【オールカマー】先週も特注馬が人気薄で快勝!神戸新聞杯も有力馬の立ち写真を掲載!
2023/9/22(金)
※イチオシ馬&特注馬は金曜日に公開します!
オールカマー
神戸新聞杯
- 9/23(土)夕方発行
東京スポーツ(神戸新聞杯の予想を掲載) - 9/23(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12R)
ジェラルディーナ
牝5
[栗]斉藤崇厩舎
父 | モーリス |
---|---|
母 | ジェンティルドンナ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 20戦6勝[6-2-3-9] |
---|---|
前走時馬体重 | 466kg |
長躯短背で前後にまとまりのあるフォルム。肉付きが良く、数字以上に立ち姿はパワフル。筋肉の質感は柔軟で、後肢の飛節はカーブ。バネが利いて鋭い脚を繰り出せそうな構造だ。体が柔らかい分、ストライドが大きいので、上がりを要する競馬でも安定して走れている。繋ぎは長く本来は綺麗な馬場のほうが得意。春と比較して格段に毛艶が良くなっていて、立て直されて体調は上向き。休み明けの分、腹周りは少しふっくらと見せているが、秋初戦としては悪くない仕上がり。
ノースブリッジ
牡5
[美]奥村武厩舎
父 | モーリス |
---|---|
母 | アメージングムーン 母父:アドマイヤムーン |
通算成績 | 13戦6勝[6-0-1-6] |
---|---|
前走時馬体重 | 488kg |
モーリス産駒らしく、骨量・筋肉量が豊富。繋ぎはやや長く、クッションが利きそうな造りで柔軟性に富んでいる。跳びが大きいので、持続力を活かせる形がベスト。年齢を重ねるごとにボリュームアップして、胴詰まりのフォルムへと変化。中山芝2200mのAJCC勝ち馬ではあるが、本来体型的にはマイル寄りの距離が合っているイメージ。今回はレース間隔が開いた分、筋肉の張りや毛艶は春の立ち姿と比較して良化の余地を残している印象。ただし腹周りはスッキリとして、太め感はない。
マテンロウレオ
牡4
[栗]昆厩舎
父 | ハーツクライ |
---|---|
母 | サラトガヴィーナス 母父:ブライアンズタイム |
通算成績 | 13戦3勝[3-2-0-8] |
---|---|
前走時馬体重 | 482kg |
母父ブライアンズタイムの影響で腹袋は大きく、どっしりとしたフォルム。上がりが掛かるような、タフな展開が合っているイメージ。父ハーツクライ譲りで背中は長く、決め手比べよりも持続力勝負が得意なタイプ。上がりが速くなるとツラいタイプなので、中山芝2200mは悪くない舞台といえそう。距離もベストに近い。今回は右前蹄の内側に大きな補修痕がある。札幌記念出走時は無かったので、中間で蹄の状態が変化してきたのだろう。筋肉の張り具合は天皇賞(春)出走時と変わらず、血管が浮いていて張りがイイ。
ローシャムパーク
牡4
[美]田中博厩舎
父 | ハービンジャー |
---|---|
母 | レネットグルーヴ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 9戦5勝[5-2-1-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 500kg |
四肢をスラっと見せ、余分な肉が付いていないフォルムで中長距離適性は高い。胴周りにゆとりがあって跳びは大きく、持続力が問われる展開・舞台に向いている。跳びが大きいので、中山コースでも外回りなら力を余すことなく発揮できそう。3歳時は幼さが残っていたが、4歳になって体つきにメリハリが出てきた。キ甲も伸びて、骨格のバランスが良化している。筋肉面はまだ良化、成長しそう。腹周りはシャープで、1週前の時点で仕上がり良好。
タイトルホルダー
牡5
[美]栗田徹厩舎
父 | ドゥラメンテ |
---|---|
母 | メーヴェ 母父:Motivator |
通算成績 | 16戦7勝[7-2-0-7] |
---|---|
前走時馬体重 | 474kg |
胸の縦幅に深さがあり、心臓や肺など、心肺機能に関連する内臓が発達。母父モティヴェイターの影響で、腹袋は大きめ。クビ周りもパワフルで、力強さと重厚感のあるフォルム。キングマンボ系らしく、後躯の肉付きもいい。後肢の飛節は「曲飛」で回転の速いフットワークが特徴。消耗戦・持続力を問われるレースでは現役屈指の強さを誇る。銭型模様が浮き上がっているくらいで、見た目に代謝の良さが伝わってくる。馬体の張りも良好。競走中止後のレースでも、立ち姿は非常に見栄えがして、ダメージなどは一切感じられない。
ウインマリリン
牝6
[美]手塚厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
---|---|
母 | コスモチェーロ 母父:Fusaichi Pegasus |
通算成績 | 19戦6勝[6-2-1-10] |
---|---|
前走時馬体重 | 494kg |
胴伸びのある体型で、持続力勝負・消耗戦が得意なタイプ。21年のオールカマー勝ち馬で、中山芝2200mへの適性は既に証明済み。腹周りには程よい重厚感があり、スクリーンヒーロー産駒らしい力強さを感じさせる。右肘のこぶは近走の中でも小さく見える。暑い時期の撮影とあって、冬毛の伸びやすいこの馬としては、非常に毛艶がいい。伴って筋肉の張りもよく見せている。年齢的に大きな変化や上積みは感じられないものの、体調面はかなり良さそうだ。
※馬体フォーカス内の記事・写真・映像などに関して、一切の引用、無断複製、転載を禁じます。
骨格のバランスに対して、背中は長め。飛節の角度は真っ直ぐに伸びた「直飛」の造りで、跳びの大きな走りが特徴的。一瞬の切れ味よりも、長く脚を使う展開でこそ真価を発揮する。春はマイル路線を歩んで結果も出しているが、シャープなクビさしなどを見る限り、本質は中距離馬。軽い芝での好走が多く、秋開催の中山芝2200mはベスト条件といえそう。休み明けでもほとんどムダ肉が付いておらず、肋骨がわずかに浮いて見える。筋肉の張り感も上々で、いきなり力を出せるデキ。