【マイルCS】国内トップマイラーが集結!昨年もズバリの特注穴馬は要チェック!
2024/11/15(金)
※イチオシ馬&特注馬は11/15(金)に更新します!
- 11/16(土)夕方発行
東京スポーツ(マイルCSの予想を掲載) - 11/16(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京7~10R)
ウインマーベル
牡5
[美]深山厩舎
父 | アイルハヴアナザー |
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母 | コスモマーベラス 母父:フジキセキ |
通算成績 | 24戦7勝[7-4-3-10] |
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前走時馬体重 | 476kg |
胴周りにまとまりがあり、ボリューム感を保ちつつ、柔軟性があって良質な決め手を秘めている。後肢の飛節は緩やかにカーブ。馬群を割るような競馬もできるタイプで、京都外回りコースへの適性は十分。今回は初の1600m戦も、1200mではややスピード不足の感があり、道中折り合って運べれば対応できそう。繋ぎはやや立ち気味、本質的には時計を要する馬場は得意。大きな変化は感じられないが、引き続き馬体は引き締まっていて、力を出せるデキにある。
エルトンバローズ
牡4
[栗]杉山厩舎
父 | ディープブリランテ |
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母 | ショウナンカラット 母父:ブライアンズタイム |
通算成績 | 14戦4勝[4-3-2-5] |
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前走時馬体重 | 520kg |
筋肉量が豊富で胴詰まりの体型。母父ブライアンズタイムからの遺伝か、腹袋は大きく、持久力を秘めている印象。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造で、ストライドの大きな走りをする馬。昨年の当レースは僅差の4着で、長く脚を使える長所を活かしたい。前走に続き、毛艶に光沢があって体調面は高いレベルでキープ。後肢の下腿部にも血管が浮いていて、筋肉の張りも上々。
セリフォス
牡5
[栗]中内田厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | シーフロント 母父:Le Havre |
通算成績 | 15戦5勝[5-3-0-7] |
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前走時馬体重 | 498kg |
背中を短く見せ、かつ全体にシャープで素軽い、瞬発力タイプの馬体。大腿筋膜が発達していて、後躯は非常にパワフル。高速決着への対応力を感じさせる。2歳時から一線級で走っている馬で、大きな変化は見られないが、依然としてたくましい馬体をキープできている。富士Sを使った今回は筋肉の張り、毛艶共に申し分のない状態で、薄っすらと肋骨が浮く理想的なボディコンディションに仕上がっている。
ソウルラッシュ
牡6
[栗]池江寿厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | エターナルブーケ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 21戦7勝[7-3-2-9] |
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前走時馬体重 | 512kg |
年齢を重ねるごとに腹袋をふっくらと見せるようになり、胸前から肩周りの発達も目立つようになってきた。高速決着でも結果を出しているが、本質的にはパワー型で、消耗戦でこそ良さが出るイメージ。比較的時計を要しやすい、京都マイルは適した舞台といえそう。蹄にも厚みがあり、繋ぎは立っている。ひと雨降ればより有利に働くか。相変わらず馬体にはボリューム感があって衰えは感じさせない。今回も毛艶良好、力を出せる態勢に整っている。
ナミュール
牝5
[栗]高野厩舎
父 | ハービンジャー |
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母 | サンブルエミューズ 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 17戦5勝[5-4-2-6] |
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前走時馬体重 | 450kg |
胴詰まりのフォルムで、前後の連動性に優れた瞬発力タイプ。筋肉の隆起・輪郭がハッキリと浮いていて、コンパクトな馬格でも立ち姿は迫力十分に映る。高速決着よりも、本質的には時計が掛かったほうがいいタイプ。京都マイルは昨年も当レースで優れたパフォーマンスを見せた、適した舞台。ある程度の道悪も苦にしない。安田記念からの休み明けでも太め感なくでき上がっている。時季的に腹周りの毛艶は目立たないが、トモの張りは良く、好仕上がり。
バルサムノート
牡4
[栗]高野厩舎
父 | モーリス |
