勝つ馬は馬体で示す。重賞有力馬の立ち写真をレース1週前の日曜日にいち早く公開!
比較対象用に過去の写真も掲載し、馬体から掴みとれるデキ、巧拙をあらわにする。
ともに豪華メンバー!中山記念5頭&阪急杯7頭を馬体診断!
2018/2/18(日)
父 | クロフネ |
母 | アステリックス |
母父 | ネオユニヴァース |
通算成績 | 8戦3勝 |
重賞勝利 |
17年NHKマイルカップ(G1)
17年クイーンステークス(G3)
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連対時平均馬体重 | 485kg (最高:496kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 486kg |
POINT | 昨年の秋華賞前で既に骨格はほとんど完成されており、前回の立ち写真から大きくシルエットが変化していないが、相変わらず豊富な筋肉量で牝馬とは思えないほど迫力ある立ち姿を披露している。特に胸前の筋肉が立派で、掻き込む力が強い。直線に坂のある中山コースでも力負けはしないはずで、力の要る洋芝のクイーンSで楽勝したのも合点がいく。冬毛も伸びておらず代謝も良さそう。太めも残っておらず、いきなり動ける仕上がりだ。 |
父 | ディープインパクト |
母 | ハルーワスウィート |
母父 | Machiavellian |
通算成績 | 11戦4勝 |
重賞勝利 |
17年ドバイターフ(G1)
16年秋華賞(G1)
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連対時平均馬体重 | 416kg (最高:434kg) (最低:408kg) |
前走時馬体重 | 436kg |
POINT | バランスの良い立ち姿でキ甲も抜けて馬体は完成。エリザベス女王杯以来の休み明けとなるが、元々がシャープに見せるタイプで太くは見えない。冬毛が伸びており若干野暮ったく映るかもしれないが、冬場の立ち写真はいつもこんな感じに写っているので、特に割り引く必要もないだろう。目一杯の仕上げという雰囲気ではないが、十分に能力を発揮できると見た。 |
父 | ステイゴールド |
母 | サマーエタニティ |
母父 | アドマイヤコジーン |
通算成績 | 11戦4勝 |
重賞勝利 |
17年スプリングS(G2)
17年福島記念(G3)
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連対時平均馬体重 | 468kg (最高:480kg) (最低:460kg) |
前走時馬体重 | 480kg |
POINT | 背が伸びてきて腰高なところも解消されてきた。胴回りは緩く見せるものの、腹袋が大きいタイプなので特に問題は無いだろう。スローペースが苦手な一方、ハイペースで底力を要する厳しい展開が得意なのはこの立派な腹袋によるものではないだろうか。馬格はそれほど大きくないが、スピードよりもパワー寄りの造りをしており、中山コースも合っている。メンバーは強いが上位への食い込みも可能だろう。 |
父 | キングカメハメハ |
母 | サクラメガ |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 20戦4勝 |
重賞勝利 |
17年札幌記念(G2)
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連対時平均馬体重 | 471kg (最高:484kg) (最低:462kg) |
前走時馬体重 | 494kg |
POINT | 7歳馬だが数を使われていないので、実に若々しい馬体を見せてくれている。キングカメハメハ産駒らしく筋肉量も多く、スピードよりもパワーに秀でた形で、中山コースは間違いなく合う。前走は距離が長かった印象で、昨年のこのレースで2着に入っているように舞台設定は申し分無い。毛艶は冬場とは思えないほど光っており、背中には銭型がハッキリと浮かんでいるほど。有馬記念で不利を食らった精神的ダメージが無いと仮定するならば、ここでも好勝負できるはず。 |
父 | ハービンジャー |
母 | オリエントチャーム |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 9戦4勝 |
重賞勝利 |
17年マイルチャンピオンS(G1)
17年アーリントンカップ(G3)
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連対時平均馬体重 | 479kg (最高:488kg) (最低:474kg) |
前走時馬体重 | 488kg |
POINT | バランスの良い体型で皮膚も薄く、非常に見栄えする立ち写真を披露している。筋肉量が多く、巧みな瞬発力とスピードがあるためマイルCSを制したが、馬体のシルエットを見ても距離には融通が利くタイプ。また小脚を使える器用さも兼ね備えているため、どんなコースでも大崩れなく走ってくれる。毛艶も抜群に映えており、休み明けでも叩き台といった印象は受けない。このレースを獲りに来た雰囲気が伝わってくる。勝ち負けに期待したい。 |
父 | サクラバクシンオー |
母 | アポロジャスミン |
母父 | Saint Liam |
通算成績 | 19戦6勝 |
連対時平均馬体重 | 473kg (最高:488kg) (最低:452kg) |
前走時馬体重 | 484kg |
POINT | サクラバクシンオー産駒らしい筋肉量の多さと詰まった胴回りで、距離適性は明確に短いところにある。腰高に見えるのは元々の体型で、前傾姿勢なのは短距離馬の特徴といえるだろう。蹄が立ち気味で道悪は上手なタイプ。極端な高速決着よりは時計が掛かって欲しいのではないだろうか。毛艶も光っているように体調面も文句ない状態。相手は揃ったが、一発も期待できる仕上がり。 |
