【東京新聞杯】狙いは人気薄の◯◯産駒!万馬券の使者となる激アツ種牡馬を発見!…競馬JAPAN

追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!

東京新聞杯

きさらぎ賞

ヴァンドギャルド

(牡5、栗東・藤原英厩舎)

ディープインパクト
スキア
母父Motivator
通算成績14戦5勝
重賞勝利 20年富士ステークス(G2)
連対時
平均馬体重
470kg (最高:478kg)
(最低:460kg)
前走時馬体重474kg
POINT
背中が短めで、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。仙骨の角度も傾斜した「斜尻」の構造で、パーツの造りは瞬発力型。末脚を活かした競馬が合っており、同コースの富士Sを制覇しているように東京適性も高い。母父モティヴェイター~サドラーズウェルズ系の特徴が発現した腹袋の大きいタイプ。瞬発力タイプではあるものの、本質的には底力を要する時計のやや掛かる馬場がベスト。開幕週は高速馬場だったため、当日の馬場状態は要チェック。休み明けで馬体の張りはまだまだ良化の余地が感じられるものの、スッキリとしたボディコンディションで仕上がりは上々。

ヴェロックス

(牡5、栗東・中内田厩舎)

ジャスタウェイ
セルキス
母父Monsun
通算成績13戦3勝
連対時
平均馬体重
486kg (最高:492kg)
(最低:478kg)
前走時馬体重498kg
POINT
骨格バランスの整った好馬体。本質的には父に似た胴周りがゆったりした持続力タイプで、長く良い脚を使う展開が向いている。好位から抜け出すようなスタイルが理想的だ。前走時にも見られたように、3歳時と比較して造り全体にボリューム感が出てきた。筋肉量が増えてきた今なら、マイルの流れにもある程度は対応できそう。ただ、ベストはやはり2000m前後か。一叩きした効果で前走よりも体は引き締まっており、薄っすらと肋骨が浮き上がっている。筋肉の輪郭もよりハッキリしてきた印象で、状態は前走から上向きと見ていいだろう。

エントシャイデン

(牡6、栗東・矢作厩舎)

ディープインパクト
ルシュクル
母父サクラバクシンオー
通算成績34戦5勝
連対時
平均馬体重
471kg (最高:488kg)
(最低:448kg)
前走時馬体重488kg
POINT
背中が短く、腹側のラインが長く映り、柔軟な伸縮性から生まれる豊かな瞬発力を秘めた体型。前走は逃げて3着に好走しており、一瞬の加速力を序盤から発揮したレース運びだった。本質的には溜めて末脚を活かしてこそのタイプのため、逃げの手を打った次走となる今回はしっかりと折り合って脚を溜められるかがカギ。父に似て蹄が薄いタイプなので、スピードの出る馬場状態はマッチしそう。冬毛も伸ばすことなく毛艶はかなり良さそうで、アップで見ると血管が浮き上がっていることも確認できる。1週前時点でスッキリとした仕上がりを見せており、状態の良さが伝わってくる。

カラテ

(牡5、美浦・高橋祥厩舎)

トゥザグローリー
レディーノパンチ
母父フレンチデピュティ
通算成績22戦4勝
連対時
平均馬体重
515kg (最高:536kg)
(最低:490kg)
前走時馬体重528kg
POINT
500キロを超える雄大な馬格で、迫力のある立ち姿。マイル戦で連勝しているが、四肢もスラっと見せており、窮屈な面も見られないため、2000mくらいまでは問題なく対応できそう。中距離志向の強いマイラーといった印象だ。大きなストライドで東京替わりはむしろ好材料と言えそう。母父の影響で繋ぎはやや短めなので、少し時計が掛かるくらいの馬場がベストか。昨年の同時期から馬体重を20キロほど増やしているが、ようやく骨格に見合った筋肉が付いてきた。冬場でも毛艶が黒光りしているように、代謝の良さが伝わってくると同時に、馬体の張りも申し分ない。今後の良化余地を残しつつ、現状ベストの仕上がりと言えるだろう。
今週のイチオシ

サトノアーサー

(牡7、栗東・池江寿厩舎)