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母 | エピセアローム 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 14戦4勝[4-1-1-8] |
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前走時馬体重 | 504kg |
筋肉量が多く、前後にまとまった体型。3歳時と比較すると、馬体の中身が詰まってきた印象があり、伴って母エピセアロームと同様に、距離適性は短くなってきている。現状は1400mでこそスピードが活きてくるイメージも、かつては1800mでも勝利している馬で、うまく流れに乗れるかがポイント。直近の立ち姿との比較こそできないが、銭型模様が浮いて毛艶は抜群。後躯の半腱半膜様筋、下腿部には明瞭なスジ、血管が浮いて、馬体の張りは非常に良く見せている。
フィアスプライド
牝6
[美]国枝厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ストロベリーフェア 母父:Kingmambo |
通算成績 | 20戦5勝[5-2-2-11] |
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前走時馬体重 | 474kg |
体つきにボリューム感があり、腹袋は大きめで、パワー勝負もOKなタイプ。脚元はクセのない構造で、タフな展開、馬場不問で力を出せそう。仙骨の角度が傾斜した「斜尻」と、飛節の折りが深い「曲飛」を持ち合わせ、鋭い決め手を秘めている。本質的には溜めてこその馬。春の立ち姿と比較すると、冬毛が伸び始めている関係で、毛艶はあまり見栄えしない。それでも前哨戦を使い腹周りはスッキリと締まっていて、十分に力を発揮できそう。
ブレイディヴェーグ
牝4
[美]宮田厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | インナーアージ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 6戦4勝[4-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 472kg |
長躯短背でバランスのいいシルエット。キングマンボ系らしい筋肉量を備えながら、優れた柔軟性・瞬発力を秘めている。後肢の飛節も緩やかにカーブして、バネ感十分。ストライドの大きさと回転力が両立し、鋭い末脚に繋がっている印象。今回は初のマイル戦となるが、中距離志向の強いタイプが活躍しやすい京都なら問題なく対応できそうだ。右前蹄の補修痕は消えていて、蹄の状態は昨秋以上。馬体の張りや毛艶は上昇余地を残しているが、力を出せる状態にはある。
ジュンブロッサム
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ワールドエース |
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母 | エンプレスティアラ 母父:クロフネ |
通算成績 | 19戦5勝[5-6-1-7] |
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前走時馬体重 | 470kg |
長躯短背で伸縮性に優れた、バランスのいいフォルム。後肢は緩やかにカーブして、バネ感十分。水準以上の筋肉量を携えつつ、重たすぎない肉付きで、典型的な切れ味勝負に強いタイプだ。繋ぎは長さがあり、しなやかにクッションが利き、跳びが大きい。良馬場でこそ真価を発揮する馬で、渋った馬場は合わない。日当たりの関係もあるが、毛艶は抜群。以前の立ち姿と比較すると、全体にメリハリが出て、充実期を迎えている印象。
オオバンブルマイ
牡4
[栗]吉村厩舎
父 | ディスクリートキャット |
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母 | ピンクガーベラ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 10戦4勝[4-0-2-4] |
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前走時馬体重 | 454kg |
※最新の写真は24年スプリンターズS
牡馬としてはコンパクトな馬体だが、付くべきところに筋肉が付いていて、皮膚を薄く見せる。まとまったフォルムで、前後の連動性に長けており、後肢の飛節も折りの深い「曲飛」の構造。ハイレベルなメンバー中でも指折りの鋭い末脚を秘めている。素軽い体つきで1600mへの距離延長は好材料。3歳時よりも馬体にメリハリが出て筋肉の輪郭がハッキリと浮いている。成長力も十分。
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背中が短く、胴詰まりの体型。前躯と後躯の連動性に優れており、瞬発力勝負が得意なバランス。骨格の小さい馬だが、成長と共にボリューム感が出てきて、馬体面は充実期を迎えている印象。小倉で重賞制覇を挙げているが、ワンターンの京都芝1600mはタメが利きそうで、悪くない舞台。前哨戦の富士Sをひと叩きした効果か、腹周りはシャープに引き締まっている。毛艶・筋肉の張りは上々。