【NHKマイルC】3年連続で推奨馬が好走中!マイル王にふさわしいイチオシ馬は!?
2022/5/6(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 5/7(土)夕方発行
東京スポーツ(NHKマイルCの予想を掲載) - 5/7(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R) - 5/8(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
アルーリングウェイ
牝3
[栗]藤岡健厩舎
父 | ジャスタウェイ |
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母 | アルーリングライフ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 454kg |
インダストリア
牡3
[美]宮田厩舎
父 | リオンディーズ |
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母 | インダクティ 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 488kg |
今回の出走メンバーの中でも、特に胴が詰まった体型で、背中が短い。腹側のラインも後躯に向かって引き締まっており、前駆と後躯の高い連動性を感じさせる。体を上手に伸縮させることが可能で、フォルムからも優れた瞬発力が伝わってくる。また、全体に筋肉量も豊富でボリューム感がある。父リオンディーズ似であり、キングマンボ系の特徴が前面に出ている。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、エンジンが掛かってからは鋭く長い脚を繰り出せそう。今回は右前蹄の内側に補修跡が残っている点が少し気になるものの、馬体の張りは上々。体つきは仕上がっている。
ジャングロ
牡3
[栗]森厩舎
父 | More Than Ready |
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母 | Goodbye Stranger 母父:Broad Brush |
通算成績 | 8戦4勝[4-2-1-1] |
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前走時馬体重 | 460kg |
全体に肉付きのいい体型で、筋肉の輪郭がハッキリと浮き上がっている。質感的に切れよりもパワー、持続する脚を繰り出す競馬が向いていそう。飛節の折りは深く、クビも短いことからピッチは速く、素早いスタートダッシュに繋がっている。スピードはメンバー中でも上位の存在。その一方で短距離志向が強いタイプなので、今回は直線の長い東京コースがカギになりそうだ。皮膚を薄く見せているように筋肉の張り具合は良好。骨格のバランスも整っていて、完成度は決して低くない。いい状態でレースに臨めそうだ。
ソリタリオ
牡3
[栗]西村厩舎
父 | モーリス |
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母 | サブトゥエンティ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 6戦2勝[2-3-0-1] |
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前走時馬体重 | 478kg |
父モーリス、母父キングカメハメハはいずれも筋肉質な馬体が特徴。本馬も父方、母方の両方からその特徴を受け継いで、肉付きのいいパワフルな馬体を披露している。胴は詰まり気味で、ベストの距離は1600m。筋肉の質感的にも柔軟性よりパワーが勝っている印象があるため、切れ味を求められる展開への対応力が問われるところ。繋ぎは短めで、道悪は苦にしないイメージ。馬場が渋れば浮上の目も。前走から大きく上向いた感じはなくとも、引き続き後肢の下腿部には血管が浮いて、馬体の張りは上々。力を出せる状態にある。
タイセイディバイン
牡3
[栗]高野厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | ダイワスピリット 母父:ダンスインザダーク |
通算成績 | 9戦1勝[1-4-1-3] |
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前走時馬体重 | 516kg |
骨量・筋肉量共に豊富で、ガッシリとしたフォルム。胴周りには比較的ゆとりがあり、初勝利を2000mで挙げた点も頷ける。ただし、パワフルで重厚感があり、重心も低いので、本質的にはマイルくらいの距離が合っていそう。飛節は緩やかにカーブ、理想的な角度といって良さそうだ。パワー型の印象があるので、上がりが掛かる条件のほうが向いているものの、アーリントンCでは上がり33秒9の末脚を繰り出して2着に好走。どんな舞台でも崩れず走っており、能力の高さを証明した。全体にまだ引き締まってくる余地を残しつつも、筋肉の張りは良好。現状の能力は問題なく発揮できそう。
ダノンスコーピオン
牡3
[栗]安田隆厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | レキシールー 母父:Sligo Bay |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 458kg |
父ロードカナロアから立派な筋肉を受け継ぎつつ、素軽さも感じさせる立ち姿。1800戦での勝ち星もあるが、胴が詰まり気味で、体型的にはやはりマイル戦がベスト。背中が短く、腹側のラインが長く後躯に向かって引き締まっていて、かなりの瞬発力を感じさせる。飛節の折りも深い「曲飛」の造りで、ピッチの速さ、脚の回転力で一気に加速するのが得意。切れ味が求められるNHKマイルCには適した馬体といえる。キ甲の周辺を見ると、まだ成長しそうな雰囲気が残っている。2歳時と比較してガラッと変わった感じは無いが、馬体の張りは朝日杯FS時よりもアップ。現状ベストの仕上がりと見ていい。
