【セントウルS】該当馬が8連勝中の衝撃データと中京だからこそ狙える特注馬を公開!…競馬JAPAN

追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!

京成杯AH

セントウルS

アルーシャ

(牝5、美浦・藤沢和厩舎)

ディープインパクト
ザズー
母父Tapit
通算成績14戦6勝
連対時
平均馬体重
433kg (最高:450kg)
(最低:420kg)
前走時馬体重450kg
POINT
馬体のシルエットに対して前脚が短く、重心が低い立ち姿。胸の深さも十分にあり、心肺機能の高さも窺える。肩周りやトモにはしっかりと筋肉が付いていて、450キロほどの馬体重以上に迫力を感じさせる。本質的にスピード勝負に強そうな体型をしているため、高速馬場になりやすい開幕週の芝は合っている印象。ただこの馬は父に似て飛節が真っ直ぐに伸びている「直飛」のため、長く良い脚を使える、広々としたコースがベスト。小回りコースへの対応がカギになるだろう。芦毛で毛艶や馬体の張りは判別しづらいが、アップで見るとしっかり血管が浮き上がっていることが分かる。太め感もなく、好仕上がり。

スマイルカナ

(牝3、美浦・高橋祥厩舎)

ディープインパクト
エーシンクールディ
母父Distorted Humor
通算成績8戦4勝
重賞勝利 20年フェアリーステークス(G3)
連対時
平均馬体重
415kg (最高:420kg)
(最低:410kg)
前走時馬体重410kg
POINT
春までは華奢に映るシャープな体つきであったが、ひと夏越して馬体に膨らみを感じさせるようになってきた。前走は馬体重こそ減っていたものの、着実に成長していると考えて良い。後躯の半腱半膜様筋にはハッキリとスジが浮き上がっているように、付くべきところにしっかりと筋肉が付いている。クビが短くピッチが利く分、重馬場も苦にせず走ることができるが、蹄は薄く良馬場向き。自身の武器である軽快なスピードを発揮することができれば、ここでも楽しみ。腹周りは幾分ふっくらと見せているが、元々が小柄なタイプ。馬体がボリュームアップしているのは好材料だ。
今週のイチオシ

トロワゼトワル

(牝5、栗東・安田隆厩舎)

ロードカナロア
セコンドピアット
母父ハーツクライ
通算成績19戦5勝
重賞勝利 19年京成杯オータムハンデ(G3)
連対時
平均馬体重
461kg (最高:468kg)
(最低:458kg)
前走時馬体重464kg
POINT
牝馬らしい軽さを感じさせる立ち姿である一方、父ロードカナロアに似て後躯の発達が顕著。横幅が広く、丸みを感じさせるほど筋肉が膨らんでいる。大きなきな推進力を得られたからこそ、昨年の京成杯オータムハンデでレコード勝ちを収めることができたのだろう。蹄もベタっとしていて地面との接地面積が大きそう。やはり綺麗な馬場がべストと考えられるため、今年も良馬場ならば要注目。胴周りを中心に薄っすらと銭型が浮き上がっており、代謝の良さが伝わってくる。毛艶は前回以上に光沢があって、状態はかなり良さそう。

メイケイダイハード

(牡5、栗東・中竹厩舎)

ハードスパン
メイケイソフィア
母父キングカメハメハ
通算成績29戦5勝
重賞勝利 20年トヨタ賞中京記念(G3)
連対時
平均馬体重
530kg (最高:538kg)
(最低:522kg)
前走時馬体重532kg
POINT
骨格の大きさもさることながら、目に留まるのはその筋肉量。太いクビさしに、盛り上がるように発達した肩周り。ハードスパン産駒には大型馬が多く、ダートでの活躍も目立つ。この馬も典型的なパワータイプの構造で、時計が掛かるような力を要する馬場状態が合っている。中京記念は荒れ気味の馬場と前掛かりの展開がこの馬にとって良い方向へ働いた。前走の関屋記念同様に、今回もスピード勝負への対応がカギになるだろう。サマーマイルシリーズ3戦目となるが、引き続き後肢の下腿部には血管が浮き上がっていて、馬体の張りは上々。状態面に関して不安は見当たらない。

ラセット

(牡5、栗東・庄野厩舎)

