【毎日王冠】連対馬20頭中19頭に該当する衝撃データを発見!…競馬JAPAN

追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!

京都大賞典

毎日王冠

カセドラルベル

(牝4、栗東・西村厩舎)

ハーツクライ
ベルスリーブ
母父シンボリクリスエス
通算成績8戦4勝
連対時
平均馬体重
525kg (最高:552kg)
(最低:504kg)
前走時馬体重552kg
POINT
飛節が「くの字」に折れている曲飛の構造で、父サンデー系に多く見られる形をしている。胴周りにも伸びがあり、中長距離が合うと共に長く良い脚を繰り出せそうな持続力を感じさせる。2400mは初めてとなるが、十分にこなせる範囲だろう。パーツの造りはいずれも父ハーツクライと近い構造のため、父の特徴が発現しているタイプと見て良いだろう。ふっくらとした腹袋や肉付きの良さなど母父シンボリクリスエスも随所に感じられ、底力を要するようなタフな展開になっても問題なし。元々の体型もあるが、腹周りはレース当週までにもう一絞りできそう。まだ伸びしろも十分にあり、今後が楽しみ。

キセキ

(牡6、栗東・角居厩舎)

ルーラーシップ
ブリッツフィナーレ
母父ディープインパクト
通算成績23戦4勝
重賞勝利 17年菊花賞(G1)
連対時
平均馬体重
497kg (最高:508kg)
(最低:486kg)
前走時馬体重502kg
POINT
後肢が長く、やや腰高に映るシルエットは父ルーラーシップ譲り。全体に肉付きが立派で実に迫力のある立ち姿を示している。6歳秋を迎えても馬体的な衰えは全く感じさせない。胴周りがゆったりとした構造をしており、長く良い脚を繰り出すことのできる持続力タイプ。京都外回りでは前走のようなマクる競馬は厳しいので、スタートを決めて好位置で運びたいところ。過去の立ち写真では蹄に補修痕が残っていることもあったが、今回は痕も残っておらず、釘で打てている点は高評価したい。休み明けで良化の余地は残しつつも、この馬なりにしっかりと仕上がっており、力は出せるはず。

キングオブコージ

(牡4、栗東・安田翔厩舎)

ロードカナロア
ファイノメナ
母父Galileo
通算成績13戦5勝
重賞勝利 20年目黒記念(G2)
連対時
平均馬体重
484kg (最高:492kg)
(最低:474kg)
前走時馬体重492kg
POINT
父はスプリント王のロードカナロアでも、本馬は馬体重の割に全体にスッキリとした体型をしており、芝の中長距離で結果を残している点も納得できる。注目すべきは腹周り。腹袋が大きく発達しているが、これは母父のガリレオが出たモノと考えて良いだろう。究極のスピード勝負は厳しいが、一方で時計の掛かる馬場や上がりの掛かるタフな展開に強いとされる体型。今回は開幕週がどうかも、今後条件が噛み合った時に激走しそう。休み明けながら肋骨が薄っすらと浮いていて、1週前の時点で理想的なボディコンディションを示している。
今週のイチオシ

グローリーヴェイズ

(牡5、美浦・尾関厩舎)

ディープインパクト
メジロツボネ
母父スウェプトオーヴァーボード
通算成績11戦4勝
重賞勝利 19年香港ヴァーズ(G1)
19年日経新春杯(G2)
連対時
平均馬体重
444kg (最高:456kg)
(最低:432kg)
前走時馬体重460kg
POINT
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった瞬発力タイプ。一瞬の加速力に優れており、スローからの上がり勝負に強い。京都の外回りコースは直線で内を突いた馬が有利に働きやすいので、馬群を割って伸びてくることが出来る本馬の持ち味が活きてきそう。昨年の当レースは6着に敗れてしまったものの、同コースの日経新春杯を制しており、コースへの適性は高いと見ている。後は時計がやや掛かった方がいいタイプなので、当日の馬場状態も気になるところ。前走はブービー負けも、1週前の立ち姿自体は悪くなかった。今回も馬体の張りや毛艶は良好で、巻き返しの可能性も十分。

バイオスパーク

(牡5、栗東・浜田厩舎)

