【アメリカJCC】トリッキーな中山コースは馬体適性が重要!ダート王の登竜門・東海Sも写真掲載
2024/1/19(金)
※イチオシ馬&特注馬は1/19(金)に更新します!
アメリカJCC
東海S
- 1/20(土)夕方発行
東京スポーツ(AJCCの予想を掲載) - 1/20(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12R)
シルブロン
牡6
[美]稲垣厩舎
父 | トーセンジョーダン |
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母 | グレイシアブルー 母父:サンデーサイレンス |
通算成績 | 18戦4勝[4-2-2-10] |
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前走時馬体重 | 504kg |
長躯短背で、バランスの整ったフォルム。後肢の飛節は地面と垂直に伸びた「直飛」の造りで、仙骨の角度は傾斜した「斜尻」タイプの、長くいい脚を繰り出せる構造。やや腹袋は大きめ。父トーセンジョーダン、その父ジャングルポケットの特徴も馬体に表れている。脚は長いが、胴周りにはまとまりがあって、3000m級のレースは距離が長い印象を受ける。2200mへの短縮で変わり身があっても。前走との直接比較はできないが、冬場でも毛艶が良く、体調面に不安はない。筋肉の張りがさらに良化してくればなお良い。
チャックネイト
セ6
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ゴジップガール 母父:Dynaformer |
通算成績 | 14戦4勝[4-1-7-2] |
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前走時馬体重 | 478kg |
脚長で、クビさしもシャープな構造。胴はやや詰まっているが、後肢の飛節は「直飛」系の構造で、フットワークも大きい。中長距離で活躍している点も納得できる。跳びが大きいので、小回り中山への対応がどうかも、ゆったりと走ることができる外回りコースなら力は出せる。6歳馬でも休養が長かった分、馬は非常に若い。厳冬期のセン馬でも冬毛はさほど伸びておらず、新陳代謝・体調の良さが窺えるところ。腹周りもスッキリと引き締まっている。
ボッケリーニ
牡8
[栗]池江寿厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | ポップコーンジャズ 母父:ダンスインザダーク |
通算成績 | 28戦7勝[7-10-2-9] |
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前走時馬体重 | 474kg |
全兄ラブリーデイよりも全体にシャープで素軽い立ち姿。ひと回りコンパクトにまとまっている分、距離適性は兄よりも長め。器用な競馬ができる馬で、胸の縦幅も十分にあり、スタミナを秘めている。中山での勝利はないが、上がり勝負になりづらい舞台で、日経賞2年連続2着の実績があり、コース適性は高い。8歳馬でも筋肉量はしっかりとキープしており、馬体面での衰えは感じない。冬場に加えて、少し間隔が開いた分、前走比でやや緩くは見せるが、毛艶は上々。当週の追い切りと輸送で締まってくれば、力を出せる態勢に整うだろう。
モリアーナ
牝4
[美]武藤厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | ガルデルスリール 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 8戦3勝[3-0-1-4] |
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前走時馬体重 | 478kg |
筋肉質な馬体で、背中は短い。腹側のラインが後躯に向かって引き締まっており、父エピファネイアよりも母父ダイワメジャーの特徴が馬体に表れている。胴が詰まっている分、ピッチの利いた走りをする馬で、紫苑Sでは一瞬の決め手を活かして勝利。本質は1600m辺りが合っている体型のため、タメが利かせられる枠順がほしいところ。高速馬場は得意とするタイプ。秋華賞以来の休み明けで、若干腹周りは太く映るが、肌ツヤは悪くない。当週の追い切り、当日の気配にも注意したい1頭。
ラーグルフ
牡5
[美]宗像厩舎
父 | モーリス |
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母 | アバンドーネ 母父:ファルブラヴ |
通算成績 | 13戦5勝[5-1-1-6] |
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前走時馬体重 | 498kg |
筋肉量が豊富で全体にガッシリとしたフォルム。ファルブラヴの血が入っている分、本質的にはパワー型。ただし筋肉の質感は柔軟性があって、背中は短く前後の連動性に秀でている。溜めて末脚を伸ばす形でこそ、この馬の良さが活きるイメージ。中山芝2200mはセントライト記念で5着に敗れているが、走りの質からもコース適性は決して低くない。札幌記念以来の休み明け、また時季的なこともあって目一杯に絞り込まれている印象ではないが、トモの張りはまずまず。半腱半膜様筋のスジは昨年よりも浮いているくらいで、当週追いでグッと上向く可能性も。
マイネルウィルトス
牡8
[栗]宮厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | マイネボヌール 母父:ロージズインメイ |
通算成績 | 39戦5勝[5-11-7-16] |
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前走時馬体重 | 486kg |
母父ロージズインメイの特徴が表れたパワフルな体つき。蹄には厚みがあり、繋ぎの角度も立っている。不良馬場でも勝利を挙げているように、道悪馬場は得意なタイプ。スピードを要求される競馬に課題を残すため、時計の掛かる馬場になっているようであれば注目したい1頭。やや胴周りをゆったりと見せる体型で、一瞬の切れよりも長く脚を使う展開が合っている。外回りコースで持続力を引き出せれば。8歳馬でも毛艶、馬体の張りは良好で、近2走の好走が示すように状態は高いレベルで安定している。
ホウオウリアリティ
牡6
[美]高木登厩舎
父 | モーリス |
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母 | キョウエイトルース 母父:フジキセキ |
通算成績 | 29戦4勝[4-3-4-18] |
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前走時馬体重 | 482kg |
飛節がしっかりと伸びる構造・歩様で、全体のバランスに対して背中はやや長め。スパッと切れるイメージはない一方、ジリジリと長く脚を使う競馬が得意。腹袋はややふっくらと見せ、上がりの掛かる状況でこそ良さが出るタイプか。血統的にはマイル~2000mが合いそうな印象も、イイ意味での緩さがある分、距離適性は長めに出ている。少し掻き込むようなフットワークが特徴で、雨で水分を含んだ馬場にも対応可能。
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骨量・筋肉量が豊富なパワータイプ。繋ぎは立ち気味で、蹄にも厚みを感じさせる。今開催の中山芝コースは高速傾向が強いものの、降雨による道悪や最終週で馬場荒れが進んでいた場合は、脚元の構造がプラスに働きそう。2200mは少し距離が長いと感じるが、バランス自体は良好で柔軟性もある。立ち回りひとつ。前回の立ち写真と比較すると、馬体のメリハリがやや物足りない印象。毛艶は時季を考えれば悪くないが、筋肉の張りは良化の余地を感じさせる。