過去3年で2勝!【朝日杯FS】に伝わる"必勝ローテ"に該当するのはたった1頭!…競馬JAPAN

※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!

アスコルターレ

(牡2、栗東・西村厩舎)

ドゥラメンテ
アスコルティ
母父Danehill Dancer
通算成績3戦2勝
連対時
平均馬体重
434kg (最高:444kg)
(最低:424kg)
前走時馬体重444kg
POINT
胸前から肩周りの筋肉が特に発達しており、がっしりとした印象を与える立ち姿。横幅の広いトモは父ドゥラメンテ、その父キングカメハメハと繋がるキングマンボ系の特徴。現時点でも水準以上の筋肉が付いているものの、今後更に中身が詰まってきそうだ。胴は詰まり気味で、父よりも母父のデインヒルダンサーが発現しているイメージ。距離もマイル辺りが上限か。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、一完歩ごとに飛節がしっかりと伸びる。広い阪神の外回りコースも合いそうだ。蹄底に厚みがあり、渋った馬場も問題なくこなせるタイプ。毛艶・馬体の張りも上々で、状態は良さそう。

カイザーノヴァ

(牡2、栗東・矢作厩舎)

モーリス
ステラリード
母父スペシャルウィーク
通算成績4戦2勝
連対時
平均馬体重
458kg (最高:464kg)
(最低:452kg)
前走時馬体重462kg
POINT
正方形に近いシルエット、豊富な筋肉量で前後にまとまりを感じさせる体型。前脚が短めで、重心はやや前傾寄り。肉付きの良さを考慮しても、将来的に短い距離が主戦場になっていきそう。馬格は平均的なサイズだが、腹周りの造りにはどっしりとした重厚感があり、パワーを秘めている。洋芝で行われる北海道シリーズで好成績を残した点も納得できる。本質的にはやや時計の掛かる条件が合うイメージ。成長の余地を残しつつも、現時点で筋肉に明瞭なスジが浮いているように、馬体の張りは良好。

グレナディアガーズ

(牡2、栗東・中内田厩舎)

Frankel
ウェイヴェルアベニュー
母父Harlington
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
454kg (最高:456kg)
(最低:452kg)
前走時馬体重456kg
POINT
全体に余分な肉が付いておらず、細身な印象のある立ち姿。中内田厩舎所属馬はこのようなシャープな造りの馬が多く、本馬も2歳馬ながらアスリートらしい、機敏な動きができそうな素軽さを感じる。シルエット的にはマイラーの印象が強く、ベストの距離と言っていい。細身なタイプではあるが、付くべきところに筋肉が付いていて、特に注目すべきはトモ。丸みがあり、横幅も広い。豊かなスピードを生み出せそうだ。現時点でも中身はパンと詰まっている印象があり、張りが感じられる点は好材料。1週前時点で力を十分に発揮できそうな状態に整っている。

ジュンブルースカイ

(牡2、栗東・友道厩舎)

ドゥラメンテ
ジュントップヒトミ
母父ゼンノロブロイ
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
439kg (最高:440kg)
(最低:438kg)
前走時馬体重428kg
POINT
前走時の馬体重が428キロと牡馬の中では小柄。それでも胴周りに伸びがあり、胸の深さも十分にあるため、数字以上に存在感がある。心肺機能も高そうで、潜在能力はかなりのモノ。シルエット的には1600mよりも2000m前後がベストのイメージで、マイル戦であればスローからの決め手比べが良さそう。飛節もカーブしており、瞬発力勝負にも対応できる。まだ随所に幼さを感じさせ、本当に良くなってくるのはまだまだ先。それでも馬体の張りは現時点でも良好で、背中には銭型が浮き上がるほど具合が良さそう。体調に関しては申し分ない。

ショックアクション

(牡2、栗東・大久龍厩舎)

Gleneagles
Reset In Blue
母父Fastnet Rock
通算成績3戦2勝
重賞勝利 20年新潟2歳ステークス(G3)
連対時
平均馬体重
489kg (最高:490kg)
(最低:488kg)
前走時馬体重490kg
POINT
外国産馬らしいがっしりとしたフォルム。父グレンイーグルスはサドラーズウェルズ系の種牡馬で、この父系は立派な腹袋を有している点が特徴的。本馬も腹周りが実に逞しく、底力を要する展開になっても苦にしないだろう。筋肉質な馬体で、特に後躯の発達が目立つ。強いキックで大きな推進力を生み出せそう。筋肉の輪郭も浮き上がり、骨格的にも完成度は横比較で高め。胴詰まりの体型で、距離はマイルが上限といった雰囲気。デイリー杯2歳Sを回避しての出走になるが、1週前の段階においては毛艶・馬体の張りに良化の余地アリ。当日の気配も要注意。
今週のイチオシ

