【NHKマイルC】昨年は本命・特注馬ダブル好走!ハイレベルな一戦で各馬の状態は要注目!
2024/5/3(金)
※イチオシ馬&特注馬は5/3(金)に更新します!
- 5/4(土)夕方発行
東京スポーツ(NHKマイルCの予想を掲載) - 5/4(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R) - 5/5(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R)
アスコリピチェーノ
牝3
[美]黒岩厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | アスコルティ 母父:Danehill Dancer |
通算成績 | 4戦3勝[3-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 478kg |
アレンジャー
牡3
[栗]昆厩舎
父 | リアルスティール |
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母 | キーウエスト 母父:ネオユニヴァース |
通算成績 | 9戦1勝[1-3-2-3] |
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前走時馬体重 | 460kg |
肩周りに丸みがあり、筋肉量が豊富。仙骨の角度が傾斜した「斜尻」の構造でも、大腿筋膜が発達して力強さは十分。後肢の下腿部には血管が浮いている。アーリントンCは好位追走から2着と好走したが、背中の短い伸縮性に優れたフォルムで、溜めて良さが出るタイプ。クビさしは太く、短距離志向の強いタイプ。体型的には1200~1400mがベストの印象。肋骨が薄っすらと感じ取れる理想的なボディコンディションで、毛艶も光沢があり、コンスタントに使っている中でも元気いっぱい。
イフェイオン
牝3
[栗]杉山佳厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | イチオクノホシ 母父:ゼンノロブロイ |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 472kg |
牝馬としては水準以上の馬格。トモのボリュームがあり、横幅が広く、大腿筋膜は膨らむように発達している。反発力を生み出せそうな繋ぎの構造で、高速決着への適性は高そう。父エピファネイア譲りで、背中はやや長め。スパッと切れるイメージではなく、長くいい脚を繰り出せる持続力が本馬の武器。好位から早めに動く形がベストか。桜花賞時よりも後肢の下腿部に血管がハッキリと浮いていて、馬体にメリハリが出てきた。状態は上向き。
ウォーターリヒト
牡3
[栗]河内厩舎
父 | ドレフォン |
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母 | ウォーターピオニー 母父:ヴィクトワールピサ |
通算成績 | 8戦1勝[1-1-3-3] |
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前走時馬体重 | 462kg |
背中が短く、胴が詰まった体型。骨格的にマイルはベストの距離で、2000mからの短縮は好材料。前後の連動性に優れているほか、斜尻で飛節も真っ直ぐに伸びた「直飛」寄りの構造をしており、溜めてこそ持ち味が活きる瞬発力タイプ。終い勝負に徹することができる、東京コースへの舞台替わりはプラス。冬毛がすっかり抜けて、毛艶はピカピカ。腹周りもスッキリと締まっている。休みなく使われているが、馬体から疲れは感じられない。
エコロブルーム
牡3
[美]加藤征厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | シュガーショック 母父:Candy Ride |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-1-0] |
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前走時馬体重 | 472kg |
※出走回避
骨格のサイズに対して肉付きの良い、パワフルな馬体。腹袋はふっくらと見せて、力強く重厚感がある。タフな流れも苦にせず対応することができそう。斜尻で後肢の飛節は緩やかにカーブした「曲飛」の構造。ピッチの速い走りが特徴的で、仕掛けてからの反応速度も素早い。胴詰まりのフォルムで前後の連動性にも長けており、好位から速い脚を繰り出せる点が本馬の長所。皮膚を薄く見せるように筋肉の張りは上々。いい状態でレースを迎えられそうだ。
キャプテンシー
牡3
[栗]松永幹厩舎
父 | モーリス |
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母 | アドマイヤリード 母父:ステイゴールド |
通算成績 | 6戦2勝[2-3-0-1] |
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前走時馬体重 | 468kg |
母アドマイヤリードは華奢に見せる馬だったが、本馬は父モーリスの特徴が出ていて筋肉質な馬体。太いクビさし、背中周りのラインは父と似ていて、肩周りの筋肉も発達している。総じてパワー型の印象があり、スピードの持続力を活かす形が合っていそう。下腿部に血管は浮いているが、後躯はまだ成長の余地を残す。腹周りはスッキリと引き締まっていて、太め感はない。
ゴンバデカーブース
牡3
[美]堀厩舎
父 | ブリックスアンドモルタル |
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母 | アッフィラート 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 460kg |
長躯短背で筋肉の質感はしなやか。飛節はカーブしてバネが利き、仙骨の角度は「斜尻」で瞬発力勝負に向いている印象。広い東京コース、末脚勝負になりやすいNHKマイルCへの適性は高い。やや重心の低いバランス的にも1600mはベストの距離といえそうだ。毛艶や筋肉の張りは良化の余地を残しているものの、馬体は重たく見せず、太め感はない。
ジャンタルマンタル
牡3
[栗]高野厩舎
父 | Palace Malice |
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母 | インディアマントゥアナ 母父:Wilburn |
通算成績 | 5戦3勝[3-1-1-0] |
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前走時馬体重 | 490kg |
ダート色の強い血統構成で、かなりパワフルな馬体。腹袋をふっくらと見せ、腹周りのラインは丸みが感じられる。背中は短く、筋肉の質感は柔軟。好位で溜めを利かせられる点が本馬の長所。体型的には1600mがベスト。パワーとスピードが本馬の武器で、高速決着は得意。前走がかなり良く見えたので、上積みまでは感じないが、張りツヤ抜群だった皐月賞時と大差ない状態をキープできている。