オルフェーヴル
ナナヨーティアラ
母父マイネルラヴ
通算成績23戦4勝
連対時
平均馬体重
470kg (最高:486kg)
(最低:456kg)
前走時馬体重476kg
POINT
胴が長めで長方形に近いシルエット。良績は1800~2000m辺りに集中しているものの、体型的には2400mも十分にこなせそう。背中と腹側のラインが平行に近く伸びがあるため、一瞬の切れよりも長く良い脚を使ってこその持続力タイプ。距離延長にはなるものの、早め早めの競馬で持ち味が活きるはず。積極的な仕掛けを期待したい。繋ぎはやや長めの造りをしているが、蹄には十分な厚みがあるので、馬場が渋っても力を発揮できそう。ムダ肉の無いシャープな仕上がりで、1週前時点で体は出来上がっている印象。5歳馬だがまだ幅が出そうな雰囲気で、今後も注目したい1頭。

パフォーマプロミス

(牡8、栗東・藤原英厩舎)

ステイゴールド
アイルビーバウンド
母父タニノギムレット
通算成績19戦8勝
重賞勝利 20年鳴尾記念(G3)
18年アルゼンチン共和国杯(G2)
18年日経新春杯(G2)
連対時
平均馬体重
451kg (最高:466kg)
(最低:438kg)
前走時馬体重466kg
POINT
父母共に小柄な馬だったこともあって、牡馬の中では平均よりも小さめ。決して見栄えする馬格ではないものの、付くべきところに筋肉が付いていて、存在感は十分。心肺機能が高いため3200mの天皇賞(春)でも3着と好走しているものの、体型的には2400m前後の距離が合っているタイプ。8歳馬でも馬体面で大きな衰えは感じさせず、鳴尾記念でも鮮やかな差し切り勝ちを見せてくれた。父譲りの曲飛で一瞬の脚が速く、内目から抜け出すようなレースも可能。内が開きやすい京都外回りコースは合っているはずだ。毛艶はまずまずといった雰囲気も、後肢には血管が浮いているように馬体の張りは上々。

モンドインテロ

(牡8、美浦・手塚厩舎)

ディープインパクト
シルクユニバーサル
母父ブライアンズタイム
通算成績29戦8勝
重賞勝利 19年ステイヤーズS(G2)
連対時
平均馬体重
482kg (最高:492kg)
(最低:476kg)
前走時馬体重484kg
POINT
胴周り、四肢が長い造りをしていて、いかにも長い距離が合いそうな体型。背中と腹回りのラインが平行で、一瞬の切れというよりも持続力で勝負するタイプ。スタミナはかなり豊富な馬なので、京都外回りでは下り坂から徐々に進出するような競馬になるか。早めに仕掛けることで持ち味が活きてきそう。スタート次第ではあるものの、ポジションも可能であれば前目に付けたい。立ち写真自体が2年ぶりになるため、さすがに筋肉量という点ではピークを過ぎている印象。パワーが必要なスピード勝負ではなく、時計の掛かるスタミナ勝負になった場合に出番がありそうだ。毛艶良く、太め感もなし。現状この馬なりに動ける状態に整っていると見て良いだろう。

カデナ

(牡6、栗東・中竹厩舎)

ディープインパクト
フレンチリヴィエラ
母父French Deputy
通算成績25戦4勝
重賞勝利 20年小倉大賞典(G3)
17年報知杯弥生賞(G2)
16年ラジオN杯京都2歳S(G3)
連対時
平均馬体重
462kg (最高:474kg)
(最低:454kg)
前走時馬体重476kg
POINT
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった造り。胴自体も詰まり気味で、ピッチが利く走りをすることができる。一瞬の切れ味が武器の瞬発力タイプで、溜めてこそ良さが出る。追込馬ではあるものの、これまでのレースぶりからは直線の長いコースより、小回りコースの方が合っている印象。仕掛けどころがカギになりそうだ。薄っすらと肋骨が浮き上がり、1週前の時点で仕上がりは上々。前走よりもトモにボリューム感が出てきており、上積みも十分。
今週のイチオシ

ザダル

(牡4、美浦・大竹厩舎)

トーセンラー
シーザシー
母父Lemon Drop Kid
通算成績8戦4勝
連対時
平均馬体重
486kg (最高:494kg)
(最低:482kg)
前走時馬体重494kg
POINT
ややゆったりとした胴の造りをしている持続力タイプ。長く良い脚を使ってこそ持ち味が活きるので、広々とした東京コースは好材料。素軽さを感じさせる体型で、筋肉の柔軟性もある。飛節の構造からも後肢の回転が速そうで、仮に瞬発力を要求される展開になっても問題なく対応できるはずだ。以前よりも筋肉の輪郭が明瞭に浮き上がって来ており、完成度は確実に高まっていると見て良さそう。今回は休み明けでの参戦となるが太め感も無く、背中には銭型が浮き上がっているように、体調はかなり良さそう。