モンテロッソ
ナンヨーサフラウア
母父アグネスタキオン
通算成績17戦4勝
連対時
平均馬体重
482kg (最高:500kg)
(最低:470kg)
前走時馬体重490kg
POINT
父モンテロッソは現役時代にドバイワールドCを制しているように、ダートで活躍。本馬も繋ぎが短く立っているように、脚元の造りは砂を意識させる。しかし、蹄自体はベタっと寝た造りをしており、ダートでは脚を抜き上げる際に不利になってしまう。ゆえに芝で結果を出しているが、その中でも立ち気味の繋ぎが影響して、多少時計の掛かる馬場で好成績を残しているのだろう。骨格のバランスが良く、曲飛で一瞬の脚は速いタイプ。高速決着に対応できれば、小回りコースで決め手が活きてきそう。500キロ近い馬格でも太め感なく仕上がっていて、力を出せる状態にありそうだ。

ルフトシュトローム

(牡3、美浦・堀厩舎)

キンシャサノキセキ
ハワイアンウインド
母父キングカメハメハ
通算成績4戦3勝
重賞勝利 20年ニュージーランドT(G2)
連対時
平均馬体重
486kg (最高:492kg)
(最低:482kg)
前走時馬体重482kg
POINT
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。胴自体の造りも詰まり気味で、マイル以下の距離に適性を感じさせる体型。飛節は緩やかにカーブしていて、瞬間的な加速力も秘めている。デビューからの2戦は先行策、ニュージーランドTでは中団から一気に伸びて差し切り勝ちを収めているが、馬体的には差す競馬で持ち味が活きてきそう。4ヶ月ぶりの実戦となるが、太く発達したクビ周りを始め、全体にボリュームアップしてきた印象。筋肉量が豊富なので、高速決着にも十分対応はできるはずだ。それでも骨格はまだ発展途上にありそうで、今後の成長が楽しみな1頭。

シヴァージ

(牡5、栗東・野中厩舎)

First Samurai
Indian Bay
母父Indian Charlie
通算成績18戦5勝
連対時
平均馬体重
498kg (最高:504kg)
(最低:494kg)
前走時馬体重498kg
POINT
背中が短く、胴が詰まった体型をしており、溜めて終い弾けるタイプ。3~4歳時はダートを主戦場としていたように、前駆の発達が目立つ。繋ぎもやや短めで立ち気味、蹄にも厚みがあることから、芝では多少時計の掛かる馬場状態が合っていると考えられる。今年のセントウルSが行われる中京は基本的にパワーを要する競馬場ではあるものの、開幕週であればある程度時計は出る。スピード勝負に対応できるかがカギ。水分を含んだ馬場も苦にしないので、一雨降ればこの馬向きのコンディションになりそう。3ヶ月ぶりでも太め感は無い一方、立ち写真の迫力は前走時のほうが上。当日の気配も要チェック。

セイウンコウセイ

(牡7、美浦・上原厩舎)

アドマイヤムーン
オブザーヴァント
母父Capote
通算成績35戦7勝
重賞勝利 18年函館スプリントS(G3)
17年高松宮記念(G1)
連対時
平均馬体重
494kg (最高:504kg)
(最低:482kg)
前走時馬体重506kg
POINT
7歳馬とは思えないほどの筋肉量と、整ったバランス。現役馬の中でも指折りの見栄えする、素晴らしい馬体の持ち主。ダートでも活躍していたようにクビ~胸前、肩周りの筋肉が隆起しており、前駆の発達が目立つ。本質的にはパワーを要する条件が得意で、中京芝1200mはベストの条件と言っても過言ではない。開幕週でどのような馬場状態になっているかがカギになるが、仮に高速馬場であっても、バランスが良く素軽さを秘めているため、十分に対応はできるはずだ。休み明けでも薄っすらと肋骨が浮き上がる、理想的なボディコンディション。状態の良さが伝わってくる好仕上がり。

ダノンスマッシュ

(牡5、栗東・安田隆厩舎)