トウシンマカオ
牡3
[美]高柳瑞厩舎
父 | ビッグアーサー |
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母 | ユキノマーメイド 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 452kg |
父ビッグアーサー似の筋肉質な馬体。骨格自体はコンパクトにまとまっているが、中身が詰まっている印象で、スピード感がある。胴は決して長くないものの、背中と腹側のラインが平行に近い分、少し伸びがあるように感じられる。持続力に優れた構造で、飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」でキックした際にしっかりと後肢が伸びる。クロッカスSでは33秒台の脚を繰り出して勝っているものの、マイルで切れが問われる展開になった場合はどうか。早めの競馬で押し切るスタイルがベストと見ている。2歳時から大きく変わったところは無いが、薄っすらと肋骨が浮き、体つきはシャープに仕上がっている。
フォラブリューテ
牝3
[美]宮田厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | ブルーメンブラット 母父:アドマイヤベガ |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 442kg |
決して馬格に恵まれているタイプではないが、皮膚は薄く、良血馬らしい品の良さを感じさせる。いい意味でコンパクトにまとまっていて、全体に余分な肉が付いておらず、しなやかなフォルムで末脚が切れるタイプ。飛節は「曲飛」タイプでバネ感も十分。父エピファネイア譲りで、胴の長さ自体は窮屈でないため、バランスがいい。広い東京コースでの末脚比べは好材料だ。今回は右前蹄が接着装蹄になっており、中間ケアが施されてきたことが窺える。前走も毛艶の良さが目立っていたが、引き続き光沢があって、体調はかなり良く見える。
マテンロウオリオン
牡3
[栗]昆厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | パルテノン 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 4戦2勝[2-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 486kg |
全体に肉付きが良く、ガッシリとしたパワータイプの馬体。父ダイワメジャーと似ていて、さらに母父は筋肉量の豊富なキングカメハメハ。血統がストレートに馬体の造りに影響している。腹周りの造りもふっくらとして、腹袋は発達。本質的には底力勝負、パワー勝負のほうが合っている印象も、立ち姿は決して重たく映らないので、ある程度のスピード勝負なら対応可能。蹄には厚みが十分感じられるので、道悪になった場合は要注目。今回はとにかく馬体の張りが目立ち、毛艶もピカピカ。代謝の良さが伝わってくるほどで、抜群の仕上がりといって良さそうだ。
セリフォス
牡3
[栗]中内田厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | シーフロント 母父:Le Havre |
通算成績 | 4戦3勝[3-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 486kg |
バランスのいい骨格に父ダイワメジャー譲りの豊かな筋肉が付いている。2歳時から後躯のボリュームは目を引くモノがあったが、3歳馬となってよりパワフルになってきた印象。胴に程よいまとまりがあって、腹周りは後躯に向かって引き締まっている。ダイワメジャー産駒の中では、かなり末脚が切れるタイプ。19年の勝ち馬アドマイヤマーズと似たフォルムで、レース適性は高そうだ。今回は朝日杯FS以来、4ヶ月半ぶりの実戦。状態面が気になるところだが、休み明けでも薄っすらと肋骨が感じ取れ、特に太いとは感じない。毛艶は前走以上に光沢があって、体調も良さそう。いきなり好勝負できるはず。
キングエルメス
牡3
[栗]矢作厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | ステラリード 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 484kg |
父ロードカナロア譲りの筋肉量を備えつつ、素軽さが前面に出た馬体。前脚の繋ぎは長さがあって、跳びは綺麗なタイプ。スピードの出る良馬場でこそ真価を発揮しそう。飛節の折りが深い「曲飛」タイプで、後肢の回転力に優れ、バネが利く。安定した先行力に繋がると同時に、好位でタメを利かせれば鋭い脚を繰り出せそう。胴周りにもまとまりが感じられる。自在性がある点は大きなアドバンテージといえそうだ。過去との比較はできないものの、今回はとにかく毛艶の良さ、馬体の張りが目立つ。肋骨は薄っすらと浮き上がり、理想的なコンディションに整っている印象だ。
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クビさしは短めで、一完歩のストロークは速い。1200m戦で新馬勝ちを収めているように、比較的短距離志向が強いタイプ。父ジャスタウェイの特徴が馬体に表れており、骨格に対して背中は長め。瞬間的な切れ味よりも、長く脚を使う持続力勝負が向いている印象。NHKマイルカップは差し有利のレースではあるものの、この馬に関しては好位から早めに抜け出すようなスタイルが良さそう。後肢が長い馬であることを考慮しても、やや腰高な面が見られ、まだ背は伸びそう。桜花賞からガラッと変わった雰囲気こそないが、馬体は引き締まり、張りツヤもキープできている。