【オールカマー】先週も推奨馬がダブル好走!神戸新聞杯も診断
2022/9/20(火)
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オールカマー
神戸新聞杯
- 9/24(土)夕方発行
東京スポーツ(オールカマーの予想を掲載) - 9/25(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10R~12R)
ヴェルトライゼンデ
牡5
[栗]池江寿厩舎
父 | ドリームジャーニー |
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母 | マンデラ 母父:Acatenango |
通算成績 | 10戦3勝[3-4-1-2] |
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前走時馬体重 | 496kg |
父ドリームジャーニーとは異なり、筋肉量が豊富で骨格のサイズも大きい。馬体に厚みがあって、重厚感のあるフォルム。パワーを要するような馬場やコースも問題なく対応できる。33秒台の脚を繰り出したことは無いが、胴はまとまりのある造りで、やや背中は短め。決め手勝負でこそ良さが活きてくるタイプだ。休養前の立ち姿と比較して、キ甲がグンと伸びてシルエットのバランスがかなり良くなった。皮膚を薄く見せるほど筋肉の張りも感じられ、馬体はほぼ完成されたと見ていいだろう。休み明けでも緩みはそこまで感じられない。
ジェラルディーナ
牝4
[栗]斉藤崇厩舎
父 | モーリス |
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母 | ジェンティルドンナ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 14戦4勝[4-2-2-6] |
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前走時馬体重 | 458kg |
父モーリスよりも母ジェンティルドンナの影響が強く出ており、牝馬らしいしなやかなフォルムの持ち主。ディープインパクト産駒のようなシルエットで、長躯短背、飛節の角度も緩やかにカーブ、バネ感がある。見た目にも末脚が切れそうな、瞬発力タイプの馬体だ。胴周りは窮屈に見せず、外回りコースでも十分にやれていい。距離は1ハロン長い感じがあるものの、タメが利けば。繋ぎが長く、蹄はやや薄い。高速決着に実績があり、良馬場がベスト。日当たりの関係で毛艶は前回のほうが良く見せているが、依然として後肢の下腿部には血管が浮き上がり、いいコンディションをキープできている。
ソーヴァリアント
牡4
[美]大竹厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | ソーマジック 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 9戦4勝[4-2-1-2] |
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前走時馬体重 | 508kg |
胴周りをゆったりと見せる体型で、筋肉質でありながら立ち姿は素軽さ十分。胸の縦幅があって、心臓や肺が収まっている部分が大きく、心肺機能の高さが窺える。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、ストライドが綺麗に伸びる。四肢の回転力にも優れ、決め手勝負も苦にしない。総合力の高いタイプと見ていいだろう。3歳春の写真と比較して、体つきにメリハリが出た。筋肉の輪郭がよりハッキリと浮き上がっていることが分かる。10か月ぶりの実戦で多少なりとも良化の余地はありそうだが、長期休養明けの1週前とすればまずまずのデキ。
テーオーロイヤル
牡4
[栗]岡田厩舎
父 | リオンディーズ |
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母 | メイショウオウヒ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 10戦5勝[5-0-2-3] |
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前走時馬体重 | 460kg |
骨格全体のバランスに対して、脚がかなり長い。腹周りもスッキリと見せていて、ムダ肉が少ない。典型的なステイヤー体型だ。筋肉質な父リオンディーズではなく、しなやかで切れる脚が武器だった母父マンハッタンカフェが強く出ている。飛節は緩やかにカーブして、バネが利く造り。長躯短背のフォルムで前後の連動性にも優れ、上質な瞬発力を秘める。一線級相手の2200mは若干距離が短いかもしれないが、心肺機能は高く、タフな流れになれば。休み明けでも仕上がりやすい馬で、今回も肋骨が浮き上がっていてシャープに引き締まっている。毛艶も光沢があって体調面に不安なし。
ロバートソンキー
牡5
[美]林厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | トウカイメガミ 母父:サンデーサイレンス |
通算成績 | 10戦4勝[4-1-2-3] |
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前走時馬体重 | 480kg |
水準以上の馬格がありながら、筋肉の質感がなだらかで、柔軟性に富んでいる。胴周りは窮屈ではないものの、若い頃よりも馬体にボリューム感が出た分、前後のまとまり感は増してきた。現状は2000~2400mくらいがベストの距離といえるだろう。後肢にもバネ感があって、瞬発力勝負に向いているタイプ。いい意味での緩さがある馬ではあるが、体つきを見ると今後の成長余地も感じられる。数を使っていない分、5歳秋でも馬は非常に若い。1週前の段階ではもう少し絞りこめそうな印象も、下腿部には血管が浮いていて、筋肉の張りはまずまず。
デアリングタクト
牝5
[栗]杉山厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | デアリングバード 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 10戦5勝[5-1-3-1] |
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前走時馬体重 | 480kg |
父エピファネイアの因子が感じられる胴長のフォルムでありながら、四肢をスラっと見せて、バランスがいい。三冠を達成した3歳時より肉付きが良くなって、パワフルな馬体に。キ甲も盛り上がって、骨格面も完成。能力的には現状がピークではないだろうか。体型的には持続力勝負でこそのタイプ。長く脚を使う展開、コースに向いている。トモも横幅が広くてボリューム感たっぷり。今回で復帰3戦目となるが、腹周りをはじめとして体つきは今季で一番引き締まっている。宝塚記念以来の休み明けでも太め感は皆無で、筋肉の張り感も上々。
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牝馬の中では背をスラっと高く見せて、馬格に恵まれているタイプ。ただし筋肉の付き方はしなやかで柔軟性を感じさせる。余分な肉が付いておらず、背中が長めで、胴周りはゆったり。中長距離への適性を秘めていると同時に、持続力勝負にも向いている。当舞台で勝ち星があり、昨年のオールカマーも2着とコース適性は高い。目黒記念からの休み明けとなるが、フォルムはスッキリと引き締まっていて、太め感はない。良化余地を残しつつも、筋肉の張りは上々で、秋初戦をいい状態で迎えることができそう。