【阪神ジュベナイルF】2歳女王に最も近い馬は⁉イチオシ馬が連続好走中!
2021/12/10(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 12/11(土)夕方発行
東京スポーツ(阪神JFの予想を掲載) - 12/12(日)14:40頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山11R~12R)
ウォーターナビレラ
牝2
[栗]武幸厩舎
父 | シルバーステート |
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母 | シャイニングサヤカ 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 3戦3勝[3-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 472kg |
父譲りの筋肉質な馬体で、全体に肉付きのいいタイプ。胸の縦幅が深く、大きな心臓や肺を持っていそうで心肺機能の高さが窺える。胴周りはゆったりとした造り。デビューからマイル前後の距離を使われてきているものの、今後距離が延びても対応できそう。大跳びの走りで外回りコースは合っているはず。身体の柔軟性と「くの字」に折れた「曲飛」からはバネ感も見受けられ、瞬発力勝負もOK。筋肉の輪郭がハッキリと浮き上がっており、体つきはかなり引き締まっている。伸びしろを残しつつも、他馬との比較で完成度は高い。現状のベストといえる好仕上がりだ。
サークルオブライフ
牝2
[美]国枝厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | シーブリーズライフ 母父:アドマイヤジャパン |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-1-0] |
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前走時馬体重 | 478kg |
胴周りに伸びを感じさせる体型で、まだキ甲が伸び切っていないこともあるが、少し腰高に映るシルエット。父エピファネイアの特徴が各パーツに感じられて、持続力勝負に向いている馬体といえそうだ。腹周りはふっくらと見せていて、重厚感がある。どちらかといえばパワータイプで、連続開催となる阪神芝コースでも力を出せそう。胴長タイプでも腹周りのラインは後躯に向かって引き締まっており、優れた伸縮性と瞬発力を秘める。季節的なモノで腹周りの毛艶は冴えないが、薄っすらと肋骨が浮き上がっているように、1週前の時点でスッキリと仕上がっている。
ダークペイジ
牝2
[栗]吉村厩舎
父 | Dark Angel |
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母 | グレイトペイジ 母父:Roderic O’Connor |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 448kg |
父は日本では馴染みが薄いものの、欧州ではトップスプリンターを多数輩出している。本馬はやや前脚が短めで重心が前傾しており、スタートからスピードの乗りがいい。飛節もカーブしている「曲飛」で、コンパクトな馬格も相まってピッチが速く、軽快なスピードを発揮することができる。父譲りの短距離適性が馬体から感じられるため、マイルへの距離延長がカギになりそうだ。小柄な馬ではあるものの腹袋はふっくらと見せており、やや上がりの掛かる底力勝負が合っていそう。少し冬毛が伸びているので毛艶は冴えないが、筋肉の輪郭は浮いて見え、馬体の張りは悪くない。
ナミュール
牝2
[栗]高野厩舎
父 | ハービンジャー |
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母 | サンブルエミューズ 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 440kg |
背中が短く、腹側のラインが長く見える「長躯短背」の体型で、骨格自体は小柄でありながら、身体を大きくしなやかに使うことができる。新馬戦、赤松賞と鋭い切れ味を披露したように、決め手は今回のメンバー中でも上位の存在。また、飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、後肢がキックした際に綺麗に伸び切る。広い阪神外回りコースは持ち前の瞬発力を存分に発揮できる舞台といえるだろう。胸も縦幅が深く、心肺機能は高そうだ。馬体は素軽い造りも、走りは非常に力強く、筋肉が締まっているように見える。成長の余地を残しつつも、G1の大舞台でも上位を狙えそうな完成度。中2週と間隔は詰まるが、馬体減りも感じられない。
ナムラクレア
牝2
[栗]長谷川厩舎
父 | ミッキーアイル |
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母 | サンクイーン2 母父:Storm Cat |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-1-0] |
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前走時馬体重 | 460kg |
