【フェブラリーS】真冬のダート王決定戦!連続好走中の特注馬は必見
2024/2/16(金)
※イチオシ馬&特注馬は2/16(金)に更新します!
- 2/17(土)夕方発行
東京スポーツ(フェブラリーSの予想を掲載) - 2/17(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京7~9R) - 2/18(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R)
ウィルソンテソーロ
牡5
[美]小手川厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | チェストケローズ 母父:Uncle Mo |
通算成績 | 14戦7勝[7-2-0-5] |
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前走時馬体重 | 482kg |
ガイアフォース
牡5
[栗]杉山厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | ナターレ 母父:クロフネ |
通算成績 | 12戦3勝[3-3-0-6] |
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前走時馬体重 | 500kg |
母ナターレは南関東S1・戸塚記念の勝ち馬。母の影響が馬体にも表れていて、蹄底には厚みがあり、繋ぎも立ち気味。ダート自体は苦にしない印象。飛節の角度は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、跳びの大きな走りが特徴。切れるイメージはないが、長くいい脚を繰り出せる。好位から流れ込む競馬が理想的か。1週前の時点でスッキリと引き締まっているが、ダートを走るのであれば後躯にもっとボリューム感が出てきてほしいところ。
シャマル
牡6
[栗]松下厩舎
父 | スマートファルコン |
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母 | ネイティヴコード 母父:アグネスデジタル |
通算成績 | 18戦8勝[8-2-2-6] |
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前走時馬体重 | 510kg |
※出走回避
胴詰まりの体型。飛節は「くの字」に曲がった、折りの深い「曲飛」の構造。前捌きが硬い馬で、その分ピッチの速い走りをする。重心は前傾していて、短距離志向が強い。繋ぎはクッションの利く造りで、パサパサのダートよりも脚抜きのいい馬場のほうが合っている。1400mがベストで、1600mは1ハロン長い印象も、スピードが活きる馬場状態なら。冬毛が伸びていて見栄えはしないが、休み明けを一叩きして腹周りは少しスッキリとしてきた。
シャンパンカラー
牡4
[美]田中剛厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | メモリアルライフ 母父:Reckless Abandon |
通算成績 | 6戦3勝[3-0-1-2] |
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前走時馬体重 | 504kg |
背中が短く、腹周りのラインは後躯に向かって引き締まっている。500キロ超の大型馬でも、筋肉の質感はしなやか。仙骨の角度が傾斜した「斜尻」で、飛節の折りが深い「曲飛」の構造。良質な瞬発力を秘めている。繋ぎは平均的な長さ、角度。ダートが全く合わないイメージではないものの、素軽い体つきを見る限りは、芝のほうが向いていそう。今回は安田記念以来の休み明けで、全体に良化の余地を残す。
セキフウ
牡5
[栗]武幸厩舎
父 | ヘニーヒューズ |
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母 | シヤボナ 母父:Kingmambo |
通算成績 | 22戦4勝[4-3-4-11] |
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前走時馬体重 | 488kg |
胴に伸びがあり、後肢は長めで、飛節は地面に対して垂直に伸びた「直飛」の構造。いい脚を長く繰り出せるため、広い東京コース自体は合っている。父ヘニーヒューズの身体的特徴を受け継いだ体型。素軽いタイプのため、脚抜きのいいダートのほうが合っている。冬場でも毛艶が良く、腹周りもスッキリと引き締まっている。後肢の下腿部には血管が浮いて、馬体の張りは昨年当レースに出走した時よりも良く見せている。
ドゥラエレーデ
牡4
[栗]池添学厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | マルケッサ 母父:オルフェーヴル |
通算成績 | 11戦2勝[2-2-2-5] |
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前走時馬体重 | 510kg |
クビは短めで太く、前駆の筋肉や腹袋の発達も目立つ。パワフルな体つきに加えて、繋ぎは立ち気味。芝G1馬だが、脚元はダート向き。ガッシリとした体型で、後躯にボリューム感があるため、1600mへの距離短縮は好材料と見ている。胸の縦幅は深く、心肺機能が高い。渋太い先行力を活かす形で粘り込みたいところ。昨年のセントライト記念時と比較して、筋肉の張り感が良化。よりたくましい馬体になってきた。太め感もなく、力を出せる仕上がり。
ペプチドナイル
牡6
[栗]武英厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | クイーンオリーブ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 19戦7勝[7-1-1-10] |
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前走時馬体重 | 534kg |
父系譲りの豊かなトモが目を引く。やや腰高に映るシルエットで、重心は前傾。安定したダッシュ→先行力に繋がっている印象。ガッシリとした馬ではあるものの、母父マンハッタンカフェ由来の柔軟性、また胴周りには伸びがあって、中距離以上を主戦場としている。マイル戦のスピードに対応できるかがカギ。持続力に長けたフォルムで、積極的な競馬で粘り込みを狙いたいところ。依然として馬体にボリューム感があり、筋肉の張りは前回の写真よりも良く見える。体調面に不安なし。
レッドルゼル
牡8
[栗]安田隆厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | フレンチノワール 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 26戦9勝[9-8-3-6] |
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前走時馬体重 | 490kg |
筋肉質で胴詰まりの体型。背中は短めで、前後の連動性に優れた瞬発力タイプ。四肢は短めで飛節の折りは深い「曲飛」の造り。本来は1200~1400mがベストで、1600mはラストの1ハロンをどう凌ぐかがポイント。8歳馬となり、さすがに若い頃と比較して筋肉の張り・ボリューム感には物足りなさを感じさせるものの、現状の馬体はキープできている印象。武蔵野S以来のレースでも太め感はなく、力を出せる態勢に整っている。
キングズソード
牡5
[栗]寺島厩舎
父 | シニスターミニスター |
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母 | キングスベリー 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 14戦7勝[7-1-1-5] |
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前走時馬体重 | 502kg |
筋肉質な馬体でありながら、長躯短背でバランスが良く、立ち姿は重たく見せない。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、本質的には中距離向きの体型。1600mはやや短い印象がある。クビさしから胸前にかけての発達が目立ち、前駆の掻き込みが強い。マイル戦ならば、乾いて力の要るダートのほうが合っていそうだ。皮膚を薄く見せるほど、筋肉の張りが良く、後肢の下腿部には血管が浮き上がっている。1週前の時点で態勢は整った。
カラテ
牡8
[栗]辻野厩舎
父 | トゥザグローリー |
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母 | レディーノパンチ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 38戦8勝[8-2-1-27] |
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前走時馬体重 | 540kg |
骨量・筋肉量が豊富なパワータイプ。母父フレンチデピュティの血が発現した構造で、繋ぎは立ち気味、蹄にも厚みを感じさせる。ダートは2歳時に2戦していずれも着外に敗れているが、当時は体幹が出来上がっていなかった。脚元の構造からは、十分に対応できそう。背中周りにまとまりがあって、溜めて切れるタイプ。休み明けのAJCCを一叩きして、筋肉の輪郭がグッと浮き上がってきた。8歳馬でも上積みはありそう。
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父似で胴周りに伸びを感じさせるフォルム。関節の可動域も広く、歩行時に飛節は綺麗に伸びる。肩の角度は傾斜しており、胸が深い。心肺機能は高そう。体型的には中距離向きの印象があり、マイル戦なら時計はある程度掛かったほうが良い。蹄底は厚みがあり、乾いた馬場のほうが良さそうな造り。骨格のバランスも良化して、完成度が高まってきた。真冬でも肌ツヤが良く、体調は高いレベルで安定している。