京成杯7頭&日経新春杯5頭の計12頭を馬体診断!
2018/1/8(月)
京成杯
日経新春杯
イェッツト
(牡3、美浦・金成厩舎)
父 | カンパニー |
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母 | イスタンブール |
母父 | キングカメハメハ |
通算成績 | 1戦1勝 |
連対時平均馬体重 | 466kg (最高:466kg) (最低:466kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | 正方形でバランスの良いシルエット。トモはまだ成長途上だが、胸前の筋肉は立派に盛り上がっている。前後に詰まった体型をしており、距離延びて良いタイプには見えないが、2000mくらいまでは守備範囲だろう。冬場でも毛艶はピカピカで、背中には銭形も浮いている。体調はかなり良さそうだ。蹄底に厚みがあり、多少の荒れ馬場は苦にしないはず。中山コースでの勝利実績もあり、上位争いに食い込んできても。 |
コズミックフォース
(牡3、美浦・国枝厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | ミクロコスモス |
母父 | ネオユニヴァース |
通算成績 | 2戦1勝 |
連対時平均馬体重 | 474kg (最高:474kg) (最低:474kg) |
前走時馬体重 | 474kg |
POINT | キングカメハメハ産駒らしく、筋肉量が多いボリューム感のある馬体。飛節の折れているところは母父のネオユニヴァースと造りが似ている。繋ぎが長めで芝の良馬場向き。胴回りは多少立派に見えるが、腹袋の大きいタイプで太め感は無し。成長途上とはいえ、筋肉の張りも上々。スピードの絶対値が高そうな馬で、今後の活躍に期待が懸かる1頭。 |
コスモイグナーツ
(牡3、美浦・高橋祥厩舎)
父 | エイシンフラッシュ |
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母 | ナパ |
母父 | スペシャルウィーク |
通算成績 | 5戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 457kg (最高:458kg) (最低:456kg) |
前走時馬体重 | 462kg |
POINT | 毛色、立ち姿は父のエイシンフラッシュと似通う部分があり、バランスの整ったシルエットを見せてくれている。素軽いシルエットで、スピードを活かした競馬でこそ能力を発揮しそう。飛節の折りが深い曲飛で、テンのダッシュは速い。トモの肉付きはしっかりとしており、完成度は比較的高め。ムダ肉も無くキッチリと仕上げられてきた印象で、脚質的にもコース替わりは歓迎。巻き返しの可能性も十分。 |
サクステッド
(牡3、美浦・小西厩舎)
父 | タートルボウル |
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母 | メガクライト |
母父 | アグネスタキオン |
通算成績 | 2戦1勝 |
連対時平均馬体重 | 470kg (最高:470kg) (最低:470kg) |
前走時馬体重 | 476kg |
POINT | タートルボウル産駒で、胴回りがゴロッとして詰まっている体型。一見マイラーの印象を受けるが、前脚の長さがあるので2000mくらいまでなら許容範囲ではないだろうか。筋肉量が多く、スピード能力は高そうだ。この時期にしては毛艶が良く、馬体の張りも申し分ない状態。肋骨が浮いて見えるのでこれ以上減らしたくないところだが、このレースに向けてキッチリ仕上げてきたことがわかる。 |
ジェネラーレウーノ
(牡3、美浦・矢野英厩舎)
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | シャンハイロック |
母父 | ロックオブジブラルタル |
通算成績 | 3戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 497kg (最高:498kg) (最低:496kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | どちらかと言うと長方形に近いシルエットで、フットワークも雄大。距離は延びて良いだろう。背中と腹回りのラインが平行に近く、切れる脚というよりも長く良い脚を使うタイプ。先行するか、外目をノビノビと走るような競馬が理想か。下腿(すね)の部分が太く立派で、後肢が力強い造りをしており、中山の急坂も全く苦にしないパワーを秘めている。馬体の張りも抜群で、能力を出し切れる仕上がり。勝ち負けに期待したい。 |
ダブルシャープ
(牡3、栗東・渡辺厩舎)
父 | ベーカバド |
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母 | メジロルーシュバー |
母父 | アグネスタキオン |
通算成績 | 4戦1勝 |
連対時平均馬体重 | 470kg (最高:470kg) (最低:470kg) |
前走時馬体重 | 478kg |
POINT | 前走は9着とはいえ2着馬とは0秒5差、転厩初戦ということを考えると悪くない競馬だった。脚元は芝・ダート兼用の造りで、芝なら若干時計の掛かる馬場状態がベスト。冬場の中山は合っているのではないだろうか。G1後のレースでも馬体減りすることなく状態キープしており、調子落ちは感じない。引き続き警戒が必要だろう。 |
デルタバローズ
(牡3、美浦・堀厩舎)
父 | Into Mischief |
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母 | Sweet Seventeen |
母父 | Hard Spun |
通算成績 | 1戦1勝 |
連対時平均馬体重 | 488kg (最高:488kg) (最低:488kg) |
前走時馬体重 | 488kg |
POINT | 外国産馬らしい骨量豊かな馬で、がっしりとした体型。新馬勝ちを挙げたのは芝だったが、ダートで除外になってスライドしていた経緯があり、素軽さよりも力強さ、パワーで勝負するタイプだ。前走は道悪が向いたという面もあるだろう。筋肉の質が柔軟なタイプではないので、できれば上がりの掛かるような展開のほうが良さそう。2000mの距離は問題ないと見た。 |
京成杯
日経新春杯