前肢が短く、腰高に映るシルエット。重心が前傾しておりスピードの乗りがいい。クビが短く、振り幅が小さいためピッチが速い。胴詰まりの体型で、スプリント適性はかなり高いと見て良いだろう。トモは横幅が広く肉付きも豊か。また下腿部には明確な膨らみが感じられ、高いスピード能力が見受けられる。総合的に見て、今回はマイルへの距離延長がカギになりそうだ。まだキ甲は伸びそうで、既に重賞で好走している馬ではあるが、成長の余地を残している印象。それでも小倉2歳S時の写真と比べて、かなりバランスが良くなった。馬体の張りも良好で、力は十分に発揮できる。
ナムラリコリス
牝2
[栗]大橋厩舎
父 | ジョーカプチーノ |
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母 | ナムラキッス 母父:マツリダゴッホ |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 464kg |
まず目に留まるのが折りの深い飛節。典型的な「曲飛」の構造で後肢の回転がかなり速い。父ジョーカプチーノ、母父マツリダゴッホも折りの深い曲飛で、血統的にも双方の特徴が遺伝したと見ていいだろう。ピッチの利く走りができるため、いずれの産駒もコーナー角度の急なコースでスピードを落とすことなく走ることができる。本馬も函館芝1200mで重賞を制したように、本質的には小回りの短距離がベスト。レース間隔は開いたものの、1週前の時点でムダ肉無く仕上がっており、毛艶や馬体の張りはかなり良く見えて、体調の良さが窺える1頭。
ラブリイユアアイズ
牝2
[美]黒岩厩舎
父 | ロゴタイプ |
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母 | オープンユアアイズ 母父:ヴィクトワールピサ |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-1-0] |
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前走時馬体重 | 438kg |
全体的にムダ肉が少なく、シャープに映る馬体。肩のラインはやや立ち気味で、肩関節の可動域はそこまで広くない。その分ピッチが利く印象で、前脚も短めであることから、スピードの乗りがいい。走法を見ても短距離志向がやや強いタイプといえそうだ。決して大きな馬ではないが、トモの半腱半膜様筋には明瞭にスジが浮き上がっているように、付くべきところに筋肉が付き、また中身も詰まっている。マイル戦での切れ味勝負がどうかも、持ち前の先行力を生かせれば。冬場にもかかわらず非常に毛艶が良く、毛色も相まって黒光りしている。血管が浮き上がるほど馬体の張りも感じられ、状態の良さが目立つ。
ステルナティーア
牝2
[美]木村厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | ラルケット 母父:ファルブラヴ |
通算成績 | 2戦1勝[1-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 442kg |
マイルCS勝ち馬ステルヴィオの全妹。本馬のほうが一回りコンパクトではあるものの、骨格のシルエット、皮膚を薄く見せる筋肉の質感など非常に似通う部分が多い。特に短めな背中のラインと、折りの深い「曲飛」は良く似ている。兄はマイルCSを内から鋭く差し切ったように、現役屈指といえる瞬発力の持ち主。本馬も新馬戦で32秒7の上がりをマークしており、とにかく末脚が切れるタイプ。阪神外回りはいかにもマッチしそうで、兄が同コースの朝日杯FSで2着に入っている点も好材料。引き締まった体つきを見ても分かるように完成度は高く、毛艶にも光沢があって体調はすこぶる良さそう。
キミワクイーン
牝2
[美]奥村武厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | チェリーペトルズ 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 418kg |
飛節の折りが深い「曲飛」の構造をしており、後肢の回転が速いタイプ。胴も前後にまとまりがあって、やや詰まり気味。ピッチの利く走りで、瞬発力勝負は向いている。420キロ前後で出走しているように小柄な馬ではあるものの、父ロードカナロア譲りの筋肉量を秘めており、トモにはボリューム感がある。短距離志向が強い体型なので距離延長はカギになりそうだが、スピード能力と決め手はココでも十分に通用しそう。小柄な分、仕上がり早のタイプで、完成度の高さも武器。毛艶や馬体の張りもかなり良く見せている。
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前後にまとまりのある、胴詰まりの体型。特に背中は短めで、飛節は緩やかにカーブした「曲飛」の作り。全体的にピッチが速そうな馬体構造といえそうだ。骨格自体はコンパクトなサイズも、胸前やトモにしっかりと筋肉が付いていて、スピード能力を感じさせる。力の要るダートで初勝利を挙げた点も納得できる。短距離志向が強いタイプで、マイルの距離はギリギリか。体つきを見る限り、まだ成長段階で良化の余地が大きい。それでも太め感なく仕上がっており、力は十分に発揮できそう。