スーパーホープ

(牡2、栗東・藤岡健厩舎)

キズナ
ケンホープ
母父Kendargent
通算成績5戦1勝
連対時
平均馬体重
509kg (最高:512kg)
(最低:506kg)
前走時馬体重510kg
POINT
第一印象で肉付きの良さが目立つ、筋肉質な馬体。腹周りは丸みを帯びているが、太めが残っているワケではなく、腹袋の大きい元々の体型。母系は重厚な欧州血統で、母方の血が出たモノと考えられる。素軽い印象こそ無いものの、時計の掛かる条件は合っていそう。繋ぎも短めで立っており、馬場が渋れば面白い存在になりそうだ。背中が短めで、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている点は父キズナ譲り。伸縮性に優れた胴の造りで、切れ味は十分。外回りコースでの決め手比べもOKだ。腰高で幼い面は残すが、毛艶は良く、皮膚も薄く見せている。状態自体はかなり良い。
今週のイチオシ

ステラヴェローチェ

(牡2、栗東・須貝尚厩舎)

バゴ
オーマイベイビー
母父ディープインパクト
通算成績2戦2勝
重賞勝利 20年サウジアラビアRC(G3)
連対時
平均馬体重
495kg (最高:502kg)
(最低:488kg)
前走時馬体重502kg
POINT
500キロ近い馬体重が示すように全体に筋肉量が豊富で、逞しい体つき。胴の造りは前後にまとまりがあって、背中が短め。タメを利かせて終いを活かす、瞬発力勝負のスタイルが合っている。繋ぎが短めで立っており、道悪への適性も高い。馬場が渋っても末脚を削がれることはないはずだ。飛節も真っ直ぐに伸びた「直飛」で、ストライドも伸びる。広い阪神の外回りもマッチしそう。キ甲に伸びがあって、骨格の完成度は比較的高め。毛艶、馬体の張りも申し分ない状態で、背中には銭型が浮き上がっている。デキは非常に良さそう。

ドゥラモンド

(牡2、美浦・手塚厩舎)

ドゥラメンテ
シーズインクルーデッド
母父Include
通算成績2戦2勝
連対時
平均馬体重
468kg (最高:468kg)
(最低:468kg)
前走時馬体重468kg
POINT
均整の取れたバランスの良い骨格が目を引く、全体に整った印象のある好馬体。胴に程よい伸びがありつつ、背中側のラインが短めで「長躯短背」の造りになっている。身体の伸縮性に優れ、瞬発力勝負にも強い。デビューからの2戦は小回りコースで上がりタイムは目立たないものの、決め手を要求される阪神外回りコースでも十分にやれるのではないだろうか。飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」も広々としたコースでより活きてくるはず。現時点でキ甲にも伸びがあるし、筋肉の張り感を見ても完成度は高め。肋骨も薄っすらと浮く理想的な状態に仕上げられている。

バスラットレオン

(牡2、栗東・矢作厩舎)

キズナ
バスラットアマル
母父New Approach
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
462kg (最高:462kg)
(最低:462kg)
前走時馬体重482kg
POINT
全体に重厚感のある立ち姿で、どっしりとしたパワータイプの馬体。特に腹袋はかなり大きめで、母父のニューアプローチが影響していると考えられる。洋芝の札幌で新馬勝ちを収め、重賞でも3着。時計の掛かる、力を要する馬場がベストと言って良いだろう。繋ぎも短めで立っており、道悪は得意な部類に入りそう。肉付きが良いため前後にまとまりがあり、また四肢もそれほど長くないために、重心は低め。1800~2000mを使って来たが、距離短縮はむしろ好材料と見る。体型込みでまだ緩さは残っており、今後の成長余地も十分。毛艶は良く、現時点での力は発揮できそう。

ブルースピリット

(牡2、栗東・中内田厩舎)

