アイビスSDから6頭、クイーンSから4頭!計10頭の馬体診断公開!
2018/7/23(月)
アイビスSD
クイーンS
ダイメイプリンセス
(牝5、栗東・森田厩舎)
父 | キングヘイロー |
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母 | ダイメイダーク |
母父 | ダンスインザダーク |
通算成績 | 20戦5勝 |
連対時 平均馬体重 | 497kg (最高:508kg) (最低:490kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | |
前脚が短く前傾気味の姿勢。このような体型の馬はスピードに乗りやすい一方、距離が持たない傾向にある。飛節の折りも深く回転の速いフットワークで、1000mへ距離が短くなるのは好材と言えるだろう。500キロ近い馬体重で、特に胸前とトモの筋肉量が豊富。横見ではシャープに映る造りだが、骨格も比較的しっかりとしているため牡馬相手でも当たり負けない。前走のダメージも感じられず、好調子をキープしている印象だ。 |
ナインテイルズ
(牡7、栗東・中村厩舎)
父 | ローエングリン |
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母 | マイネフォクシー |
母父 | メジロライアン |
通算成績 | 50戦5勝 |
連対時 平均馬体重 | 476kg (最高:480kg) (最低:472kg) |
前走時馬体重 | 472kg |
POINT | |
父ローエングリン、母父メジロライアンと血統だけ見れば適性はマイル~中距離くらいにありそうだが、気性的な面を考慮して短距離を使われているのだろう。馬体のシルエットはマイラーといった印象を受ける。実際デビューから5歳まではマイル以上の距離を使っており、純粋なスプリンターといった雰囲気は無い。ただ、短距離を使うようになってから筋肉量が増えてきたのは確かで、馬体の張りも毛艶も良い状態。うまく流れに乗れれば上位進出も。 |
ペイシャフェリシタ
(牝5、美浦・高木登厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | プレザントケイプ |
母父 | Cape Cross |
通算成績 | 20戦6勝 |
連対時 平均馬体重 | 484kg (最高:490kg) (最低:474kg) |
前走時馬体重 | 492kg |
POINT | |
父ハーツクライに似た胴長の体型。一見距離はある程度長いほうが良さそうだが、肩のラインが立っており、前脚も短め。体型から距離を見抜くのが難しい1頭だが、筋肉量が多くスピードを秘めているので、短距離でもスピード負けはしない。ただ千直はテンからスピードに乗らないと勝負にならないので、胴が詰まっているタイプのほうが有利。この体型がレースでどう影響するだろうか。前走は出遅れて掛かったのが敗因で、馬体を見る限りダメージも無く、体調面での不安は感じられない。 |
ラインスピリット
(牡7、栗東・松永昌厩舎)
父 | スウェプトオーヴァーボード |
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母 | リボンストライプ |
母父 | トニービン |
通算成績 | 44戦8勝 |
連対時 平均馬体重 | 433kg (最高:446kg) (最低:418kg) |
前走時馬体重 | 438kg |
POINT | |
立ち写真をひと目見ただけでわかる胴の短さ。胸前の筋肉量も豊富で前駆の造りが力強く、より胴が詰まって見える体型。テンからスピードに乗る必要のある直線競馬は適性的にピッタリと言えるだろう。牡馬にしては小柄なタイプだが、昨年の立ち写真と比較しても筋肉量が増えており、光線の当たり方を考慮しても今年のほうが毛艶が良い。昨年以上の順調度と見ている。ここ2走差の無い競馬を続けており、勝ち負けに期待したい。 |
ラブカンプー
(牝3、栗東・森田厩舎)
父 | ショウナンカンプ |
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母 | ラブハート |
母父 | マイネルラヴ |
通算成績 | 9戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 428kg (最高:432kg) (最低:424kg) |
前走時馬体重 | 424kg |
POINT | |
牝馬らしいシャープな体つきで、ムダ肉の少ない体型。軽快なスピードを持ち味とする馬だけに、絶対的な速さが求められる直線競馬は向く可能性が高い。430キロを切る馬体でも筋肉は付くべきところにしっかりと付いており、斤量のアドバンテージがあれば古馬相手でも十分に通用するのではないだろうか。肋骨が若干浮いて見えるように1週前にして体は出来上がっており、輸送も考慮するとこの状態をキープしておきたいところだ。 |
レジーナフォルテ
(牝4、美浦・佐藤吉厩舎)
父 | アルデバラン2 |
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母 | ナイキトライアンフ |
母父 | ボストンハーバー |
通算成績 | 20戦5勝 |
連対時 平均馬体重 | 489kg (最高:498kg) (最低:474kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | |
父、母父ともに米国の短距離血統で、骨量・筋肉量ともに豊富な牝馬。蹄、繋ぎも立ち気味で、比較的ダート的要素が問われる新潟千直は合っているコースと言えるだろう。脚元の造りにゆとりがあるタイプではないが、前走も1分7秒1の好タイムで駆けているようにスピード能力も高い。腹袋が立派な体型とはいえ、もう一絞りできそうな見た目。ただこの暑さで馬体減りしている馬が多い中、これだけ体を維持出来ているということは、すなわち飼い葉食いが良く、体調も良いのだろう。好勝負に期待している。 |
アイビスSD
クイーンS