【桜花賞】3歳クラシック開幕!昨年ダブル好走の「イチオシ馬」「特注馬」は見逃せない!
2022/4/8(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 4/9(土)夕方発行
東京スポーツ(桜花賞の予想を掲載) - 4/10(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10R~12R)
アルーリングウェイ
牝3
[栗]藤岡健厩舎
父 | ジャスタウェイ |
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母 | アルーリングライフ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 454kg |
クロスマジェスティ
牝3
[美]水野厩舎
父 | ディーマジェスティ |
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母 | テンザンコノハナ 母父:カリズマティック |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-1-0] |
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前走時馬体重 | 470kg |
前後にまとまりのある、コロンとした体型。肩のラインも立ち気味、体型的にもマイル戦はベストの距離といえそう。腹袋が大きく発達しており、肉付きが良く、全体に重厚感がある。父ディーマジェスティはディープインパクト産駒ではあるが、母父のブライアンズタイムが馬体に表れて、豊かな腹袋を備えていた。本馬は父の特徴をしっかりと受け継いでおり、上がりが掛かるようなタフな展開でこそ真価を発揮するタイプといえるだろう。やや腰高で、キ甲周辺の造りを見ても、まだ伸びしろを感じさせる。毛艶や馬体の張りはまずまずで、十分に力を出せるデキ。
サークルオブライフ
牝3
[美]国枝厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | シーブリーズライフ 母父:アドマイヤジャパン |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-2-0] |
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前走時馬体重 | 476kg |
父エピファネイアの特徴が随所に感じられる、持続力に優れた馬体の持ち主。腹周りはふっくらとしていて、立ち姿は迫力十分。同時に牝馬らしいしなやかな面もあり、総合力に優れたタイプといえそう。以前はもっとボリューム感のある体つきに映ったが、今回は今までの写真と比較して一番シャープに見える。余分な肉が削げて、よりアスリートらしい体型になってきた。完成度が高まっていると見ていいだろう。キ甲が伸びて、骨格のバランスも良くなっている。冬毛が多少残っていた前走と比較しても、明らかに毛艶が良化しており、一叩きされて状態はグンと上向いている印象。
サブライムアンセム
牝3
[栗]藤原英厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | パストフォリア 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 7戦2勝[2-3-0-2] |
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前走時馬体重 | 476kg |
後躯の筋肉が発達しており、皮膚を薄く見せているように張り感が素晴らしい。父ロードカナロア譲りで筋肉質なタイプではあるものの、牝馬らしい素軽さがあって、1600mまでなら問題なく対応できそう。飛節は典型的な「曲飛」の造りで、かなり折りの深いタイプ。一瞬の加速力は相当なモノを秘めていて、フィリーズレビューでは馬群の間を縫うようにして追い込んだ。広々とした外回りよりも、トリッキーな内回り向きのタイプではあるものの、内枠からロスの無い競馬ができれば侮れない。コンスタントに使われているが筋肉の張りも上々で、見た目に好調。
ナミュール
牝3
[栗]高野厩舎
父 | ハービンジャー |
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母 | サンブルエミューズ 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 4戦3勝[3-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 430kg |
背中が短く、腹側のラインが長く見える「長躯短背」の体型。小柄な馬ではあるものの、身体を大きくしなやかに使うことができる。柔軟な筋肉が本馬の最大の長所で、鋭く切れる瞬発力は世代屈指。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造。キックした際に後肢が綺麗に伸び切るため、広い阪神外回りコースは追い込みやすい舞台といえる。ハービンジャー産駒は緩い面が目立つ馬が多い中、この馬は母父のダイワメジャーがうまく馬体に遺伝して、トモがしっかりと発達して補完されている。毛艶や馬体の張りはチューリップ賞以上。ココを目標に、順調に仕上がった印象。
ピンハイ
牝3
[栗]田中克厩舎
父 | ミッキーアイル |
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母 | レイテッド 母父:ジャングルポケット |
通算成績 | 2戦1勝[1-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 414kg |
小顔でバランスのいい、シャープな体つきの牝馬。前走時が414キロと小柄な馬ではあるものの、肩周りにしっかり筋肉が付いていて、トモの張り感も十分。決して非力な印象はない。人気薄で激走したばかりだが、能力的にも侮れない1頭。キ甲は現時点でも伸びが感じられ、仕上がり早のタイプと見ていいだろう。長躯短背で伸縮性に優れ、チューリップ賞では内からスルスルと伸びてきた。コンパクトな馬格を考慮すると、高速決着よりも多少時計の掛かる馬場のほうが良さそう。過去との比較はできないが、毛艶・馬体の張りは非常に良く見せていて、好調そのもの。
フォラブリューテ
牝3