父 | ローエングリン |
母 | バーニングレッド |
母父 | アグネスタキオン |
通算成績 | 10戦3勝 |
重賞勝利 |
17年フィリーズレビュー(G2)
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連対時平均馬体重 | 478kg (最高:482kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | 500キロ近い大型馬だがシルエットは細身で重苦しさを感じさせず、素軽い印象。前回も取り上げたように、血統は全く異なるが馬体の造りが昨年のオーシャンSを制したメラグラーナと似ており、やはり短距離で良さが出た。冬毛は伸びておらず、毛艶は前走よりも良くなってきた。体調も徐々に良化してきているのだろう。阪神の1400mは重賞勝ちを決めた舞台なので、何とか格好は付けたいところだが。 |
父 | サクラバクシンオー |
母 | キャッスルブラウン |
母父 | Silver Hawk |
通算成績 | 19戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 481kg (最高:502kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 502kg |
POINT | この馬も筋肉量が多く、アポロノシンザンと同様にサクラバクシンオー産駒らしい雰囲気。こちらのほうがよりガッシリとした骨格を見せており、どちらかと言えばパワーに秀でたタイプのように見える。繋ぎ、蹄の角度は平均的。どんな馬場でもある程度万能にこなせるのではないだろうか。馬体全体に張りが感じられるし、馬が充実しているのだろう。毛艶も良い状態と言える。善戦に期待したい。 |
父 | マンハッタンカフェ |
母 | デック |
母父 | Go for Gin |
通算成績 | 27戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 518kg (最高:526kg) (最低:514kg) |
前走時馬体重 | 526kg |
POINT | マンハッタンカフェ産駒にしては珍しく直飛に出ており、父譲りの身体の柔らかさもあって、鋭い決め手を持っている。胴が長く見えるように短距離馬のように見えない。距離はマイル以上、むしろ中距離くらいでも悪くないような体型をしている。真冬とは思えないほど毛艶が良く、デキは相当に良さそう。昨年2着した舞台でもあり、前走の大敗から巻き返しがあって良い。見栄えはこの馬が一番。 |
父 | Henny Hughes |
母 | Giggly |
母父 | Distorted Humor |
通算成績 | 17戦6勝 |
重賞勝利 |
16年フェブラリーS(G1)
16年根岸ステークス(G3)
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連対時平均馬体重 | 522kg (最高:528kg) (最低:516kg) |
前走時馬体重 | 532kg |
POINT | 6歳になったが大きな衰えを見せることなくしっかりとした筋肉量をキープしており、特に胸前の盛り上がりは目を見張るものがある。胴が短く短距離志向の強い馬で、前走は初芝ながらメンバー3位の上がりを使っており、脚元を見ても芝が悪い印象は受けない。引き続き同じコースで競馬できる強みもあり、状態面も特に問題ないのでマークしておきたい存在。
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父 | Frankel |
母 | India |
母父 | Hennessy |
通算成績 | 7戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 485kg (最高:488kg) (最低:478kg) |
前走時馬体重 | 486kg |
POINT | 正方形のトモをしていて、スピード能力は相当に高い。まだ成長途上で良化の余地は残しているものの、現状でも十分重賞タイトルに手が届くレベルの好馬体と言っても過言ではない。やや前走から間隔が開いたが、肋骨が薄っすらと感じられるボディコンディションスコアで、1週前としては悪くない仕上がりと言える。蹄底も厚くたとえ道悪になったとしても問題なくこなせるだろう。勝ち負けまで期待できる。 |
父 | スウェプトオーヴァーボード |
母 | ベルモット |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 24戦10勝 |
重賞勝利 |
17年スプリンターズS(G1)
17年京王杯スプリングC(G2)
16年スプリンターズS(G1)
16年CBC賞(G3)
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連対時平均馬体重 | 467kg (最高:474kg) (最低:456kg) |
前走時馬体重 | 472kg |
POINT | 元々立ち姿は見栄えのしないタイプで、背中と胴のラインが平行なこともあって緩く見せる。ただトモの筋肉量はさすがトップスプリンターと言えるもので、休み明けでもしっかりと維持できている。芦毛で毛艶は判別しづらいが、冬毛が伸びていないことを考えると代謝自体はそう悪くなく、叩き台とはいえしっかりと走れる状態に持ってきた印象。能力は明らかに一枚上なので、終いは確実に末脚を伸ばして来そうだ。 |
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