シュトラウス
牡3
[美]武井厩舎
父 | モーリス |
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母 | ブルーメンブラット 母父:アドマイヤベガ |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-1-2] |
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前走時馬体重 | 520kg |
骨量・筋肉量共に豊富な、迫力ある立ち姿。かなりの大型馬でもバランスは整っていて、馬っぷりの良さはメンバーでも上位。昨年暮れの立ち姿と比較して、全体に肉付きが良い。朝日杯FS時は10キロ体重を減らしていて、この形が本来の姿かも。ふっくらと見せているが、気性的には悪くない材料といえそう。前駆に対して、トモはまだ水っぽい感じが残っており、これから中身が詰まっていくはずだ。毛艶は良好で、体調面は悪くない。
ダノンマッキンリー
牡3
[栗]藤原英厩舎
父 | モーリス |
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母 | ホームカミングクイーン 母父:Holy Roman Emperor |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 468kg |
父モーリス譲りの筋肉質な馬体。骨格はさほど大きくないが、立ち姿は非常にパワフル。前駆、後躯共に肉付きが良く、特にトモは横幅が広くスピード能力の高さを感じさせる。朝日杯FS時よりもボリューム感が出て、約半年間でしっかりと成長。胴詰まりのフォルムで、溜めて終いを活かす形がベスト。短距離志向が強いタイプだが、現状の完成度なら折り合いひとつで1600mもこなせていい。薄っすらと肋骨が浮いて、筋肉の張りも上々。いい状態でレースを迎えられそう。
チャンネルトンネル
牡3
[栗]福永厩舎
父 | グレーターロンドン |
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母 | ギャルソンヌ 母父:Henrythenavigator |
通算成績 | 5戦1勝[1-1-1-2] |
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前走時馬体重 | 476kg |
腹袋をややふっくらと見せるボリューム感のある体型。背中周りにまとまりがあるため、本質的には切れ型も、上がりの掛かる展開になっても力は発揮できるタイプ。繋ぎは短く立っていて、蹄底にも厚みがある。道悪になった場合には注目したい1頭。現時点でもキ甲にはそれなりに伸びがあり、バランスは上々。成長余地を残しつつも、トモの張りは良く見せていて、下腿部には血管が浮き上がっている。毛艶も光沢があり、仕上がり良好。
ディスペランツァ
牡3
[栗]吉岡厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | ルパン2 母父:Medaglia d’Oro |
通算成績 | 6戦3勝[3-0-0-3] |
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前走時馬体重 | 514kg |
全体にシャープな体型の半兄ファントムシーフとは異なり、ボリューム感のある筋肉質な馬体。クビさしは太く、前駆の発達が目立つ。大型馬ではあるものの、背中は短く、前後の連動性に優れている。筋肉の質感も硬く映らず、近走のように溜めて終いを活かす形で馬体の特徴を引き出す。中2週のローテーションでも馬体減りはなく、筋肉の張りは上々。トモはまだ発達しそうな印象も、現状の力を発揮できる仕上がりといえそう。
ノーブルロジャー
牡3
[栗]吉岡厩舎
父 | Palace Malice |
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母 | Noble Ready 母父:More Than Ready |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 478kg |
胴詰まりでシルエットは正方形に近い、マイラー体型。1800m腹周りにボリューム感があり、父パレスマリスの特徴を受け継いでいる。伸縮性に優れ、速い脚を繰り出せるため、東京コースは問題なし。ただし、本質はパワー型のイメージで、多少時計を要する馬場のほうが力を発揮できそう。元の骨格もあるが、少し腰高に映るバランスで、背はこれから伸びてきそう。それでも下腿部に血管が浮いていて、張りは十分。力を発揮できそうだ。
ボンドガール
牝3
[美]手塚厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | コーステッド 母父:Tizway |
通算成績 | 3戦1勝[1-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 450kg |
皮膚を薄く見せる好馬体の持ち主。馬格はコンパクトにまとまっているが、肉付きは良く、高速決着も対応できそう。仙骨の角度は傾斜のキツめな「斜尻」ではあるものの、大腿筋膜は膨らむように発達しており、スピード能力は高い。飛節はカーブ系の「曲飛」でバネ感十分。後肢の構造から、溜めて末脚を引き出す形が合っていそう。腹周りはシャープで、肋骨がわずかに感じ取れる理想的な仕上がり。毛艶も光沢があって、体調の良さが窺える好仕上がり。
ロジリオン
牡3
[美]古賀慎厩舎
父 | リオンディーズ |
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母 | ビービーバーレル 母父:パイロ |
通算成績 | 6戦2勝[2-2-0-2] |
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前走時馬体重 | 488kg |
筋肉質でまとまりのある好馬体。たくましく見せるが、前後の連動性に優れ、良質な瞬発力を秘める。朝日杯FSを直線一気で制した父リオンディーズよりも更にパワフルで、短距離志向はやや強め。ただし、脚は十分な長さがあり、ストライドは大きい。広く末脚を活かせる東京コースはベストの舞台で、1600mへの距離延長も対応可能。
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前後にまとまりのある、バランスのいいフォルム。伸縮性に優れていて、後肢の飛節はバネ感があり、良質な瞬発力を秘めている。東京芝1600mへの適性は問題なし。2歳時よりも全体にボリューム感が出て、完成度が高まっている。繋ぎは平均的な長さで、角度は立ち気味。多少の馬場悪化にも対応はできそう。桜花賞の時点で太めなく仕上がっていたため、大きな変化は感じられないものの、ふっくらと見せて気配上々。