【毎日王冠】伝統のG2に豪華メンバーが集結!京都大賞典の馬体診断も掲載!
2022/10/7(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
毎日王冠
京都大賞典
- 10/8(土)夕方発行
東京スポーツ(毎日王冠の予想を掲載) - 10/8(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R) - 10/9(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
サリオス
牡5
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | サロミナ 母父:Lomitas |
通算成績 | 13戦4勝[4-2-2-5] |
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前走時馬体重 | 528kg |
骨量が豊かで肉付きが良く、迫力のある立ち姿。背中は窮屈に見せず、持続力を秘める。大型馬特有の緩さはありつつも、徐々に体つきにメリハリが出て、完成度は増してきている。今回は1800m戦で1ハロンの距離延長となるが、3歳時とフォルムは大きく変わっておらず、対応は可能。若干肋骨が感じ取れるものの、-22キロでの出走だった安田記念時よりも、少しボリューム感がある。ただこの馬単体のデキで太い感じはしないので、多少体重が増えていても問題は無さそう。毛艶に光沢があって、体調そのものもいい。
ダノンザキッド
牡4
[栗]安田隆厩舎
父 | ジャスタウェイ |
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母 | エピックラヴ 母父:Dansili |
通算成績 | 10戦3勝[3-0-3-4] |
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前走時馬体重 | 526kg |
父ジャスタウェイ似のゆったりとした胴周りで、長く良い脚を繰り出せる、持続力に優れた体型。ホープフルSの勝ち馬ではあるものの、跳びが大きいため本質的には広いコースのほうが合っている。成長と共にボリューム感が増して、マイラー質になってきているものの、本来は中距離志向の強いタイプ。1800mなら速い時計勝負でも十分にやれていい。前走時と同様に、肋骨が薄っすらと浮いているシャープな馬体で、1週前時点で理想的なボディコンディション。筋肉の張り感は前回以上。2歳時以降、勝利から遠ざかっているものの、状態は上向いている。
ノースブリッジ
牡4
[美]奥村武厩舎
父 | モーリス |
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母 | アメージングムーン 母父:アドマイヤムーン |
通算成績 | 9戦5勝[5-0-1-3] |
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前走時馬体重 | 492kg |
骨格・筋肉量共に水準以上の迫力ある馬体。父モーリスよりも筋肉の質感は柔軟で、繋ぎが長いため跳びも大きい。背中周りにも伸びがあって、ノビノビと走ることができる広いコースがベスト。一見すると距離は延びて良さそうな印象も、飛節の折りはややカーブ系の「曲飛」で、その分回転力がある。筋肉量も考慮して、2000m前後が合っている距離と見て問題ないだろう。今回が初の立ち写真で前走との比較こそできないが、毛艶は光沢があり、代謝の良さが伝わってくる。3ヶ月半ほど間隔は開いたものの、さほど太め感もない。
ポタジェ
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ジンジャーパンチ 母父:Awesome Again |
通算成績 | 16戦6勝[6-4-2-4] |
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前走時馬体重 | 464kg |
筋肉量が豊富で、全体にガッシリとした馬体。上がり33秒台の末脚をマークしたこともあるが、どちらかといえばパワー型。上がりを要して、押し切るような競馬・レース展開のほうが向いている。極端なスローではなく、ある程度ペースが流れればチャンスアリ。大阪杯の勝ち馬ではあるものの、体型的にはマイラー質が強く出ているので、1800mへの距離短縮は好材料。どちらかといえば叩き良化型の馬ではあるものの、休み明けでも太めは残っておらず、力は出せる態勢。ココを使えば筋肉の張りはさらに増してきそうだ。
レイパパレ
牝5
[栗]高野厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | シェルズレイ 母父:クロフネ |
通算成績 | 13戦6勝[6-2-1-4] |
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前走時馬体重 | 440kg |
肩関節の可動域が広くないタイプで、かなりピッチの速い走りをするのが特徴。スタートダッシュが速く安定した先行力を秘める。気性は前向きだが、馬体のフォルムは中距離馬。馬格はさほど大きくない馬なので、高速決着よりも多少、時計の掛かる条件のほうが相対的に向いている。ただし1800m戦であれば、ある程度対応はできそう。若い頃よりも胴周りに伸びが出て、優れた持続力も感じさせる。今回はヴィクトリアマイル以来の実戦となるが、シャープな仕上がりで太め感は皆無。また後肢の下腿部には血管が浮いて、春よりも筋肉の張りはいい。ひと夏越して、更なる成長が見られる点は好印象。
キングストンボーイ
牡4
[美]鹿戸雄厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | ダイワパッション 母父:フォーティナイナー |
通算成績 | 8戦2勝[2-2-0-4] |
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前走時馬体重 | 502kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった体型。胴自体も詰まり気味でまとまりがあり、鋭く切れる瞬発力を感じさせる。2400m戦の青葉賞で2着した実績があるものの、本質は1600~2000mがベストのフォルム。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、ストライドは綺麗に伸びるため、広い東京コースは一番合っている舞台といえそう。休み休み使われている馬で、ようやく骨格のバランスが整い、完成度が高まってきた。肋骨が感じ取れる理想的なボディコンディションで、毛艶もピカピカ。充実期を迎えている印象。
ジャスティンカフェ
牡4
[栗]安田翔厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | カジノブギ 母父:ワークフォース |
通算成績 | 10戦4勝[4-3-1-2] |
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前走時馬体重 | 490kg |
※最新の写真は22年エプソムC時
骨格全体のバランスに対して、やや背中は長め。父エピファネイアの因子をしっかりと受け継いでいる印象がある。後肢の飛節は緩やかにカーブしていて、バネ感が強く、筋肉の発達も目立つ。鋭い末脚を発揮できる、良質な瞬発力を秘める。トモは横幅が広く、キングマンボ系の母父ワークフォースの血も影響した造り。広い東京コースでの差し比べはこの馬にとって一番合っているはずだ。
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父ロードカナロアよりも全体にスッキリとした馬体。柔軟性があって重たいところがなく、中長距離で活躍している点も頷ける。シャープな体つきではあるものの、母父ガリレオ譲りの大きな腹袋も有していて、パワーも十分。蹄には厚みがあって、道悪もこなせそう。2000m以下の距離を使うのは3年ぶり。体型的には対応可能も、開幕週の高速決着になった時にどこまで。後肢の下腿部に血管が浮いており、休み明けでも筋肉の張りはいい。ただ、腹周りは元々の体型を差し引いても、少しふっくらと見せる。当日の気配も注意。