【七夕賞】爆荒れ必至!名物重賞の"死のローテ"を発見!…競馬JAPAN…競馬JAPAN

追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!

七夕賞

プロキオンS

ウインイクシード

(牡6、美浦・鈴木伸厩舎)

マンハッタンカフェ
イクスキューズ
母父ボストンハーバー
通算成績24戦4勝
連対時
平均馬体重
489kg (最高:498kg)
(最低:480kg)
前走時馬体重492kg
POINT
以前の立ち姿と比較して筋肉の輪郭がハッキリと浮き上がっており、充実している雰囲気が漂う好馬体。飛節が「くの字」に折れている曲飛の造りをしているため、サッと速い脚を使うことができる。小回りの福島で有利に働きそう。体型的にもマイル~2000m辺りがベストの印象だ。腹周りには程よい膨らみがあり、6歳でも馬体はまだまだフレッシュ。トモの半腱半膜様筋にもスジが浮き上がっているように筋肉の張りも申し分なく、毛艶も黒光りしている。状態に関しては前回の立ち写真よりも上と見た。

クレッシェンドラヴ

(牡6、美浦・林厩舎)

ステイゴールド
ハイアーラヴ
母父Sadler’s Wells
通算成績21戦6勝
重賞勝利 19年福島記念(G3)
連対時
平均馬体重
491kg (最高:498kg)
(最低:484kg)
前走時馬体重494kg
POINT
骨格のサイズが大きく、胸前から肩周りを中心にガッシリとした筋肉が付いている、迫力ある馬体。小柄だった父ステイゴールドではなく、重厚感のある産駒が多い母父のサドラーズウェルズが発現していると考えて良いだろう。パワーを要する競馬に強そうで、ある程度上がりの掛かる展開に向いている印象だ。繋ぎも短く立ち気味なので、雨が降っても問題なく対応できそう。半年ぶりの実戦でも、肋骨が薄っすらと浮き上がっているように太め感は無し。休み明け初戦から動ける態勢に整っている。

ジナンボー

(牡5、美浦・堀厩舎)

ディープインパクト
アパパネ
母父キングカメハメハ
通算成績10戦4勝
連対時
平均馬体重
470kg (最高:478kg)
(最低:456kg)
前走時馬体重484kg
POINT
バランスの良い骨格と、母父キングカメハメハから遺伝したボリューム感ある筋肉が目を引く好馬体。後肢は父ディープインパクトと似た「斜尻直飛」の構造で、真っ直ぐに伸びた飛節からは優れた持続力を感じさせる。胴周りにも程よい伸びがあって、瞬間的な切れ味勝負よりも長く良い脚を使う展開が合っているはず。大阪杯も2番手追走から強い相手によく踏ん張っていた。安定した先行力は小回りの福島では好材料と言えるだろう。太目感とまではいかないものの、休み明けで全体にふっくらとしている印象。一度使ってグッと引き締まってきそうな雰囲気がある。

ブラヴァス

(牡4、栗東・友道厩舎)

キングカメハメハ
ヴィルシーナ
母父ディープインパクト
通算成績10戦4勝
連対時
平均馬体重
480kg (最高:488kg)
(最低:474kg)
前走時馬体重490kg
POINT
筋肉量が多く前後にまとまりを感じさせる馬体。母のヴィルシーナと比較しても全体的にガッシリとしている印象で、立ち姿は実に力強い。キングマンボ系の特徴と言える容量豊富なトモを有しており、強いキックで大きな推進力を生むことができそう。背中がやや短く映る体型のため、溜めてこそ末脚が切れるタイプ。小回りで直線が短い福島コースでは、動き出しのタイミングがカギになりそうだ。両前の蹄が接着装蹄になっているため、良馬場が理想的か。2ヶ月ほど間隔が開いたものの、肋骨が薄っすらと浮き上がるボディコンディションで、スッキリと仕上がっている。

マイネルサーパス

(牡4、美浦・高木登厩舎)

