【ローズS/セントライト記念】さあG1へ!適性ナンバーワン馬体はコレだ!
2019/9/8(日)
ローズS
セントライト記念
ウィクトーリア
(牝3、美浦・小島茂厩舎)
父 | ヴィクトワールピサ |
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母 | ブラックエンブレム |
母父 | ウォーエンブレム |
通算成績 | 6戦3勝 |
重賞勝利 |
19年サンスポ賞フローラS(G2) |
連対時 平均馬体重 | 466kg (最高:470kg) (最低:462kg) |
前走時馬体重 | 460kg |
POINT | |
均整の取れた美しいシルエット。胴周りは骨格に対してゆとりある造りで、牝馬の中では距離に融通が利くタイプと見て良いだろう。前走時の馬体重が460キロ。スラっと見せる構造から数字以上の大きさを感じさせるが、筋肉の付き方は比較的なだらかであり、牝馬らしい柔軟性や素軽さも見受けられる。全体にバランスが整っている点が最大の長所であり、舞台を選ばずに安定して能力を発揮することができるだろう。今回も上位争いに食い込んでくるはずだ。栗東滞在で挑む一戦で、春先と変わらずに馬体の張りをキープしており、毛艶も上々。トモにはまだ良化の余地も感じられるが、力を発揮できる状態にあるだろう。 |
シゲルピンクダイヤ
(牝3、栗東・渡辺厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | ムーンライトベイ |
母父 | High Chaparral |
通算成績 | 5戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 457kg (最高:462kg) (最低:452kg) |
前走時馬体重 | 454kg |
POINT | |
背中側が短く、腹側が長く見える構造は伸縮性に優れた形。飛節もくの字に折れた「曲飛」で、後肢の回転力は相当高い。桜花賞では馬群を縫うようにして伸びて2着。瞬間的に速い脚を使える構造であるからこそできた競馬だ。元々ローズSは33秒台の上がりが求められるレースではあるが、今回の出走メンバーは確たる先行馬が不在でスローペース濃厚。より決め手が必要な展開になった場合、瞬発力に特化したこの馬向きのレースとなる可能性が高い。春は繋靭帯炎から復帰したため坂路とプールで肋骨が浮き上がって見えるほど細めに仕上げていたが、今回は腹周りもふっくらして銭型も浮いている。デキは明らかに良化しており、鋭い末脚を披露してくれるだろう。 |
シャドウディーヴァ
(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | ダイヤモンドディーバ |
母父 | Dansili |
通算成績 | 7戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 468kg (最高:472kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 464kg |
POINT | |
父ハーツクライから遺伝した、骨格に対して長めに映る胴の造りが特徴的。飛節は緩やかにカーブしており後肢の回転力は高そうだが、本質的には末脚を長く繰り出してこそ良さが生きる体型といえる。ゆったりと運べる阪神の外回りコースは合っているだろう。ただし今回は展開的にも緩い流れから究極の決め手を要する流れになりそうで、どこまで切れ味勝負に対応できるかがカギになりそうだ。トモの膨らみは春よりも大きくなっており、全体にボリュームアップした印象を受ける。父の産駒は夏を越して良くなってくる場合が多く、この馬もまさに成長期といった雰囲気だ。休み明けながら筋肉の張りも上々で、毛艶も黒光りしていて見栄えがする。わずかに肋骨が浮いていることも確認できるので、太め感もなくキッチリ仕上がっていると言えそうだ。 |
スイープセレリタス
(牝3、美浦・藤沢和厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | スイープトウショウ |
母父 | エンドスウィープ |
通算成績 | 6戦3勝 |
連対時 平均馬体重 | 493kg (最高:496kg) (最低:490kg) |
前走時馬体重 | 496kg |
POINT | |
前走時の馬体重が496キロと、牝馬ながら雄大な馬格を誇る。骨格そのものの大きさが目立ち、中でもゆったりとした胴の造りが特徴的。ハーツクライ産駒らしい構造で、持続力に優れた形といえるだろう。長く良い脚を使う必要のある、一定以上の淀みない流れが向いている印象だ。今回は初の1800m戦でも、距離延長は問題なさそう。回転力に長けた曲飛ではあるが、胴の長さが主張する造りのため、スローペースからのヨーイドン、ではどこまで切れる脚を使えるかがカギになりそうだ。毛艶や馬体の張りが良く仕上がりに関して不安はないものの、血統的に晩成傾向が強いこともあり、全体的に若干の緩さを残している印象。まだまだ筋肉が引き締まってくるはずで、今後の伸びしろは大きい。 |
ダノンファンタジー
(牝3、栗東・中内田厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ライフフォーセール |
母父 | Not For Sale |
通算成績 | 7戦4勝 |
重賞勝利 |
19年チューリップ賞(G2) 18年阪神ジュベナイルF(G1) 18年KBSファンタジーS(G3) |
連対時 平均馬体重 | 456kg (最高:460kg) (最低:442kg) |
前走時馬体重 | 456kg |
POINT | |
オークス時の馬体重が456キロ。牝馬としては平均程度の馬格だが、肉付きが良く輪郭がハッキリとした筋肉が非常に見栄えする。背中が短く見える胴の造りで、一完歩はさほど大きくないため瞬間的に速い脚を繰り出すことも可能。豊富な筋肉量からより胴が詰まって見える体型に変化してきており、短距離志向が強まってきた。オークスでも5着と得意と言えない距離で良く踏ん張っており、この距離短縮は好材。潜在的にスピード能力が高く、気性も前向きで近走はスタートも安定してきているので、先行馬の少ない今回はスタート次第で前に行く可能性もありそう。しっかりタメが利けば終いも鋭い脚を使えるはずだ。春も好仕上がりで出走していたが、今回は毛艶、馬体の張り共にこれまでで一番と言えるほどの状態で、デキに関しては文句なし。 |
ビーチサンバ
(牝3、栗東・友道厩舎)
父 | クロフネ |
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母 | フサイチエアデール |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 6戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 470kg (最高:476kg) (最低:466kg) |
前走時馬体重 | 476kg |
POINT | |
盛り上がるように発達した胸前の筋肉と、丸みを帯びたトモが目を引く好馬体。春と同様に後躯の充実度はピカイチで、横幅の広いトモは容量の大きさを示しており、下腿部には網目のように血管が浮き上がっている。オークスは15着と大敗したものの、腹周りを見ても全体にどっしりとしたパワーに秀でた体型をしており、2400mの距離は長すぎた印象。距離短縮はプラスに働くはずで、将来的には1400m、1200mでの競馬も見てみたい1頭。全体的にバランスが整っている分、コースを選ばずに力を発揮できるタイプではあるが、前後にまとまった体つきと、緩やかにカーブした飛節を見る限り、瞬発力勝負にも十分対応できそうだ。背中に銭型が浮き上がっているように代謝の良さを感じさせ、体調はかなり良さそう。太め感もなく、改めて巻き返しに期待できる好仕上がり。 |
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