【阪神ジュベナイルF】今年の2歳女王決定戦は京都!完成度・仕上がりを馬体でチェック!
2024/12/6(金)
※イチオシ馬&特注馬は12/6(金)に更新します!
- 12/7(土)夕方発行
東京スポーツ(阪神ジュベナイルFの予想を掲載) - 12/7(土)14:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12Rパドック解説) - 12/8(日)14:00頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12Rパドック解説)
ジャルディニエ
牝2
[栗]奥村豊厩舎
父 | アドマイヤマーズ |
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母 | ヘアキティー 母父:Wildcat Heir |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 454kg |
長躯短背でバランスのいい馬体。後肢の飛節は緩やかにカーブしていて、バネ感十分。胴に伸縮性があって、良質な瞬発力を秘めている。クビさしはシャープで素軽く、距離は2000m辺りまでは対応できそう。舞台はさほど選ばないタイプに思える。繋ぎはクッションが利きそうな柔軟性を感じるが、蹄底に厚みがあり、荒れた馬場はこなせるか。やや腰高で、身長はまだ伸びそう。成長余地を残しつつも、筋肉の張りは上々で、太め感もない。力を出せる状態に仕上がっている。
ダンツエラン
牝2
[栗]本田厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | ミスチヴァスミスティ 母父:Into Mischief |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-1-0] |
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前走時馬体重 | 486kg |
全体のバランスに対して、やや胴周りを長く見せる体型。骨格面に関しては、父ロードカナロアよりも母方の血が色濃く出ている印象。飛節の折りが深い「曲飛」タイプでも、一完歩は比較的大きく、クビさしはシャープ。ある程度距離は延びても対応可能か。蹄底に厚みがあり、水分を含んだ馬場、荒れた馬場でも力を発揮できる。後躯の張りが良く、毛艶にも光沢があって体調の良さが窺えるところ。
テリオスララ
牝2
[美]田島俊厩舎
父 | シスキン |
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母 | シャンドランジュ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 496kg |
500キロ近い馬格があり、牝馬の中では大柄。父シスキンは体高がやや低いが、本馬は四肢に長さがある分、上背も低くない。胴周りにも伸びがあって、跳びの大きい、ゆったりとした走りをする辺りはきょうだいと似ていて、母父マンハッタンカフェの影響も感じられる。バランスは中距離馬のイメージも、1ハロンの短縮は十分に対応できそう。伸びしろを残しつつも、完成度は低くない。毛艶も黒光りしていて、代謝の良さが窺え、好仕上がり。
ビップデイジー
牝2
[栗]松下厩舎
父 | サトノダイヤモンド |
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母 | ローズベリル 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 438kg |
前後にまとまりのある、コンパクトな馬体。小柄でも後躯の容量は大きく、肉付きも悪くない。馬格のサイズ感は父母よりも、母の母モルガナイトに近い。胴が短い分、連動性に優れていて脚の回転が速く、瞬発力勝負に強い。関節の可動域が広く、飛節はカーブしている「曲飛」系の構造も、体を大きく使うことができるため、距離には融通が利きそう。筋肉の張りには良化の余地を残しているが、体つきは良い意味でふっくらと見せて、気配は悪くない。
ブラウンラチェット
牝2
[美]手塚厩舎
父 | キズナ |
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母 | フォエヴァーダーリング 母父:Congrats |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 440kg |
筋肉の付き方がしなやかで、柔軟性が伝わってくる立ち姿。筋肉・骨量が豊富な半兄フォーエバーヤングとは全く似ていない。兄はパワー型だが、本馬は細身で素軽い分、鋭い切れ・瞬発力を活かす競馬が合う。胴周りは窮屈に見せず、四肢にも十分な長さがあるため、距離は延びても問題ない。まだ腰高でアンバランスな面が残り、成長途上の感はあるものの、それでも重賞を制しているように能力は高い。現状の力を発揮できる状態にはありそう。
ミストレス
牝2
[栗]矢作厩舎
父 | キズナ |
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母 | チェロキーメイドン 母父:Distorted Humor |
通算成績 | 2戦1勝[1-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 496kg |
骨量・筋肉量が豊富で見た目にパワフルな馬体。仙骨は斜尻気味の角度ではあるものの、横幅が広く肉付きがいい。後肢の飛節は中間的な角度で、前肢にも長さがあり、ストライドが大きい。スピードの持続力を活かした戦法が合う。背中にまとまりがあって、逃げて良績を収めているが、溜めが利けば速い脚も繰り出せそうなバランス。後肢の下腿部には血管が浮き上がっていて、成長余地を残しつつも筋肉の張りは上々。
モズナナスター
牝2
[栗]矢作厩舎
父 | モズアスコット |
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母 | グランプリエンゼル 母父:アグネスデジタル |
通算成績 | 6戦1勝[1-3-1-1] |
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前走時馬体重 | 448kg |
前走時体重が448キロと水準からやや小柄な馬格だが、肩周りを中心とした前躯と、後躯の発達が目立つ。胴詰まりで筋肉質、クビが短い体型から、本質的には1200mが合う馬。今回は1600mへの距離延長がポイント。キ甲の伸びが感じられ、馬体にもメリハリがあり、現時点での完成度は横比較で高め。スピード勝負になれば侮れない1頭か。腹周りはスッキリと引き締まっていて、夏から数えて7戦目になるが、状態面に不安はない。
コートアリシアン
牝2
[美]伊藤大厩舎
父 | サートゥルナーリア |
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母 | コートシャルマン 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 2戦1勝[1-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 434kg |
ムダ肉が少なくシャープに引き締まった馬体。飛節の折りが深い「曲飛」の構造で、四肢の回転が速い走りをする。長躯短背で柔軟性を秘めており、素軽い体つきで、溜めて切れを活かす競馬が合う。まとまったバランスから1600mはベストの距離。新潟2歳S出走時よりも全体にメリハリが出てきた。皮膚を薄く見せて、筋肉の張りは明らかに良化している。完成度が高まってきており、仕上がりも前走以上。
リリーフィールド
牝2
[栗]小崎厩舎
父 | モズアスコット |
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母 | ハイリリー 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 428kg |
前肢が短く、前重心で腰高に映るフォルム。小柄でも筋肉量は豊富で、短距離志向が強い。繋ぎは短く立っていて、肩周りの筋肉は盛り上がるように発達している。デビュー戦をダートで挙げていいるように砂適性は高い。芝ならば高速決着よりも時計を要する、タフな馬場のほうが合いそうなイメージ。薄っすらと肋骨が浮いていて太め感はなく。後躯の半腱半膜様筋にはスジが浮き上がっていて馬体の張りがいい。
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四肢が短く、背中が詰まった体型。骨格はコンパクトにまとまっていて、馬格は小さいが肉付きは悪くない。脚元の繋ぎは立ち気味で、脚捌きはやや硬く、ピッチの速い走りをする馬。時計の掛かる馬場への対応力は高そう。成長余地を残しつつも、現時点でキ甲の伸びが感じられ、バランスは整っている。毛艶が良く、1週前の時点で薄っすらと肋骨が浮いて、理想的なボディコンディションに仕上がっている。