【天皇賞・秋】豪華メンバーが集結!菊花賞も7人気3着をズバリのイチオシ馬は要チェック!
2024/10/25(金)
※イチオシ馬&特注馬は10/25(金)に更新します!
- 10/26(土)夕方発行
東京スポーツ(天皇賞・秋の予想を掲載) - 10/26(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R) - 10/27(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R)
ジャスティンパレス
牡5
[栗]杉山厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 15戦5勝[5-2-2-6] |
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前走時馬体重 | 472kg |
父似で長躯短背のフォルム。筋肉の質感には柔軟性があり、後肢の飛節は真っ直ぐに伸びてストライドの大きな走りをするタイプ。ある程度広いコースのほうが向いている印象。昨年の天皇賞(秋)では高速決着に対応して2着に入っているものの、決して筋肉質な馬ではなく、本質的には中長距離向き。良化の余地を残しつつも、下腿部には血管が浮いて馬体の張りは上々。力を出せるコンディションに整っている。
ソールオリエンス
牡4
[美]手塚厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | スキア 母父:Motivator |
通算成績 | 10戦3勝[3-3-1-3] |
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前走時馬体重 | 460kg |
仙骨の角度が傾斜した「斜尻」の構造で、後肢の飛節は緩やかにカーブ。長躯短背で、筋肉の質感はしなやか。良質な瞬発力を秘めている。母父モティヴェイターの影響で重厚感を保ちつつも、全体に細身に映るタイプ。高速決着では速力の限界点がありそうな印象も、胸の深さや体力を消耗しづらい体型から、道悪になった場合には注目したい1頭。休み明けでも馬体はシャープに仕上がり、肌ツヤ良好。バランスが良化して、成長も感じさせる。
タスティエーラ
牡4
[美]堀厩舎
父 | サトノクラウン |
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母 | パルティトゥーラ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 9戦3勝[3-2-0-4] |
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前走時馬体重 | 488kg |
胴長・脚長のフォルム。瞬発力勝負よりも、長く脚を使う競馬が合っている。父サトノクラウン似で腹袋には重厚感がある。心肺機能も高く、中長距離適性が高い。スピード勝負が得意なタイプではないので、高速決着への対応がポイント。繋ぎは短く、道悪は苦にしない。雨が降った場合に注目したい。使いつつ良くなる面があるため、休み明けで筋肉の張りは良化余地を残すが、当週のひと追いでグッと締まってきそう。
ダノンベルーガ
牡5
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | コーステッド 母父:Tizway |
通算成績 | 11戦2勝[2-1-2-6] |
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前走時馬体重 | 498kg |
骨格のバランスに対して、背中が長い体型。持続力に優れた父ハーツクライ、血統内包しているトニービンの特徴が強く出ているので、広い東京コースはベストの舞台といえる。母方の影響か、腹袋は比較的ふっくらと見せ、非常にパワフル。その一方で、トモの容量は前躯に対してやや薄く映り、もう一段階のパワーアップが欲しいところ。日当たりの関係で毛艶は目立たないが、ボリューム感を保ちつつもわずかに肋骨が感じ取れ、仕上がりは悪くない。
ドウデュース
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ダストアンドダイヤモンズ 母父:Vindication |
通算成績 | 14戦6勝[6-1-1-6] |
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前走時馬体重 | 508kg |
筋肉量の多いパワフルな馬体。体型は胴長に見せる父とは似ておらず、前後に詰まったフォルムで、ピッチの速い走りが特徴的。一瞬の加速、瞬発力、コーナーでマクれる機動力が本馬の武器。脚の使いどころがカギになるが、広いコースでも脚の使いどころひとつ。パワーを秘めているため、高速決着、2000mの距離も問題はない。秋初戦で多少余裕残しの印象も、依然として筋肉の張りが良く見栄えする立ち姿。能力は十分に発揮できそう。
ノースブリッジ
牡6
[美]奥村武厩舎
父 | モーリス |
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母 | アメージングムーン 母父:アドマイヤムーン |
通算成績 | 18戦7勝[7-0-2-9] |
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前走時馬体重 | 502kg |
骨量・筋肉量が豊富。繋ぎはやや長く、クッションが利きそうな造りで柔軟性に富んでいる。跳びが大きく、持続力を活かせる形がベスト。ストライドを伸ばすことができる、広い東京コースへの適性は問題なし。胴詰まりのフォルムで腹袋はたくましい。スピード勝負より時計が掛かったほうが良さそうで、当日の馬場傾向はチェックしておきたい。毛艶は相変わらず光沢があり、皮膚も薄く見せていて充実期を迎えている印象。
ホウオウビスケッツ
牡4
[美]奥村武厩舎
父 | マインドユアビスケッツ |
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母 | ホウオウサブリナ 母父:ルーラーシップ |
