【関屋記念】得意のマイル重賞!元大手牧場スタッフの評価NO.1は!?小倉記念も診断
2021/8/13(金)
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※各馬の評価、イチオシ馬は金曜日に公開します!
関屋記念
小倉記念
- 8/14(土)夕方発行
東京スポーツ(関屋記念の予想を掲載) - 8/14(土)13:15頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟7R~9R) - 8/15(日)14:45頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟10R~12R)
カラテ
牡5
[美]高橋祥厩舎
父 | トゥザグローリー |
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母 | レディーノパンチ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 24戦5勝[5-0-0-19] |
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前走時馬体重 | 526kg |
馬体重が示す通りの大型馬。骨格、筋肉量共に豊富で、スケール感はメンバー中でも随一。四肢をスラっと見せており、マイル重賞の勝ち馬ではあるものの、中距離もこなせそうな雰囲気。脚が長い分、ノビノビと走ることができる広い新潟コースは合っている印象だ。以前は余分な肉が多く、パワー型のイメージが強かったが、徐々に筋肉の輪郭が浮き上がり、完成度が高まってきた。関屋記念は大型馬が強いレースで、このパワフルな馬体をスピード勝負に活かせれば楽しみ。馬体の張り感は前走以上で、状態は上向いてきている。
グランデマーレ
牡4
[栗]藤岡健厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | グランデアモーレ 母父:ネオユニヴァース |
通算成績 | 6戦4勝[4-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 510kg |
父ロードカナロア似で筋肉質な馬体。2000mでのレコード勝ちがあるようにスピードタイプの馬体で、時計の速いレースでこそ真価を発揮する。胴自体の長さは詰まり気味も、背中と腹側のラインが平行に映る体型をしており、一瞬の速い脚よりも長く良い脚を使えるタイプ。関屋記念は長い直線での叩き合いになり、瞬発力と同時に持続力も要求される。500キロを超える馬格もこの舞台で活きてきそう。今回は3ヶ月ぶりのレースとなるが、腹周りをスッキリと見せており、いきなり動ける態勢に整っている。筋肉の隆起も昨秋と比べてパワーアップしている印象だ。
ソングライン
牝3
[美]林厩舎
父 | キズナ |
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母 | ルミナスパレード 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 5戦2勝[2-2-0-1] |
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前走時馬体重 | 480kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。典型的な瞬発力タイプの体型で、道中しっかりとタメを利かせることで、終いに鋭い脚を繰り出すことができる。胴自体が詰まり気味で、トモには立派な筋肉が付いており、後肢の下腿部には血管が網目状に浮き上がっている。短距離志向が強いタイプで、スピード能力に優れている。高速決着でこそ能力が活きてくるだろう。3歳牝馬でも馬格は雄大で、古馬に混ざっても全く見劣らない。骨格のバランス、筋肉の張り感はNHKマイルC時よりも良化している印象。毛艶も黒光りしていて、デキそのものもかなりイイ。
パクスアメリカーナ
牡6
[栗]中内田厩舎
父 | クロフネ |
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母 | グローバルピース 母父:サンデーサイレンス |
通算成績 | 9戦4勝[4-1-2-2] |
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前走時馬体重 | 462kg |
筋骨隆々とした体つきで肩周りの筋肉が発達しており、前駆は非常に力強い。重厚感のある立ち姿で、スピードよりもパワーで勝負するタイプの馬体構造といえるだろう。高速決着よりも時計が掛かって欲しいタイプ。飛節の折りが深い「曲飛」で、このような造りの馬は比較的瞬発力を秘めているが、この馬は父クロフネで筋肉の質がそこまで柔らかいタイプでは無い。そのため後方一気よりも、好位からサッと抜け出すような競馬を得意としている。太目に映りがちな体型ではあるものの、肋骨が薄っすら浮き上がっているように、休み明けでも余分な肉が無く仕上がっている。
ロータスランド
牝4
[栗]辻野厩舎
父 | Point of Entry |
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母 | Little Miss Muffet 母父:Scat Daddy |
通算成績 | 9戦4勝[4-3-0-2] |
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前走時馬体重 | 470kg |
筋肉量が豊富で迫力のある好馬体。横幅の広い後躯の中身が詰まってきた印象で、スピードとパワーに秀でている。背中が短く、肉付きがいいため胴周りは詰まって見える。本質的には1600mがベストで、瞬発力に秀でているためワンターンのほうが力を発揮できるはず。この舞台替わりは好材料といえそうだ。蹄には十分な厚みがあって、多少の馬場悪化は問題なし。前走の時点で仕上がりはかなり良かったため、ガラッと変わった雰囲気こそないが、引き続き馬体の張りは良好。いい状態でレースを迎えられそうだ。
シャドウディーヴァ
牝5
[美]斎藤誠厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ダイヤモンドディーバ 母父:Dansili |
通算成績 | 21戦2勝[2-5-3-11] |
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前走時馬体重 | 476kg |
ハーツクライ産駒らしく胴をゆったりと見せる体型で、持続力勝負に向いているタイプ。広い新潟コースは力を発揮できる舞台といえそうだ。ただマイル重賞での実績こそあるものの、本質的には中距離志向が強い。マイル戦では極端な高速決着になるよりも、多少時計が掛かったほうがいいのではないだろうか。3歳時から一線級で活躍しているが衰えはなく、メリハリのある馬体をキープできている。後躯も膨らむように発達し、充実している。毛艶は良好で筋肉の張りも前走に引き続き良い状態。
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バランスが良く牝馬らしい素軽さがあり、平坦の新潟コースは合う。マイル~2000mでは安定して力を発揮できそう。腹側のラインに対して背中はやや短く、瞬間的な速い脚を繰り出せそうな造り。飛節は「くの字」に折れた「曲飛」の構造をしており、瞬発力勝負に向いている。蹄は薄く、本質的には良馬場向き。近走の仕上がりを振り返ると、休み明けのマーメイドSでは腹周りをふっくらと見せ、叩き2走目の小倉記念ではシャープに映り、3戦目となる今回はまたボリューム感のある造りで出てきた。この経緯をどう見るかがカギも、純粋な立ち姿では太くはない。毛艶も光沢があって、体調が良さそうだ。