【桜花賞】牝馬クラシック開幕!2年連続で的中のイチオシ・特注馬は要注目!
2023/4/7(金)
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※イチオシ馬&特注馬は金曜日に公開します!
- 4/8(土)夕方発行
東京スポーツ(桜花賞の予想を掲載) - 4/9(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山11~12R)
キタウイング
牝3
[美]小島茂厩舎
父 | ダノンバラード |
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母 | キタノリツメイ 母父:アイルハヴアナザー |
通算成績 | 6戦3勝[3-0-0-3] |
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前走時馬体重 | 432kg |
骨格のバランスに対して背中が短い、胴詰まりのフォルム。腹側のラインが後躯に向かって引き締まっており、馬体の伸縮性に長けている。飛節は緩やかにカーブしていて、後肢はバネが利く造り。瞬発力勝負が得意なタイプだ。繋ぎは立ち気味で荒れた馬場、水分を含んだ馬場も苦にしない。今回はチューリップ賞に続き、栗東滞在で調整。冬毛はすっかり抜けて毛艶が良くなり、トモの張りも増してきた印象。前走からの上積みを感じられる好仕上がり。
コナコースト
牝3
[栗]清水久厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | コナブリュワーズ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 3戦1勝[1-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 458kg |
比較的肉付きがいい体型で、立ち姿に力強さがある。パワフルな馬体でも筋肉の質感は柔軟性があって、関節の可動域は広い。背中には程よく伸びがあって、レースでの走りを見ても長くいい脚を使う点が本馬の長所。前走はマイルのスピード勝負にも対応したが、本質的には中距離志向の強いタイプ。若干腰高な面が残っており、背はまだ伸びる余地がありそう。デビューから一戦ごとに体重は減っているが、細くは映らず、余分な部分が徐々に削げてきたと見ていいだろう。
シングザットソング
牝3
[栗]高野厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | ザガールインザットソング 母父:My Golden Song |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 436kg |
長躯短背で骨格のバランスが良く、伸縮性を感じさせるフォルム。歩様に柔軟性があり、筋肉の付き方もしなやか。胴体は窮屈な造りではなく、距離延長はむしろ好材料。肩関節の可動域も広く、直線が長い外回りコースは持ち前の末脚を存分に発揮できる舞台。皮膚を薄く見せていて馬っぷりの良さが目立ち、潜在能力は高い。中3週とレース間隔は詰まるが、馬体は減ることなくキープできている印象。後肢の下腿部には血管が浮き上がり、筋肉の張りはさらに良化している。
トーセンローリエ
牝3
[美]小笠厩舎
父 | サトノクラウン |
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母 | トーセンナチュラル 母父:メイショウサムソン |
通算成績 | 5戦3勝[3-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 426kg |
小柄な馬ではあるものの、肩周りや後肢など、付くべきところにはしっかりと筋肉が付いている。コンパクトにまとまっている分、仕上がりは早く、キ甲にも伸びが感じられる。骨格は3歳春の時点で比較的出来上がっている部類。やや立ち気味な肩のラインを見るに、距離はマイルが上限で、スピードを活かした競馬が合っている印象。腹周り、後肢には若干冬毛が残っているものの、肘周辺には光沢があって、徐々に毛艶が良くなっていることが分かる。大きな上積みはどうかも、力は出せそう。
ハーパー
牝3
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | セレスタ 母父:Jump Start |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 466kg |
飛節はわずかにカーブしてバネが利く造り。トモにまだ良化の余地を残しているため、反応が速いタイプとはいえないが、エンジンが掛かってからは鋭い脚を繰り出せる。長躯短背のフォルムで胴周りは窮屈に見せず、腹周りをスッキリと見せていて、ムダ肉が少ない。中距離志向が強く、距離は延びて良さそうなタイプで、桜花賞よりもオークス向きのイメージ。1週前の時点で体つきは太め感なく引き締まっている。毛艶も良好、いい状態で出走できそう。
ペリファーニア
牝3
[美]鹿戸雄厩舎
父 | モーリス |
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母 | ケイティーズハート 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 2戦1勝[1-0-1-0] |
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前走時馬体重 | 496kg |
父がモーリスに替わったこともあり、半兄エフフォーリアよりも筋肉質でまとまりを感じさせるフォルム。大腿筋膜周辺が膨らみ、半腱半膜様筋も浮いて見え、後躯の肉付きがいい。兄は2000~2500mで活躍したが、本馬は1600mがベストのスピードタイプ。牝馬としては水準以上の馬格があり、高速決着にも対応はできそう。一方で、キ甲はまだ伸び切っておらず、骨格面に関しては成長の余地を感じる。毛色もあるが、毛艶は黒光りしていて体調は良さそう。筋肉の張りも上々で力は出せる。
ムーンプローブ
牝3
[栗]上村厩舎
父 | モーリス |