ディープインパクト
キングスローズ
母父Redoute’s Choice
通算成績22戦5勝
重賞勝利 20年関屋記念(G3)
18年エプソムカップ(G3)
連対時
平均馬体重
479kg (最高:492kg)
(最低:464kg)
前走時馬体重500kg
POINT
ディープインパクト産駒らしい飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」の造りで、前脚をスラっと見せているように、ストライドが綺麗に伸びる走りをする。胴からは瞬発力を、後肢の長い脚からは持続力を発揮し、広い東京コースで持ち前の末脚を発揮できるだろう。均整の取れた骨格にしっかりと筋肉が付き、7歳を迎えた今季も大きな衰えは感じられない。出走メンバーの中でも1、2を争うくらい見栄えのする好馬体だ。皮一枚分絞れそうな印象のあった前走は当日+20キロの馬体重。今回は一度使って明らかに絞れており、叩いた効果を感じさせる。筋肉の張りも良化しており、改めて期待。

サトノインプレッサ

(牡4、栗東・矢作厩舎)

ディープインパクト
サプレザ
母父Sahm
通算成績8戦3勝
重賞勝利 20年毎日杯(G3)
連対時
平均馬体重
486kg (最高:488kg)
(最低:484kg)
前走時馬体重478kg
POINT
仙骨の角度が傾斜した「斜尻」と飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」は父ディープインパクトと同じ馬体構造。息の長い末脚を繰り出せる造りで、直線の長い東京コースは合っている舞台。胴周りにまとまりがあり、シルエットは中距離馬のイメージ。2000m辺りがベストの印象も、東京マイルは中距離並のスタミナ・底力が要求される。スプリント寄りの適性が問われるような、極端な高速決着にならなければ、十分に上位を狙える舞台と言えるだろう。休み明けの前走時よりも全体に引き締まった印象で、毛艶や馬体の張りもアップ。一度使われて状態は上向き。

シャドウディーヴァ

(牝5、美浦・斎藤誠厩舎)

ハーツクライ
ダイヤモンドディーバ
母父Dansili
通算成績18戦2勝
連対時
平均馬体重
471kg (最高:482kg)
(最低:464kg)
前走時馬体重478kg
POINT
ハーツクライ産駒らしい胴をゆったりと見せる体型で、持続力勝負に強そう。長く良い脚を使う舞台が向いているため、東京の長い直線はプラスに働くはず。スローよりも淀みない流れを好むタイプなので、マイル戦の締まった流れは合っている。昨年もハイペースの流れに上手く乗り、2着と好走。今年も展開ひとつで上位を狙えそう。昨秋から筋肉量が増加しており、マイル寄りの体型になってきた点も好材料。季節的に冬毛が目立っているが、トモの半腱半膜様筋にはハッキリとスジが浮き上がっており、馬体の張りは上々。力は十分に発揮できると見た。

ダイワキャグニー

(セ7、美浦・菊沢厩舎)

キングカメハメハ
トリプレックス
母父サンデーサイレンス
通算成績27戦8勝
重賞勝利 20年エプソムカップ(G3)
連対時
平均馬体重
494kg (最高:502kg)
(最低:484kg)
前走時馬体重502kg
POINT
隆起するように筋肉が発達したパワフルな馬体。後躯の横幅も広く、大きなトモに立派な筋肉が付いている。スピード勝負に強い、キングマンボ系の特徴が発現した馬体構造と言えるだろう。前走は2200mの日経新春杯に出走したが、ガッシリとした体型をしているため、やや距離が長い印象だった。3歳秋のキャピタルSではマイル戦で勝利を収めており、距離短縮は好材料と考えて良いだろう。時計勝負になっても問題なく対応できるはず。7歳馬でも馬体に緩さは感じさせず、薄っすらと肋骨の浮き上がる理想的なボディコンディション。前走時もデキ良く映ったが、今回も引き続き良い状態でレースを迎えられそう。
今週のイチオシ

ダノンジェネラル

(牡3、栗東・中内田厩舎)

ドゥラメンテ
ペルヴィアンリリー
母父フレンチデピュティ
通算成績1戦1勝
連対時
平均馬体重
490kg (最高:490kg)
(最低:490kg)
前走時馬体重490kg
POINT
背中が短く、腹側のラインが長く映る体型。伸縮性に優れた造りで、溜めて一瞬の切れ味を活かしてこそ、馬体の持ち味が活きてくる。新馬戦では33秒4の上がりをマークして勝利を収めており、鋭い決め手はメンバー中でも上位。末脚勝負になりやすい中京でも、問題なく力を出せるだろう。骨格のバランスも整っており、胸の深さも十分で、筋肉量も豊富でありながら重苦しさは全く感じられない。重賞、その先のG1戦線でも通用しそうな、高い素質を秘めていそう。成長余地を残しつつ、馬体の張りや毛艶は申し分ない状態。現状の能力をフルに発揮できるはずだ。

