【関屋記念/エルムS】高速決着が得意な馬体は?イチオシは必見!
2019/8/4(日)
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関屋記念
エルムS
オールフォーラヴ
(牝4、栗東・中内田厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | レディアルバローザ |
母父 | キングカメハメハ |
通算成績 | 10戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 451kg (最高:458kg) (最低:442kg) |
前走時馬体重 | 452kg |
POINT | |
バランスの整った美しいシルエット。飛節も真っ直ぐに伸びた直飛で、四肢を長く見せている。フレームに対して胴の長さにゆとりがあり、背中側と腹側のラインが平行に見える。瞬間的な速い脚は持ち合わせていないが、長く良い脚を繰り出すことのできる持続力タイプの造りで、新潟外回りコースへの適性は高そう。関屋記念は高速決着になりやすいため、パワーでスピードを持続させることのできる大型馬が強い。前走時の馬体重が452キロと決して小柄な馬ではないが、好走には馬格がネックになりそうだ。後肢の下腿部には血管が網目状に浮き上がり、皮膚の薄さを感じさせるほどパンと張っている。力を存分に発揮できる好仕上がり。 |
ケイデンスコール
(牡3、栗東・安田隆厩舎)
父 | ロードカナロア |
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母 | インダクティ |
母父 | ハーツクライ |
通算成績 | 6戦2勝 |
重賞勝利 |
18年新潟2歳ステークス(G3) |
連対時 平均馬体重 | 461kg (最高:464kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 460kg |
POINT | |
折りの深い曲飛が特徴的で後肢の回転力に優れており、瞬間的な加速を得意とする形。胴周りは窮屈な造りではないが、背中がやや短く、腹側のラインが後躯に向かってキュッと引き締まっている。総合的に見て瞬発力に長けた構造をしており、関屋記念で求められる持続力タイプの造りではないものの、直線の長い新潟外回りコースでは強みになるはずだ。NHKマイルC時の馬体重が460キロとコンパクトにまとまっている印象。前回の立ち写真、朝日杯FS時と比較すると、ムダ肉が削げてよりアスリートらしい体型へと変化してきた。下腿部にはより膨らみが感じられるように、馬体重こそ大きな変動はなくても着実に成長している。休み明けでも太め感なく仕上がっており、問題なく力を発揮できそうだ。 |
サラキア
(牝4、栗東・池添学厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | サロミナ |
母父 | Lomitas |
通算成績 | 10戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 443kg (最高:450kg) (最低:436kg) |
前走時馬体重 | 448kg |
POINT | |
過去の立ち写真と比較して、胸前の筋肉が目立つようになってきた。前走時で448キロと牝馬らしいシャープな体型でありながら、3歳時よりも馬体を立派に見せている点は好感を受ける。腹側のラインが後躯に向かって右上がりに締まっている、背中の伸縮性に優れた体型の瞬発力タイプ。前走のエプソムCでは逃げての2着も、スローペースで自身33秒0の上がりをマークしていたように、瞬発力が活きる展開だった。関屋記念は純粋な上がりタイムこそ速いものの、より持続力が問われる舞台だけに、どこまで対応できるかがカギ。毛艶・馬体の張りは上々で体調面は問題なさそうだが、この馬が目一杯に仕上げられていた秋華賞時と比較すると、やや腹周りにボリュームを感じる。良化余地を残した雰囲気で、ココを使った後も覚えておきたい1頭。 |
ソーグリッタリング
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父 | ステイゴールド |
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母 | ソーマジック |
母父 | シンボリクリスエス |
通算成績 | 20戦7勝 |
連対時 平均馬体重 | 479kg (最高:488kg) (最低:468kg) |
前走時馬体重 | 484kg |
POINT | |
均整の取れたフォルムで、全体にバランスの良さが目立つ。スピードとパワーを兼ね備えているタイプで、東京・京都・阪神・中京で勝ち星を挙げているように、舞台を選ばない活躍も納得できる。胴周りの造りも窮屈さを感じず、距離も融通が利く体型で、長く良い脚を繰り出すことも可能だ。父ステイゴールドは小柄な馬だったが、この馬は前走時で484キロと立派な馬格があり、骨格に対しての筋肉量も豊富。高速決着にも十分対応できるはずだ。蹄が薄くベタ蹄に近い形をしているため、良馬場でこそ力を発揮するタイプだろう。前走に引き続き黒光りする毛艶を披露しており、代謝の良さを感じさせる。筋肉の張りも良い状態をキープしていて、文句なしの好仕上がり。上位争いが期待できそうだ。 |
ミッキーグローリー
(牡6、美浦・国枝厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | メリッサ |
母父 | ホワイトマズル |
通算成績 | 12戦6勝 |
重賞勝利 |
18年京成杯オータムハンデ(G3) |
連対時 平均馬体重 | 531kg (最高:550kg) (最低:508kg) |
前走時馬体重 | 554kg |
POINT | |
マイルCS時の馬体重が554キロと現役オープン馬の中でも指折りの大型馬。これだけの馬体重を有していると重厚感のありすぎる馬体になってしまうこともあるが、この馬は全体にバランスが整っているため、重苦しさを全く感じさせない。雄大な骨格と豊富な筋肉量は高速決着になりやすい関屋記念で有利に働くはず。肉付きが良い割に胴周りの造りも窮屈に見せず、持続力の高さも感じられる構造といって良い。実に9ヶ月ぶりの実戦となるが、肋骨が薄っすらと見えるように太め感のない仕上がりで、いきなり動ける状態に整った。下腿部の血管を見ても、休養で緩んだところを感じさせない。レース適性の高さ・仕上がりの良さを総合的に見て、今回立ち写真のある馬の中では最も勝利に近い存在と見た。 |
リライアブルエース
(牡6、栗東・矢作厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ゴールデンドックエー |
母父 | Unusual Heat |
通算成績 | 20戦5勝 |
連対時 平均馬体重 | 488kg (最高:496kg) (最低:478kg) |
前走時馬体重 | 494kg |
POINT | |
ディープインパクト産駒の中でも筋肉量が豊富なタイプで、特に胸前から肩周りにかけては盛り上がるように発達し、非常に見栄えのする立ち姿を披露している。全体にバランスが整っていて、パーツ自体も主張しない造りをしているため、瞬発力タイプ・持続力タイプと明確に位置付けることは難しいが、後躯に向かって引き締まった腹周りと緩やかなカーブを描いている飛節を見る限り、サッと速い脚を使う競馬は比較的得意とするはずだ。前走の福島TVオープンはその特性を生かせたため、小回りでも上手に立ち回ることができたのだろう。500キロ前後で出走しており、高速決着にも問題なく対応できるはず。タイトなローテーションを組まれているが、背中には銭型が浮いているように代謝は抜群に良さそう。引き続き警戒が必要だ。 |