アイルハヴアナザー
マイネアクティース
母父タマモクロス
通算成績15戦4勝
連対時
平均馬体重
476kg (最高:480kg)
(最低:472kg)
前走時馬体重478kg
POINT
筋肉が前面に主張している体型で、輪郭がハッキリと浮き上がっているパワータイプの馬体。父はダート馬を多く輩出しているが、この馬もガッシリとした造りのため、良い意味でダート馬のような「硬さ」が感じられる。柔軟性を必要とする切れ味勝負は苦手とする一方、パワーを要するような道悪や荒れた芝は得意。前脚が若干短くピッチが利く分、器用な競馬ができるため、小回り福島コースでも良績を残している点も好材料だ。腹周りに丸みがあるものの、これは元々の体型。休み明けでも十分力を出せる状態に整っている。
今週のイチオシ

リュヌルージュ

(牝5、栗東・斉藤崇厩舎)

モンテロッソ
ムーンハウリング
母父メジロマックイーン
通算成績19戦3勝
連対時
平均馬体重
456kg (最高:470kg)
(最低:446kg)
前走時馬体重478kg
POINT
父モンテロッソ同様に腹袋が大きく発達した体型で、牡馬顔負けの力強さを感じる馬体。腹袋の大きな馬は欧州血統やダート馬に多く見られ、総じて上がりの掛かるような苦しいレースを得意とする。泥んこ馬場の中山牝馬S、稍重のマーメイドSで好走しているように、重馬場への適性はピカイチ。梅雨時期だけに、馬場悪化への対応力は高く評価できる。スローペースよりもある程度速いペースがベストのため、混合戦で締まった流れになりそうな点も好材料だ。コンスタントに使ってきているものの、馬体全体にパンとした張りを感じさせ、毛艶もピカピカ。状態はかなり良さそう。

サクセスエナジー

(牡6、栗東・北出厩舎)

キンシャサノキセキ
サクセスアイニー
母父ジャングルポケット
通算成績27戦10勝
重賞勝利 19年黒船賞(G3)
18年さきたま杯(G2)
18年かきつばた記念(G3)
連対時
平均馬体重
533kg (最高:542kg)
(最低:516kg)
前走時馬体重542kg
POINT
馬体重540キロを超えるように骨量・筋肉量が豊富で、胴も詰まり気味。典型的なダートの短距離馬といった印象の馬体で、秘めたパワーは相当なモノがある。中でも肩周り~胸前の筋肉が盛り上がるように発達しており、前駆の掻き込みはかなり強そう。前走は脚抜きの良い重馬場で勝利を収めているが、本質的には力比べになる良馬場の方が合っているタイプ。後躯の半腱半膜様筋にクッキリとスジが浮いていて、トモが割れるように発達している。6歳の夏にして充実期を迎えているようで、馬体からも連勝中の勢いを感じさせる。

サンライズノヴァ

(牡6、栗東・音無厩舎)

ゴールドアリュール
ブライトサファイヤ
母父サンダーガルチ
通算成績27戦8勝
重賞勝利 19年MCS南部杯(G1)
18年東京中日S杯武蔵野S(G3)
17年ユニコーンステークス(G3)
連対時
平均馬体重
532kg (最高:546kg)
(最低:526kg)
前走時馬体重534kg
POINT
骨格のバランスが良く、ダート馬ながら立ち姿自体は実に素軽い。ゆえにスプリンターといったイメージではなく、距離はマイル~1800mが合っている印象。阪神ダ1400mはスプリント寄りの適性が問われる舞台のため、速い流れにしっかりと乗ることが好走の第一条件になる。背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった、瞬発力タイプの胴周り。飛節も緩やかにカーブしていて大型馬ながら一瞬の加速力に秀でている。ココも決め手を活かした競馬でどこまで追い込めるか。状態面に関しては際立った印象こそないものの、太め感の無い仕上がりで、能力は発揮できそうだ。
今週のイチオシ

スマートダンディー

(牡6、栗東・石橋厩舎)

エンパイアメーカー
スマートオーシャン
母父Mr. Greeley
通算成績21戦8勝
連対時
平均馬体重
498kg (最高:506kg)
(最低:490kg)
前走時馬体重502kg
POINT
筋肉量が豊富で、胴が前後に詰まった短距離志向の強い馬体。背中が短く、腹側のラインが長く見える瞬発力タイプの構造をしており、しっかりとタメを利かせることで末脚が弾けそう。基本的には末を伸ばす競馬が合っているタイプだが、骨格に対してトモが大きく、肉付きも立派。脚質のイメージ以上にテンのダッシュ力も秘めているため、中団で流れに乗って終いに脚を使える点がこの馬の長所と言っていいだろう。休み休み使われてきた分、消耗度が低く6歳馬でも馬体は充実している。後肢の下腿部にも血管が浮き上がっており、状態はかなり良さそう。文句無しの好仕上がり。

