴周りがゆったりとしており、同父のレーヌミノルと比較すると、コチラの方が距離には対応できそうだ。前走の敗因は極端な道悪だろう。良馬場なら巻き返せる。引き続き馬体は引き締まっているし、毛艶も非常に良い状態。人気の盲点となる可能性が高く、穴馬としてオススメしたい1頭。 |
カリビアンゴールド
(牝3、美浦・小島太厩舎)
父 | ステイゴールド |
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母 | サバナパディーダ |
母父 | Cape Cross |
通算成績 | 7戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 466kg (最高:472kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 458kg |
POINT | ステイゴールド牝馬らしく華奢な印象を受けるが、馬体重は460キロほどあり、そこまで小さな馬ではない。前走も最速上がりで伸びており、恐らく内蔵機能、心肺機能が高いのであろう。父の産駒は道悪の巧い馬が多いが、この馬は比較的蹄がベタッとしているので、良馬場でこそ本領を発揮するタイプ。やや肋骨が浮いて見えるので、これ以上は減らしたくないところ。体調自体はまずまずといった雰囲気だ。 |