ドゥラモンド

(牡3、美浦・手塚厩舎)

ドゥラメンテ
シーズインクルーデッド
母父Include
通算成績3戦2勝
連対時
平均馬体重
468kg (最高:468kg)
(最低:468kg)
前走時馬体重478kg
POINT
均整の取れたバランスの良い骨格で、全体に整った印象のある好馬体。胴に程よい伸びがありつつ、背中側のラインが短めで「長躯短背」の造り。身体の伸縮性に優れており、瞬発力を要求されるような展開にも強い。マイル戦でも勝利を挙げているものの、馬体のシルエットは中距離馬。2000mへの距離延長でパフォーマンスを上げてくる可能性は高い。飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」で、長く脚を使うこともできる。正攻法の競馬で上位争いに期待。キ甲にも伸びがあり、筋肉もパンと張っている。休み明けの分前走よりもふっくらとしているが、1週前で輸送前なら問題なし。

ヨーホーレイク

(牡3、栗東・友道厩舎)

ディープインパクト
クロウキャニオン
母父フレンチデピュティ
通算成績3戦2勝
連対時
平均馬体重
496kg (最高:500kg)
(最低:492kg)
前走時馬体重502kg
POINT
父譲りの斜尻直飛で、各パーツはディープインパクト産駒らしい形をしている。一方、胴周りは父よりも伸びがあって、ストライドも広く、長く脚を使う競馬が合っているタイプ。スローからの決め手比べよりも、持ち前の持続力を活かせるような締まった流れでより優れたパフォーマンスを披露するはず。500キロ近い大型馬ながら、余分な肉がほとんど付いていないため、立ち姿は非常に素軽い。それでいて付くべきところに筋肉がしっかり付いていて、素質はこの中でも上位の存在。トモ脚が長いこともあるが、まだまだ背は伸びそう。筋肉の張りはホープフルS時にも見劣らず、仕上がりはかなり良さそう。

ラーゴム

(牡3、栗東・斉藤崇厩舎)

オルフェーヴル
シュガーショック
母父Candy Ride
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
508kg (最高:512kg)
(最低:506kg)
前走時馬体重512kg
POINT
500キロを超す馬体重が示すように、立派な骨格と豊富な筋肉量が特徴的。一戦ごとに馬体重が増えているが、良い意味でボリューム感はあっても、重苦しさは全く無い。この辺りは父オルフェーヴルの成長力が表れていると言っていいだろう。バランスも整っていて、背中がやや短く映る「長躯短背」の造りでありつつ、胴周りには伸びも感じられる。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で長く良い脚を使えそう。どんな展開、舞台においても崩れない、総合力の高さを感じる。今後、距離は延びても問題なさそう。過去の立ち写真との比較はできないが、後肢の下腿部には血管が浮き上がり、筋肉の張りは上々。毛艶にも光沢が感じられるように、体調はかなり良さそう。

ランドオブリバティ

(牡3、美浦・鹿戸雄厩舎)

ディープインパクト
ドバウィハイツ
母父Dubawi
通算成績3戦2勝
連対時
平均馬体重
465kg (最高:466kg)
(最低:464kg)
前走時馬体重478kg
POINT
バランスの整った骨格に、豊富な筋肉を有している好馬体の持ち主。特にトモの半腱半膜様筋には明瞭にスジが浮き上がっていて、割れるように筋肉が発達している。前走も序盤から軽快なスピードで先行できたように、強いキックで大きな推進力を生み出せそう。純粋に能力値の天井は高いと見ている。ディープインパクト産駒の中では比較的飛節がカーブしていて、後肢のピッチが利くタイプ。スピードがあるため押し切るスタイルで勝利しているが、ある程度溜めても鋭い脚は発揮できるのではないだろうか。腹周りにも程よい重厚感があって、馬場の荒れ具合が進んだ今の中京でもパワー負けせずに走れるはず。引き続き馬体の張りは良く、ダメージも感じられない好仕上がり。

東京新聞杯

きさらぎ賞

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