トップウイナー

(牡4、栗東・鈴木孝厩舎)

バゴ
トップアクトレス
母父テイエムオペラオー
通算成績20戦5勝
連対時
平均馬体重
465kg (最高:480kg)
(最低:442kg)
前走時馬体重462kg
POINT
腹周りをシャープに見せており、馬体重も前走時で462キロとダート短距離を主戦場とする馬の中では細身な雰囲気がある。しかし骨格に対しての筋肉量は目を見張るモノがあり、特にトモは横幅が広く、豊富な筋肉が付いている。半腱半膜様筋にもスジが浮いているように、スプリンターらしい立派な後躯の持ち主だ。パワーよりもスピード勝負に強い印象があるため、本質的には坂のある阪神よりも直線平坦の京都が合っているタイプ。脚抜きの良い馬場状態なら評価を上げたい1頭。皮膚を薄く見せているほど筋肉の張りは申し分なく、仕上がりの良さが伝わってくる。

ヤマニンアンプリメ

(牝6、栗東・長谷川厩舎)

シニスターミニスター
ヤマニンエリプス
母父サンデーサイレンス
通算成績30戦9勝
重賞勝利 19年JBCレディスC(G1)
19年クラスターカップ(G3)
19年北海道スプリントC(G3)
連対時
平均馬体重
481kg (最高:500kg)
(最低:454kg)
前走時馬体重500kg
POINT
前脚が短く、肩のラインも立ち気味で前脚のピッチが利きそうな体型。飛節の折りも深く、また重心が前傾しているためスピードの乗りが良い。短距離戦を主戦場としている点も納得できる、スプリンター適性の高い馬体と言っていい。背中が短めで、腹側のラインが後躯に向かってカーブを描くように引き締まっている。優れた柔軟性と瞬発力を秘めており、末脚勝負ならこのメンバーに入っても見劣りしない。脚抜きの良い馬場状態も合いそう。素軽さがあるため平坦コース向きの印象も、トモには膨らみがあって馬体の張りは上々。状態面において不安なし。

ラプタス

(セ4、栗東・松永昌厩舎)

ディープブリランテ
エアラホーヤ
母父ボストンハーバー
通算成績10戦6勝
重賞勝利 20年かきつばた記念(G3)
20年黒船賞(G3)
連対時
平均馬体重
463kg (最高:466kg)
(最低:458kg)
前走時馬体重462kg
POINT
胴が詰まった正方形のシルエットで、いかにもスプリンターらしい形。ピッチが利いてテンから速いダッシュを決められる一方、飛節は真っ直ぐに伸びていて持続力を感じさせる。逃げの戦法で結果を残している点も納得の馬体構造だ。後躯の発達が素晴らしく、肉付き豊富で横幅の広いトモは勿論のこと、その下の下腿部にも太い血管が網目状に浮き上がっており、大きな推進力の源であることが伝わってくる。ダート馬ながら繋ぎはやや寝ており、高速ダートでこそより持ち味が活きてきそう。スピード勝負に持ち込みたいところだ。引き締まった体つきで、1週前にして態勢万全。

レッドルゼル

(牡4、栗東・安田隆厩舎)

ロードカナロア
フレンチノワール
母父フレンチデピュティ
通算成績11戦5勝
連対時
平均馬体重
477kg (最高:490kg)
(最低:466kg)
前走時馬体重486kg
POINT
太いクビさしが特徴的な筋肉質な馬体の持ち主。飛節の折りが深いため、500キロ近い馬体でも加速力は十分。前走は出遅れて中団からのレースになったが、鋭い脚を繰り出して差の無い2着に追い込んだ。構造的には溜めればしっかり末を伸ばせるタイプであるため、新たな一面が見られた点は何より。現状でも立派な筋肉を有しているものの、4歳馬でキャリアも浅く、これからまだまだ上積みがありそう。本格化した暁には、もっと筋肉の輪郭がハッキリ浮き出てくるはずだ。発展途上の馬体でも既にオープン勝ちを収めている辺り、秘めた素質はかなり高いと見ている。

七夕賞

プロキオンS

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