ロードカナロア
スピニングワイルドキャット
母父Hard Spun
通算成績19戦8勝
重賞勝利 20年京王杯スプリングC(G2)
20年夕刊フジオーシャンS(G3)
19年キーンランドカップ(G3)
19年シルクロードS(G3)
18年京阪杯(G3)
連対時
平均馬体重
470kg (最高:478kg)
(最低:462kg)
前走時馬体重476kg
POINT
スプリンターの中では比較的シャープに映るタイプで、良い意味で立ち姿からは素軽さが伝わってくる。それでもレースを重ねると共に着実に成長してきており、豊富な筋肉量を感じさせるほど立派な馬体へと変化してきた。確かな実力は馬体に表れていると言っていい。ただ、高松宮記念での走りを見ても、直線に坂があってパワーを要する中京コースへの適性はさほど高くない。一方、開幕週の綺麗な馬場はこの馬にとって好材料と言えるため、スピード比べに持ち込んでどこまでやれるか。この後はG1を控えていることもあり、一度使って引き締まってきそうな体つき。それでも中間坂路では一番時計をマーク、休み明けから動ける態勢に整っている。
今週のイチオシ

トゥラヴェスーラ

(牡5、栗東・高橋康厩舎)

ドリームジャーニー
ジャジャマーチャン
母父アドマイヤコジーン
通算成績15戦3勝
連対時
平均馬体重
474kg (最高:482kg)
(最低:466kg)
前走時馬体重478kg
POINT
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった瞬発力タイプ。飛節の折りが深いため一瞬の脚も速く、瞬間的な速い脚が最大の武器と見ている。北九州記念では4角まで良い手応えで回って、満を持して追い出されたが伸び切れず。速いペースに付いて行くよりも、自分のペースでタメを作る競馬の方が合っているのかもしれない。3歳時の葵Sでは後方一気で2着に入っており、直線の長い中京では終いを活かす競馬が見てみたい。トモの横幅が広く、筋肉の発達も顕著。スプリンターにとって後躯の筋肉は必要不可欠で、更なる高みを目指せる馬。引き続き馬体の張りは良好で、銭型が浮いているように代謝の良さも伝わってくる。

ビアンフェ

(牡3、栗東・中竹厩舎)

キズナ
ルシュクル
母父サクラバクシンオー
通算成績7戦3勝
重賞勝利 20年葵ステークス(重)
19年函館2歳ステークス(G3)
連対時
平均馬体重
522kg (最高:558kg)
(最低:502kg)
前走時馬体重558kg
POINT
がっしりとした体型で重心も低く、スプリント戦への高い適性を感じさせる馬体。2歳時から筋肉量の多さは際立っていたが、3歳秋を迎えて骨格のバランスも良くなり、より迫力のある立ち姿になってきた。半腱半膜様筋のスジもクッキリと浮き上がっていて、後躯から生み出される推進力がスピードの源だ。速さで押し切るタイプのスプリンターなので、開幕週の馬場はプラスに働きそう。馬体重も前走時で550キロを超えており、パワーを求められる中京コースにも不安はない。腹周りは若干ふっくらとしているものの、元々腹袋が大きい馬でもあり、アップで見るとしっかり引き締まっていることが分かる。休み明けでも問題なく力を出せそう。
今週のイチオシ

ミスターメロディ

(牡5、栗東・藤原英厩舎)

Scat Daddy
Trusty Lady
母父Deputy Minister
通算成績14戦4勝
重賞勝利 19年高松宮記念(G1)
18年中スポ賞ファルコンS(G3)
連対時
平均馬体重
483kg (最高:492kg)
(最低:474kg)
前走時馬体重504kg
POINT
筋肉質な体型で、胸前から肩周りはボディビルダーのように発達している。柔軟性こそあまり感じられないものの、ダートでレコード勝ちした実績があるように、パワー勝負には滅法強い。前駆の筋肉が発達しているため前の掻き込みが強く、蹄にも厚みがあって、道悪や時計の掛かる馬場に向いている。高松宮記念を制しているようにパワーを要する中京への適性は高い。開幕週の綺麗な馬場でも、極端に速い時計が出ることが少ないこのコースなら問題なく力を出せるはず。前走はマイルが長かった印象で、1200mへの短縮は好材料。一度使ってからのタイプではあるが、筋肉の輪郭もハッキリと浮き上がっているし、この馬の休み明けとしたら上々のコンディション。

京成杯AH

セントウルS

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