サトノインプレッサ

(牡3、栗東・矢作厩舎)

ディープインパクト
サプレザ
母父Sahm
通算成績5戦3勝
重賞勝利 20年毎日杯(G3)
連対時
平均馬体重
486kg (最高:488kg)
(最低:484kg)
前走時馬体重482kg
POINT
仙骨の角度が傾斜した「斜尻」と飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」は父ディープインパクトと同じ馬体構造で、鋭い脚を長く繰り出せる造り。末脚勝負になりやすい東京コースは合っていると見て良い。四肢をスラっと見せており、馬体のシルエットは中距離タイプ。ダービーでも4着に入ったように、距離はもっと延びても問題ない。今回は一気の距離短縮になるので、前半である程度の位置に付けたいところ。春よりも余分な肉が削げてよりアスリートらしくなってきた。皮膚を薄く見せるほど筋肉の張りがあり、仕上がりは良好。

サリオス

(牡3、美浦・堀厩舎)

ハーツクライ
サロミナ
母父Lomitas
通算成績5戦3勝
重賞勝利 19年朝日フューチュリティ(G1)
19年サウジアラビアRC(G3)
連対時
平均馬体重
535kg (最高:540kg)
(最低:528kg)
前走時馬体重528kg
POINT
大きな骨格に立派な筋肉が付いており、現役屈指のスケールを感じさせる馬体。トモは横幅が広く、大きな推進力を生み出すことが出来そう。春よりも前後にまとまりが出てきており、体型的にはよりマイラーらしい形になってきた印象。古馬相手でもこの距離への適性は高く、好勝負が期待できそう。毎日王冠は開幕週とあって速い時計が出やすく、それに伴ってスピードの持続力勝負に強い大型馬が毎年のように馬券になっている。雄大な馬格を誇る本馬にとっても好条件と言えそう。毛艶が良く、大型馬でも太め感無く仕上がっている。いきなり力を出せる状態にあると見た。
今週のイチオシ

サンレイポケット

(牡5、栗東・高橋忠厩舎)

ジャングルポケット
アドマイヤパンチ
母父ワイルドラッシュ
通算成績13戦4勝
連対時
平均馬体重
478kg (最高:488kg)
(最低:474kg)
前走時馬体重476kg
POINT
全体にシャープな印象を与える立ち姿で、四肢も長め。ストライドは比較的大きく、広々としたコースが合っているため、東京の長い直線は持ち味を引き出せる舞台と見ていいだろう。ただ、距離はある程度あった方が良さそうなタイプ。1800mは幾分短めで、毎日王冠は開幕週でかなりのスピード勝負になりやすい。速い流れに戸惑わず、自身の脚を使えるかがカギ。また蹄にも若干厚みがあるので、高速馬場よりはある程度時計の掛かる馬場が合っているタイプと見る。5歳馬だが数を使われていない分、馬が若々しく、まだまだ伸びしろがありそう。1週前時点で動ける態勢に整っている。

ダイワキャグニー

(セ6、美浦・菊沢厩舎)

キングカメハメハ
トリプレックス
母父サンデーサイレンス
通算成績24戦8勝
重賞勝利 20年エプソムカップ(G3)
連対時
平均馬体重
493kg (最高:502kg)
(最低:484kg)
前走時馬体重500kg
POINT
全体にガッシリとした筋肉質な体型の馬で、特に後躯の発達が目立つ。横幅が広く容量の大きなトモに立派な筋肉が付いていて、キングマンボ系らしい形。父キングカメハメハも同様にトモの大きさが目立つ馬だったように、父方の血統が発現した馬体と言える。大きな推進力を生み出せる馬体構造で、スピード決着に強い。前走のエプソムCは道悪で勝利したものの、繋ぎはクッションの利くタイプで、本質的には良馬場の方が合っているはず。開幕週の高速馬場もプラスに働きそう。いつも良く見せる馬ではあるものの、今回も馬体の張りは素晴らしい状態で、仕上がりの良さが伝わってくる。

京都大賞典

毎日王冠

出走予定馬すべての立ち写真が掲載されるとは限りません。
競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。