通算成績 | 11戦4勝[4-2-2-3] |
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前走時馬体重 | 502kg |
父マインドユアビスケッツと骨格面はあまり似ておらず、本馬は前肢が長い。筋肉量が増えてきたため目立たなくなってきているが、背中には程よくゆとりのあるタイプ。後躯は充実していてボリューム感たっぷり。スピードの持続力を活かした競馬でこそ特長が活きてくる。東京芝2000mでもマイペースに持ち込めれば侮れない。毎日王冠を使って馬体はさらに引き締まってきた。中2週でも疲れは無さそうで、好仕上がり。
リバティアイランド
牝4
[栗]中内田厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | ヤンキーローズ 母父:All American |
通算成績 | 8戦5勝[5-2-1-0] |
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前走時馬体重 | 470kg |
筋肉量が非常に多い。2400mのオークスを制しており、能力の高さは疑う余地がないが、純粋な体型だけ見ると1600~2000mでスピードとパワーを活かした競馬が一番合っているイメージ。ドバイSCは時計の掛かる洋芝で良さが出なかった。高速決着の2000mなら適性上位の存在。パワフルな馬体でも腹周りはスッキリと引き締まっている。トモの半腱半膜様筋は昨秋と比較してまだ良化の余地を残すが、秋初戦としては上々の仕上がり。
リフレーミング
牡6
[栗]鮫島厩舎
父 | キングヘイロー |
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母 | ヒーリング 母父:バトルプラン |
通算成績 | 29戦6勝[6-6-5-12] |
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前走時馬体重 | 466kg |
※出走回避
クビさしから肩周りにかけての発達が目立ち、たくましい体つき。背中に長さがある分、腹周りはシャープに見せて、立ち姿は素軽い。仙骨の角度が傾斜した「斜尻」の構造で、飛節にもバネ感があり、レースでの瞬発力に繋がっている。前躯に対して後躯がやや薄く見える分、スタートの出脚は遅いタイプだが、エンジンが掛かってからの脚は安定感がある。相手は強くなるが、夏場に感じさせた張りツヤの良さをキープできていて、馬体は充実している。
レーベンスティール
牡4
[美]田中博厩舎
父 | リアルスティール |
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母 | トウカイライフ 母父:トウカイテイオー |
通算成績 | 10戦5勝[5-2-1-2] |
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前走時馬体重 | 484kg |
父リアルスティールよりもスッキリとしたフォルム。父の産駒は硬く映るタイプも多いが、本馬は母父トウカイテイオーの影響もあり、筋肉の質感に柔軟性を秘める。距離は2000~2400mまでこなせるイメージ。胴に伸びがあり跳びが大きい。持続力に優れていて、中山・東京のいずれでも好成績を残しているが、本質的には広いコースが合う。時計勝負も対応可能。4歳秋を迎えて馬体は本格化。かなり良く見せた前走のデキを高いレベルで維持。今回も好仕上がりで臨めそう。
ベラジオオペラ
牡4
[栗]上村厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | エアルーティーン 母父:ハービンジャー |
通算成績 | 9戦5勝[5-1-1-2] |
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前走時馬体重 | 518kg |
ロードカナロア似でトモの横幅が広い。3歳春の緩い印象は解消され、体つきにメリハリが出て完成の域に入ってきている。後躯の発達は目を惹くものがあり、下腿部から大腿筋膜にかけて血管が浮き、非常にパワフル。宝塚記念では道悪の中で3着と好走しているが、蹄が薄く繋ぎもクッションが利く造りで、本質は良馬場向き。立ち回りも上手で、スピード勝負になれば注目の1頭。休み明けでも余分な肉が付いておらず馬体は引き締まっている。いきなり能力全開か。
マテンロウスカイ
セ5
[栗]松永幹厩舎
父 | モーリス |
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母 | レッドラヴィータ 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 19戦5勝[5-4-4-6] |
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前走時馬体重 | 474kg |
父譲りでかなり筋肉量が多い。特に後躯のボリューム感は素晴らしく、横広で大腿筋膜の発達が目立つ。飛節は折りの深い「曲飛」タイプで、後肢の回転が速く、安定した先行力に繋がっている。軽快なスピードが本馬の武器ゆえ、高速決着への対応力は高そう。以前の立ち姿と比較しても、全体にパワフルな印象があり、本格化を迎えている。毎日王冠を使った効果か、半腱半膜様筋のスジはクッキリと浮き上がり、腹周りにも余分な肉が付いていない。良い状態で出走できそう。
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父似の筋肉質な馬体。まとまりのある体型で、タメを利かせて瞬発力を活かす形がベスト。常にメンバー上位の上がりを計時しているように、末脚には安定感がある。ピッチの利いた走りをする馬で瞬間的な反応に優れており、加速は速い。その分、仕掛けどころがポイントになるため、持続力勝負に対応できるかがカギ。夏場と比較して筋肉の張りはやや良化の余地を残すものの、薄っすらと肋骨が浮き、太め無く仕上がっている。