Invincible Spirit
Jasmine Blue
母父Galileo
通算成績2戦2勝
連対時
平均馬体重
486kg (最高:490kg)
(最低:482kg)
前走時馬体重490kg
POINT
頭部が小さく、バランスの整った美しいシルエットが特徴的。正方形に近いフォルムで、マイルへの延長は問題なさそう。グレナディアガーズと同じく、余分な肉が付いていないのはこの厩舎の特徴と言える。それを差し引いても筋肉の輪郭が全体にハッキリと浮き上がっていて、アップで見ると張り感が素晴らしい。骨格的にも完成度が高く、2歳馬ではあるものの馬体面はかなり充実していると見て良いだろう。500キロ近い馬格を有しながら全く重たい感じもなく、実に素軽い。まとまりのある胴周りで決め手勝負になっても問題なし。光沢のある毛艶に、薄く見せる皮膚。抜群のデキでレースを迎えられそう。

ホウオウアマゾン

(牡2、栗東・矢作厩舎)

キングカメハメハ
ヒカルアマランサス
母父アグネスタキオン
通算成績4戦2勝
連対時
平均馬体重
492kg (最高:498kg)
(最低:486kg)
前走時馬体重498kg
POINT
キングカメハメハ産駒らしい筋肉質な馬体で、スピード勝負に強そう。トモの半腱半膜様筋にスジが浮き上がり、後躯は割れるように発達している。大きな推進力の源と言える立派な後躯だ。G1で決着時計が速くなっても、問題なく力を発揮できるだろう。胴周りは筋肉質な分、まとまりがあって、いかにもマイラーといった雰囲気。ある程度の延長は許容範囲内も、距離自体が延びて良い印象はあまり受けない。キ甲に伸びが感じられ、筋肉の浮き具合を見ても完成度は高いと見て良さそう。馬体も引き締まっており、レコードとコンマ同タイムで駆けた反動も感じられない。

モントライゼ

(牡2、栗東・松永幹厩舎)

ダイワメジャー
ムーングロウ
母父Nayef
通算成績4戦2勝
重賞勝利 20年京王杯2歳ステークス(G2)
連対時
平均馬体重
485kg (最高:496kg)
(最低:482kg)
前走時馬体重496kg
POINT
父ダイワメジャー譲りの豊富な筋肉量が目を引く好馬体。特に後躯は横幅が広く、肉付きも素晴らしい。半腱半膜様筋が浮き上がっているように、中身もパンと詰まっている印象で、スピード能力は相当なモノを秘めていそう。下腿部も膨らむように発達しており、血管の浮き具合は前回の立ち写真よりも良化している。後肢が長く、前肢が短めなのでスピードの乗りが良い。骨格的にはまだ背が伸びる余地もありそうで、将来性はかなり高そう。体型的にはマイルまでこなせるはず。冬場でも毛艶に光沢があり、代謝の良さが伝わってくる。馬体の張りも素晴らしく、文句無しの好仕上がり。

レッドベルオーブ

(牡2、栗東・藤原英厩舎)

ディープインパクト
レッドファンタジア
母父Unbridled’s Song
通算成績3戦2勝
重賞勝利 20年デイリー杯2歳S(G2)
連対時
平均馬体重
472kg (最高:478kg)
(最低:468kg)
前走時馬体重468kg
POINT
デビューからマイルで3連勝を収めているが、スラっとした前脚、細身に見せて長さも十分なクビ周りなど、シルエット的には2000m辺りまで問題なくこなせそうな雰囲気がある。バランスが非常に良く、2度のレコード勝ちは伊達ではない。秘めた素質はG1のココでもトップクラスと見ている。胴周りには以外と伸びがあるので、本質的には一瞬の切れ味よりも、持続力を活かした競馬の方が合っているかもしれない。無論、柔軟性も秘めており、飛節の角度も理想的で、決め手勝負になっても不安はない。抜群の好仕上がりとまではいかないが、十分に力を出せる状態には整っていると見た。

ロードマックス

(牡2、栗東・藤原英厩舎)

ディープインパクト
パーフェクトトリビュート
母父Dubawi
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
447kg (最高:450kg)
(最低:444kg)
前走時馬体重444kg
POINT
父と同程度のサイズで、牡馬の中ではコンパクトにまとまっている。それでもトモは筋肉の輪郭がハッキリ浮き上がるほど発達しており、腹周りにも重厚感がある。腹袋は大きめで、母父ドバウィの特徴が出ている印象。このような体型をした馬は上がりの掛かる、底力を要する展開に強い。新馬戦で不良馬場をこなした点も納得できる。キ甲に伸びがあり、筋肉の張り感も十分で、2歳馬ながら緩さはさほど感じられない。完成度は高めで、G1の大舞台でも十分にやれそうだ。毛艶も申し分なく、薄っすらと肋骨が浮き上がる理想的なボディコンディション。
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