[美]宮田厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | ブルーメンブラット 母父:アドマイヤベガ |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 440kg |
良血馬らしく、立ち姿から皮膚の薄さが伝わってくる好馬体。コンパクトにまとまっているが、潜在能力はかなり高そうだ。父エピファネイア譲りで、胴周りは窮屈に見せない。全体に余分な肉が付いておらず、しなやかなフォルムで末脚が切れるタイプだ。飛節の折りが深い「曲飛」で、速いピッチから鋭い末脚を繰り出せる。体型的に高速決着がどうかも、水準くらいの馬場ならば十分にやれていい。骨格の完成度は決して低くないが、肉付きはこれから更に良くなってきそうな雰囲気がある。シャープに仕上がっており、現状ベストの状態といえそう。
プレサージュリフト
牝3
[美]木村厩舎
父 | ハービンジャー |
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母 | シュプリームギフト 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 464kg |
父ハービンジャー同様に、胴周りに伸びがある体型。前脚もスラっと見せていて、跳びが大きいタイプの追い込み馬。東京コースで2連勝を飾っているように、広々とした舞台がベスト。阪神外回りは持ち前の末脚を発揮できるコースといえる。ただし、近年の桜花賞は高速決着になりやすく、時計が速いと後方一気は厳しくなる。本馬はスタートにも課題があるため、ある程度の位置には付けておきたい。母は短距離馬だったが、体型的にある程度距離には融通が利きそう。馬体の張りは十分で、完成度も決して低くない。銭型模様が浮き上がり、体調もかなり良さそうだ。
ライラック
牝3
[美]相沢厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | ヴィーヴァブーケ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 420kg |
出走時420~430キロ台の馬体重が示すように、シャープで細身に映る馬体。スピード勝負よりも持久力比べが合っている印象が強く、フェアリーSではマイル戦で勝利を挙げているが、本質的には中距離のほうが向いていそう。前走は1600m戦で1.35.2と時計が掛かっており、この距離ならばタイムを要する馬場状態、展開になって欲しいところ。飛節の折りは深く、しなやかな馬体で切れる末脚を秘めている点は好材料。休み明けでも小柄なため、仕上がりやすいタイプ。ムダ肉なく引き締まっており、力を出せる状態にある。
ラブリイユアアイズ
牝3
[美]黒岩厩舎
父 | ロゴタイプ |
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母 | オープンユアアイズ 母父:ヴィクトワールピサ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-1-0] |
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前走時馬体重 | 428kg |
全体にシャープに映る馬体。肩のラインは立ち気味で、肩関節の可動域はそこまで広くない。その分ピッチが利き、前脚も短めであることから、スピードの乗りがいい。短距離志向が強いタイプといえそうだ。速力を秘めているので、高速決着自体は悪くなさそう。阪神JFからの休み明けとなるが、立ち姿からは大きく変わった印象は感じられない。持ち前の先行力を生かして、どこまで粘りこめるかがカギ。もう一段階成長が欲しいところではあるものの、4ヶ月ぶりの実戦でも太め感なく仕上がっていて、いきなり動ける態勢に整った。
ウォーターナビレラ
牝3
[栗]武幸厩舎
父 | シルバーステート |
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母 | シャイニングサヤカ 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 478kg |
父シルバーステート譲りの、筋肉質な体つきが目に留まる好馬体。骨格のバランスも整っていて、優れた心肺機能を秘めた深い胸に、程よく伸びのある胴周り。後肢の飛節はカーブした「曲飛」で瞬間的な加速も可能、33秒台の切れが求められる桜花賞でも決め手は十分通用するはず。総合的に見て、崩れにくいタイプといえそう。跳びは大きく、広い阪神の外回りコースも合う。注目すべきは仕上がり面。一戦ごとにムダ肉が削げて、筋肉の輪郭がよりハッキリしてきた。完成度が高まってきた様子が見受けられる。毛艶・馬体の張りも申し分なく、メイチの仕上げと言っていい。
ナムラクレア
牝3
[栗]長谷川厩舎
父 | ミッキーアイル |
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母 | サンクイーン2 母父:Storm Cat |
通算成績 | 6戦2勝[2-2-1-1] |
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前走時馬体重 | 466kg |
前肢が短めで重心が低く前傾しており、スピードの乗りがいい。クビが短く、振り幅が小さいためピッチが速い。3歳馬同士ならマイル戦でも十分にやれるだけの能力を秘めているが、将来的にはスプリント路線が主戦場となっていきそう。近年の桜花賞は良馬場の場合、決着時計が速くなることが多い。当日、高速馬場になるようであれば、この馬のスピードが活きてくるはずだ。フィリーズレビュー時も休み明けながら馬体が引き締まり、昨秋からの良化・成長を感じられたが、一度使った今回はより毛艶に光沢が増して、筋肉の張りもアップしている。仕上がり抜群といっていいだろう。
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クビさしは短めで、一完歩のストロークが速め。1200m戦で新馬勝ちを収めているように、比較的短距離志向が強いタイプだ。骨格に対して背中に伸びが感じられ、父ジャスタウェイの特徴が馬体に表れている。瞬間的な切れよりも、長く脚を使う競馬が合いそうで、広々とした外回りコースは悪くない。もともと後肢が長い馬ではあるものの、やや腰高な面が見られ、キ甲の周辺を見てもまだ背は伸びそうな印象がある。毛艶は光沢があって体調の良さが伝わってくる。腹周りもスッキリと引き締まっており、現状のベストといっていい好仕上がり。