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母 | スマイリングムーン 母父:フジキセキ |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 464kg |
父譲りで筋肉量が多く、特にトモの容量は目を見張るモノがある。背中には一定の伸びがあり、持続力を活かす競馬が合っている。フィリーズRで控える競馬をして結果を出せたのは大きな収穫。肩のラインは立ち気味で、短距離志向が強め。マイル戦ではスピードが活きる、時計の速い馬場でこそのタイプで、当日の馬場傾向は要チェック。前走休み明けでもスッキリ仕上がっていたため、大きな変化は感じないものの、今回も馬体の張りツヤは良好。状態は高い水準でキープできている。
モズメイメイ
牝3
[栗]音無厩舎
父 | リアルインパクト |
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母 | インラグジュアリー 母父:Frankel |
通算成績 | 4戦3勝[3-0-1-0] |
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前走時馬体重 | 456kg |
やや脚が短いこともあって重心は低く、体重以上にどっしりとしたフォルム。後躯の横幅が広く、馬体全体の印象として、スピード型のイメージ。持ち前の速力を活かす形になれば、再度の好走も期待できる。本質的には短距離志向の強いタイプで、高速決着のほうが力は出せそう。デビューから4戦、同じ体重で出走しているように、コンディションの変動が少なくデキは安定している。前走時で見られた冬毛も抜けて、張り感は増してきた。勝って状態面は上向いている印象。
ライトクオンタム
牝3
[栗]武幸厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | イルミナント 母父:Quality Road |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 428kg |
コンパクトにまとまった、バランスのいいディープインパクト産駒。背中は短く、中間的な造りの飛節はバネ感十分で、追ってからの瞬発力は一級品。四肢には十分な長さがあってストライドは大きく、広いコースが合っている。馬格がさほど大きくないので、スローで馬群一団からの切れ味勝負になってほしいところ。キャリアは浅いが、馬体にはメリハリがあって完成度は決して低くない。休み明けでも1週前の時点でスッキリと仕上がり、態勢は整った。
リバティアイランド
牝3
[栗]中内田厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | ヤンキーローズ 母父:All American |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 462kg |
ムダ肉が少なくシャープに映った前走と比較すると、立ち姿はかなり逞しく映る。ただし太め残りといった雰囲気ではなく、筋肉量が増して、よりパワフルになってきた印象。特に後躯は成長著しく、大腿筋膜の発達が目立つ。骨格の完成度は高い部類だが、筋肉面に関しては更なる進化と捉えて良さそう。バランスのいい体型で、舞台を問わず力は出せる。地力を問われる阪神外回りはもちろん合っているコースだ。毛艶にも光沢があって、しっかり休みを取ってリフレッシュ。体調の良さが窺える。
ドゥアイズ
牝3
[栗]庄野厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | ローズマンブリッジ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 5戦1勝[1-3-1-0] |
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前走時馬体重 | 446kg |
胸前から肩周りの筋肉が発達していて、腹周りにはいい意味でのパワフルさがある。本質はパワー型と見ているが、阪神JF時の立ち姿と比較して、全体的にシャープなフォルムへと変化。体つきはかなり素軽さが感じられるようになってきた。トモの大腿筋膜も膨らみ、パンと張っている様子が伝わってくる。雨は苦にしないタイプで、時計が掛かる状況になればなお良い。デビューから体重はさほど変わっていないが、着実に成長している。クイーンCから少し間隔は開くものの、わずかに肋骨が浮いた理想的なボディコンディション。キッチリ仕上がっている。
ブトンドール
牝3
[栗]池添学厩舎
父 | ビッグアーサー |
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母 | プリンセスロック 母父:スウィフトカレント |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 494kg |
※最新の写真は23年フィリーズR
父ビッグアーサー譲りの筋肉質な馬体。肩周りの肉付きが良く、後躯の発達も目立つ。前脚は短めで、四肢の回転は速い。体型的にはスプリント色が強く、ベストの距離は1200m~1400m。ただし近年の桜花賞はスピード・パワーに優れたタイプが好走しやすく、馬場バイアスを活かせば距離は克服できそう。背中に伸縮性があって、溜めが利けば鋭い脚を繰り出せるタイプ。脚質には比較的自在性があるタイプで、流れに乗ったレース運びも可能。
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馬体全体に余分な肉が付いていない、細身な体型。サイズは小柄なものの、四肢に長さがあって骨格のバランスは整っている。胸の縦幅も十分にあり、心肺機能は高い。スピードよりもスタミナを活かした競馬が得意なタイプ。ハービンジャー産駒らしく背中にも伸びがあって、距離が延びて良さが出そう。1600mでの勝ち星はあるが、桜花賞よりもオークス向きの印象。今回は肋骨がハッキリと浮き上がっていて、この後輸送を控えていることを考慮しても、馬体のキープはカギになりそう。毛艶自体は光沢があり、体調は悪くない。